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【移住者インタビュー】映像を通して「この町に住みたい!」という人を増やしたい:中山 雄太さん

2019年8月に地域おこし協力隊として新富町へ移住した中山 雄太(なかやま ゆうた)さん。
熊本県出身の中山さんは、鹿児島の大学へ進学後、在学中に世界を旅したのがきっかけで、映像の魅力に引き込まれていきます。映像クリエイターとして地域に関わることを決意した中山さんに、新富町へ移住した経緯や今後の展開などを伺いました。


自分でもチャレンジできる場所がある

—なぜ、新富町へ移住しようと思ったのですか?

中山:映像クリエイターとしての経験はありませんが、映像に関わる仕事がしたいと考えていました。そこで、公募していた数カ所の自治体にお話を伺ったのですが、自分の思っている関わり方とのズレを感じていました。

そんなとき、こゆ財団の「世界一チャレンジしやすい町」というビジョンを聞いて、「素人の自分でもチャレンジできるんじゃないか」と思い、メールでエントリーしたのがきっかけです。

映像を作りたいという話をすると、「とりあえず、今度イベントがあるから撮影してみなよ」と、早速チャレンジする場を与えてもらいました。


※中山さんが撮影した、宮崎県新富町の特産品で初夏の収穫期に向けて成熟中のライチ。


もらったチャンスをとにかく全力で

—そこまで映像に関わる仕事がしたいと思うようになったきっかけは何ですか?

中山:世界を旅していた時に何気なく趣味で撮影・編集していた動画をSNSなどにアップしていたことがきっかけです。
その動画を観た知人から、

「私もその場所に行ってみたい」
「すごい! テレビ番組の映像みたい」

と、いうようなコメントをもらいました。
当時は自己満足の世界で映像を作っていたのですが、周りからそのようなコメントをいただき、映像の持つ力を改めて実感したんですよね。

それから、映像をやればやるほどもっといろんな人に観てもらいたいという想いが強くなっていきました。

—そんな映像の力を通して、どのような展開をしていきたいですか?

中山:私は、ただ映像を作るのではなく、そこにあるストーリーを最も大切にしています。そのストーリーが映像を観た人の心に響き、「新富町って魅力ある町だな」って思ってもらう。
もっと言うと「新富町に住みたい」と、1人でも移住者が増えると、私の存在意義が生まれるのかなと思います。

それが現実になるよう、今はただひたすら全力で突っ走り、地域の方も巻き込んでいける人間になれるよう頑張ります。

※中山さんはドローンも用いるなどして新富町の様々な光景を撮影しています。

地域で生きていくということ

—映像で移住者が増えることが実現するといいですね。地域との関係性はどうですか?

中山:地域で生活するからには、地元の方々とも交流を深めたいと思っているので、飲み会に誘われればたとえ忙しくても必ず行きます。地域の方々がみなさん優しくて、本当に楽しいんですよ!

おかげで、私を可愛がってくれる先輩方も増えてきましたし、このコンパクトなコミュニティーを自分なりに楽しんでいます。

※撮影で訪れた地域の方々と仲良くなり、伝統芸能の踊りに参加したことも。

原動力は生まれつきの負けん気

—今後は、どのようなことにチャレンジしたいですか?

中山:まずは映像クリエイターとして有名になりたい。世の中には超有名なクリエイターが多く存在しますが、その存在を知るたびに「僕はまだまだダメだ。負けたくない」と思います。

この負けん気を原動力に、映像チームを作り、世の中に映像をどんどん発信していきたいです。
また、映像以外にもカフェや居酒屋、キャンプ場にサウナなどやりたいことが盛りだくさんなので、失敗を恐れずどんどんチャレンジしていきます。

一般財団法人こゆ地域づくり推進機構では一緒に働く仲間を募集しています
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