1
/
5

なにをやっているのか

寝屋川市民たすけあいの会は約40年前に、ボランティア団体として設立されました。人と人とのつながりを大切にしながら市民の生活を助ける活動を続けています。  その活動の柱の一つに障がいのある方がこの地域で暮らしてくためにどのような支援が必要なのかを考えながら日々実践していく活動があります。利用者とスタッフが互いにたすけあい、成長していける場所であることを大事にしています。もともとボーダレス&エイジレスな私たちの活動。制度内・制度外のさまざまな活動を小さいながらも多様につながりながら行っています。  【人生を豊かにする!「たすけあい」の精神で始まった支援】 市民のボランティア団体から始まった「寝屋川市民たすけあいの会」。 「困っている人と手をたずさえる」その基本精神は発足から40年が過ぎても変わることはありません。施設では利用者さんを「メンバーさん」と呼びます。助ける側・助けられる側ではなく、ひとりひとりの人間として、スタッフとメンバーさんは共に笑い、時にはぶつかりあいながら家族のように和気あいあいと過ごしています。  「障害」とは社会の中での「関係性の障害」のことだと考えています。その障害を単に取り除くのではなく、一緒に考え、歩み、ときにぶつかりあいながら関係を紡いでいきたいと考えています。  小さな拠点の小さな取り組みを福祉制度を活用しながら、常識に囚われず活動をつくっていきます。その中で支援やサービスにつながりにくい人たちの支援を「集う」「暮らす」「遊ぶ」活動を行っています。 【世界でたった一人の「あなた」の存在から生まれる「新しい事」】  私たちの事業の柱のひとつに、たいへん障害の重いといわれる方の支援があります。利用者は重度の障がいがあり、言葉によるコミュニケーションはできないといわれます。生活のほぼ全ての場面でサポートを必要とします。でも、一緒に過ごす時間をたくさん共有する中でお互いの気持ちが通じ合う場面に出会えます。そして好きなこと、行きたい場所、やってみたいことをどんどん経験する中で、お互いに新たな自分と出会うことができます。「目新しい」ことが新しいのではなくお互いの関係と「自分らしさ」から新しいことが生まれてきます! 【すべては制度外からはじまる。制度は作るもの、活用するもの】 すべては人と人との出会いからはじまります。サービスの提供者と消費者ではなく、支援する側される側ではありません。出会いはきっかけでさまざまなかかわり方が詰まっています。そこから、制度のあるなしではなく、一緒に考えることからはじめてみたいと考えています。なので、制度はなければつくる、活用できるものは活用していきます。そうして、私たちのさまざまな活動メニューは生まれて、制度も生み出してきました。いまでも、支援の届かない、声を上げることが難しい方はたくさんおられます。そのことを強く意識しています。 【高次脳機能障害のリハビリ・日中活動支援】 寝屋川市民たすけあいの会の日中活動には高次脳機能障害の方を支援するユニットがあります。医療介護制度が変わる中で病院で受けることができるリハビリ期間がどんどん短くなっています。特に若年で脳に損傷をうけ後遺症により高次脳機能障害がある方のリハビリ施設は極端に少ないです。私たちは発達障害支援のツールを独自に改変し、精神保健福祉士を中心に、また理学療法士による理学療法を導入して独自にリハビリプログラムを開発し行っています。

なぜやるのか

「たすけあいの会」は、一人一人の人間が尊重され、差別のない社会を目ざし、市民自らの手による 寝屋川ボランティアビューロー(たすけあいホーム)を拠点として『人と人との交流の場づくりをめざします』『たすけあいのネットワークづくりをめざします』『市民による福祉のまちづくりをめざします』。 自らが参加し、かけがえのない一人一人との関係を尊重しあいながら、地域社会・社会を変革して生きたい。単なる理想で動くのではなく、身近な一つ一つの積み重ねを行っていきます

どうやっているのか

あなたも私たちとかかわることで、自分の人生を自分でデザインしてみませんか 「寝屋川市民たすけあいの会」は、スタッフの得意なことを生かして伸ばしてくれる職場です。できないことを無理にできるようにしようとは思いません。 自分が苦手なことは人にお願いしても構いません。代わりに自分が得意なことをどんどん伸ばしてください。 人に「苦手だ」って言うのは勇気がいるかもしれません。けれど、苦手と言えるのは素晴らしいことです。なぜって?ここのメンバーさんもそれが言えたら人に助けてもらえるし、新しい環境でいまを楽しく過ごせているからです。 自分がやりたいこと、やってみたいこと、また苦手なこともぜひ大きな声に出して言ってみてください。 「寝屋川市民たすけあいの会」には社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士や理学療法士など様々な職種のスタッフが自分の得意分野を活かして活躍しています。               職場の雰囲気はとてもアットホーム。スタッフのコミュニケーションを大切にしていて、定期的な会議だけでなく普段の何気ない会話の中でも色々な話を共有し、その中から新しいアイデアや意欲が生まれてきます。                                    「スタッフだから、こうあるべき」ではなく、それぞれの個性や考え方を尊重しあうことを大事にしている職場です。                                   福祉の仕事にはきついイメージや、問題を解決してあげるイメージがあるかもしれませんがそれは違います。「利用者」と一緒に楽しいことを見つける仕事です。              スタッフがリアルに楽しいと感じられたら、それはとてつもないパワーになります。 「寝屋川市民たすけあいの会」は、スタッフの得意なことを生かして伸ばしてくれる職場です。できないことを無理にできるようにしようとは思いません。 自分が苦手なことは人にお願いしても構いません。代わりに自分が得意なことをどんどん伸ばしてください。 人に「苦手だ」って言うのは勇気がいるかもしれません。けれど、苦手と言えるのは素晴らしいことです。なぜって?ここのメンバーさんもそれが言えたら人に助けてもらえるし、新しい環境でいまを楽しく過ごせているからです。 自分がやりたいこと、やってみたいこと、また苦手なこともぜひ大きな声に出して言ってみてください。