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ふるさと納税担当の挑戦。生産者の想いを伝える記事で生産者支援を

※こゆ財団 ふるさと納税推進専門官・野中 千尋


こゆ財団は、事業の1つとして新富町のふるさと納税納税を管理・運営しています。町の魅力を発信・創出しながら寄附を募り、返礼品としてさまざまな生産品を紹介しています。

生産者とつながって商品企画を担当する者、問合せや膨大な事務業務を担当する者など、ふるさと納税チームとして業務に取り組んでいますが、今年度は「生産者の想いを伝える」ことにフォーカスしています。このミッションに日々取り組んでいるのが、ふるさと納税推進専門官・野中です。

「言葉でどれだけ人の心を動かせるか」に挑戦

2020年4月にこゆ財団メンバーとなり、即座にこの役に就きました。手探りで進めながらも、この2ヶ月足らずで猛スピードで成長。その裏には、こんな想いを抱いていたようです。

地域の生産者さんの想いや、その方の持つストーリーを生き生きと、分かりやすく、深く、面白く伝える。そうすることでその方の、ひいては町のファンが増えるかもしれないので、力が入ります。自分の持つ言葉で出力しないといけませんから、伝え方の幅を広げるためにいろんな知識や情報を頭に入れることも頑張らないとなと思っています。

※生産者の元へ足を運び、直接想いに触れて得た感覚・情報を、野中の感性で記事に編み上げる。


自分の持てる力をフル稼働! 限界突破で企画に挑む

彼女のデビュー作とも言える取り組みがあります。

新型コロナウィルス感染拡大のあおりを受け、価格低迷、売上減少におちいった畜産農家を応援しようと立ち上げた期間限定企画です。

畜産農家さんの応援企画「GO!こゆ牛」の特集作成は、やることなすことまるごとチャレンジでした。なにせ言ってしまえばその農家さんたちの命が懸かっているわけですから…「食べたい!」と思ってもらえる書き方について考えたり、特集全体の見せ方を何度も改善したり。持てる能力をフル稼働している感じでした。今までの自分なら「まぁ、こんなものかな」と切り上げていたラインを越えなきゃいけないので、大変でしたけど腕がなりました。


※野中が生産者支援を目指して自分の限界を突破した「GO! こゆ牛特集」。記事はこちら

運営担当、クリエイティブ担当とミーティングを重ねながら、生産者と利用者に寄り添った記事づくり。それはふるさと納税を通して全国の多くの人々に届き、想定をはるかに超える反響となりました。


たまご特集に一心不乱。生産者への想いに続き、たまご愛も芽生える!?

新富町は畜産も盛んな町。ふるさと納税では、域内15の指定養鶏農家とともに毎日45トンの卵を生産する児湯養鶏農業協同組合の「児湯一番」を返礼品として採用しています。ふるさと納税限定でつくられた商品で、同組合生産総量の6%だけという、味や見た目も最高級の逸品です。

新型コロナ感染拡大の影響で外食産業の卵需要は減少、一方で学校の休校措置などにより家庭消費が増えることで小売業で需要が増加しましたが、今度は供給過多に移行して価格は徐々に低下…。そんな不安定な市場の影響も考慮して、『たまご特集』にも取り組みました。


※児湯養鶏農業協同組合 営業担当者に取材している様子

<ふるさとチョイス・新富町>
◎特集記事
「大きさ・おいしさ・栄養満点! 児湯養鶏自慢の『一番』たまごを堪能!」

◎ブログ記事
「おいしい!新鮮!のために、『一番』であること〜児湯養鶏①」
「一番こだわったからこそ、一番自信がある!〜児湯養鶏②」

生産者の細部にわたるこだわりを知り、営業担当者の商品に対する熱い思いに触れ…実際にたまごを味わった時、野中の感情は“たまご愛”へ到達! その愛情はバナー制作依頼や商品ビジュアルへ注ぎ込まれました。

出来上がったバナーを見て、「超かわいい!!」と大興奮!

これからも、想いを込めて。生産者の想いを全国へお届けします!

新富町出身の野中は、ふるさとで仕事ができていることをこう捉えています。

ふるさとである新富町は、私にとって自然体のまま本領発揮できる場所だと思っています。ホームが身近にない環境だと、慣れはしてもどこか落ち着かなくて…笑。編集力や文章力の向上という点でも研鑽を積みやすい環境です。

自然体で、想いは熱く。生産者支援のため全国に向けて発信を続ける野中をはじめ、こゆ財団メンバーそれぞれのチャレンジに間近で触れてみませんか? ただいまwebデザイナーさん、絶賛募集中です!

一般財団法人こゆ地域づくり推進機構では一緒に働く仲間を募集しています
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