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人の幸せはエミーとゼニーでできている!? 笑顔を計測して除菌液を出す不思議なディスペンサーが「こゆ野菜カフェ」で実証実験にチャレンジ中

★共にチャレンジする仲間を募集しています

世界一チャレンジしやすいまち、宮崎県新富町。
この町で、自分のやりたいことにチャレンジしてみませんか?

宮崎県新富町が2017年4月に設立した地域商社こゆ財団は、新富町でチャレンジを始める新たな仲間を募集しています。詳しくはこちらをご覧ください。

ここでは、私たちこゆ財団をはじめとして、いまどんな仲間がいるのか、町ではどんなチャレンジが起こっているのかを紹介しています。

今回は、「エミーウォッシュ」のチャレンジです!


「エミー」と「ゼニー」って何?

突然ですが、皆さんは「エミー」と「ゼニー」をご存知ですか?

世の中には、貨幣を通じて利益を最大化するために使われるおカネ(ゼニー)と、笑顔で人々をつないで感謝を最大化するおカネ(エミー)の2つの経済がある。この2つと、私たちはどのように向き合うのが幸福なのだろうかー

2015年にスタートした「人を幸せにするおカネ」(エミーとゼニー)の共同研究には、慶應大学大学院SDMの前野隆司教授、保井俊之教授、株式会社クウジットの末吉隆彦氏、株式会社URUUの江上広行氏らが関わっています。

ここで紹介する「エミーウォッシュ」は、その研究から生まれたスマートディスペンサーのこと。

「エミーウォッシュ」は、人が笑顔になると除菌液が出る仕組みになっていて、利用するたびに笑顔が貯金され(除菌液の売上の一部を利用)、感染症に苦しむ子供たちや女性にエミーウォッシュや除菌液が贈られるという仕組みになっています。


「エミーウォッシュ」でたくさんの笑顔を生み出しながら感染症を予防し、経済も動かそうという試み(エミーとゼニーの循環)になっているのです。

新型コロナウイルスの感染拡大が世界的に懸念されている今だからこそ、この試みはいっそう重要になっています。

全国初の実証実験に「こゆ野菜カフェ」がチャレンジ!

その「エミーウォッシュ」の実証実験が、実は宮崎県新富町で行われています!

2019年10月にマイネム株式会社の末吉さんから打診をいただいたこゆ財団では、その仕組みや実現したいビジョンにとても共感し、新富町商店街の「こゆ野菜カフェ」で実証実験をスタートしよう!と意気投合しました。

末吉さん、「エミーウォッシュ」伝道師であるエミーさんに新富町にお越しいただきディスペンサーを設置していただいたのですが、ちょうどこのとき商店街では年1回の「しんとみハロウィン」が開催中で、カフェにはかわいい仮装姿の子どもたちがワイワイと入ってきました。


当然ながら「エミーウォッシュ」は大活躍!

正式な実験開始前でしたが、たくさんの子どもたちの笑顔を計測し、シュシュッと除菌液を出していく「エミーウォッシュ 」に、子どもたちは大盛り上がり。中には小学校の先生もいらっしゃって、「これはおもしろい!学校の中でも使いたいですね」と大興奮でした。

あれから半年。「こゆ野菜カフェ」で計測したエミーの数は、1000を超えています!





「エミーウォッシュ」は新富町のほかに、東京・虎ノ門にある新虎小屋というコミュニティスペースにも設置されているのですが、エミーの数に大きな差はないようです。

これからもっとたくさんの地域に広げていく計画の「エミーウォッシュ」。どうかみなさん、お見知り置きくださいね!

一般財団法人こゆ地域づくり推進機構では一緒に働く仲間を募集しています
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