広報 桑原によるアクシスの仲間をインタビューするシリーズ。
前回に続いて、WEBユニットの制作チームを率いるリーダーに
パソコンやITとの出会いの原点やチーム作りについて話を聞きました。

システムエンジニア　辻本 明　
WEBユニット制作チームリーダーとして、大手飲料メーカーのキャンペーンサイトのコーディング、検証、修正から本サイトのリリースまでの一連を担当。幅広い知識と業務の早さから部署を超えて大きな信頼を得る自称Webクリエイター。

小学生の頃から慣れ親しんだ大好きなパソコンが、仕事に。
そんな辻本とITの出会いは思っていたよりもずっと早い。小学生でMac、中学生の時には独学でホームページを作り、高校生でアプリを作るほど、完全に趣味＝パソコンという少年時代を過ごした。ということは、そのまますんなりIT業界に？と思いがちだが、本人は「趣味と仕事は別物」と思い込んでいたそうだ。
高校卒業後は県外の大学に進学するも趣味に没頭し、大学を中退、鳥取に戻った。アルバイトを続けていたときに母親に勧められ「プログラミング講座」を受講し、そのインターン先として出会ったのがAxisだった。３ヶ月のインターン中に、今も社内で活用しているシステム開発に携わる機会があり、インターン終了の頃に、「社員になりませんか？」と声がかかった。

エンドユーザー目線のシステム開発にいつか、チャレンジしたい！
WEBの仕事が充実していることも感じながら、恒例の質問。「部署を変わることができたら、チャレンジしてみたい仕事は？」に対しては「ソリューション事業部」と答えが返ってきた。インターンを経てAxisに入社してからしばらくの間、辻本はソリューション事業部でシステム開発に従事していた。元々開発が好きという辻本は、ソリューション事業部のメンバーがシステム開発について話をしているのを聞くと、やっぱり開発がしたいと感じることが多いと言う。ただ、もし、今開発に行く機会があったとしたら、WEB制作で学んだUIの知識を活かしたいと自信に満ちた表情で話してくれた。「ユーザビリティ」に特化し、実際にシステムを使う人が使いやすく、効率的にミスを防げるようなシステム開発に挑戦してみたいそうだ。しかし、今はWEBの仕事が楽しいので、今の仕事を頑張りたいと笑顔で話してくれた。

都会が苦手な私の鳥取おススメポイント
県外の大学に進学し、半年ほど東京オフィスで勤務していたこともあり、鳥取に帰ってきて改めて、海の幸、山の幸、全てが揃っていて美味しいことを実感したという。電力に関しても地産地消が進んでいて、自給自足が可能な地域だと本当に感じているので、その点が鳥取のおススメポイントだそうだ。「新しいものがいつでも、すぐに手に入るというのは難しい部分もありますけどね（笑）」と言いながら、自分のペースで、自分の時間を楽しむことはできるところが好きだと話してくれた。

―最後に「REFRAIMING」と聞いて、入社後に価値観や物の見方が変わったと感じることを教えてください
辻本は、今年初めて新卒社員の「メンター」の1人として新卒教育にも携わった。それによって、自分自身の意識はかなり変わったと言う。
メンター活動を通して、自身のこれまでの「教える」が単純に指示するだけだったことに気づいた経験だった。仕事のやり方ではなく、考え方を伝え、新卒社員の心の支えになるのがメンターの役割と教わり、チームで働く上では、その基礎となるマインドを伝えることが必要だと日々の活動を通して実感したと言う。そこから、「必要な指示をする」＝「教える」スタンスが、相手の「考えを聞く」に変化した。なぜその仕事があるのか、相手の考えを聞いて一緒に考えるようになりチームメンバーとの関係性は明らかに変化した。今ではメンバーの成長が目に見えるようになり、リーダーとしての喜びや自信につながっている。また、WEBディレクターとの関係性にも変化があったという。「メンターをしながら成長させてもらったのは自分だった」と、この１年の大きな変化を振返った。

【編集後記】
ウェブサイトの運用などで辻本と仕事する機会は以前からあったが、ゆっくりと仕事について話を聞く機会は今回が初めて。その知識の豊かさと迅速な対応は社内でも耳にすることが多く、どんな話が聞けるのかと楽しみにしていた。様々な質問に飄々と答えるその言葉の奥に、日々の努力と探求心、そしてお客様目線で制作にあたる強い責任感に触れることができた。一企業や団体のWEB担当だった立場からするとそんな思いで一緒に仕事に携わってくれる制作さんとなら「楽しく仕事ができる」と思わせてくれたそんな時間だった。

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