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社員の声2

東北支社立ち上げの統括メンバーとして‐BBSecの印象や東北セキュリティ診断センターの今後の展望について‐

BBSecで働く社員たちへのインタビュー 。
実際に現場で活躍する人たちが日々の業務で感じていること、考えていることなどを語っています。

セキュリティサービス本部 診断サービス部
渡邉 響子

BBSecへの転職契機について

編集部:渡邉さんは中途入社でしたよね。BBSecに入社したいと思ったきっかけを聞かせていただけますか?

渡邉:秋田県移住希望者向けの転職フェア(以降:転職フェア)に参加したことがきっかけになりました。転職フェアに参加する前から、情報セキュリティに詳しい友人がいて、情報セキュリティやIT業界についての話を聞く機会が結構あり、漠然とした興味はありました。そんななか、転職フェアでBBSecの(現在の)情報セキュリティプロフェッショナルサービス本部の本部長と、人事部門担当の方にお話を伺い、情報セキュリティサービスのマーケットやBBSecに将来性を感じたことが決定打となりました。採用面接の際には、私が採用になるなら、東北セキュリティ診断センターのプロジェクトマネジメントの強化を図りたく、2021年9月の立ち上げをしてもらいたいと考えている、とのお話をいただきました。さらに、入社後に東北セキュリティ診断センターのメンバー統括をすることが決まりました。私のこれまでの経験を生かせますし、私が社会人として働きはじめてから成し遂げたかった、マネジメント業務をとおして実現したいことができそうなので、感激しております。

編集部員:なるほど。マネジメントの経験があるということですね。

渡邉:はい。私の経歴のなかでは、システムインテグレータの会社で、基幹系システムのユーザ様向けの導入支援をしていた期間が長く、プロジェクトリーダーを担当していました。主な業務は、ユーザ様向けのマニュアルや研修ツールの作成、基幹系システムのシナリオテストなどの内容で、並行してさまざまなプロジェクトの進捗や予算を管理していましたね。多忙でしたが、良い経験でしたし、東北セキュリティ診断センターでかなり生かせると思います。

BBSecで実際に働いて感じたこと

編集部:実際に働いてみて感じたBBSecの印象を教えてください。

渡邉:早々に活躍できる機会をもらえるのだなと思いました。入社して少ししてから、新人教育の講師を担当することになりました。入社して間もなかったので、お話をいただいたときは多少戸惑いましたが、先ほどお話しした前職での基幹系システムのマニュアルや研修ツール作成の経験だったり、新卒研修の運営に携わっていた経験だったりを生かせると考え、講師を担当させていただくことにしました。また、関係各所とのやりとりのなかで、業務効率向上の提案をしたところ、そこまでの時間を要さずに受け入れてくれるケースや、許可を得られるまでのプロセスが複雑ではないケースも結構あり、良い環境に身を置けていると感じました。前職までは、提案が採用されるまでに時間が掛かるケースだったり、全社的に決まっていて改善案を提案する余地がないケースだったりも少なくなかったので、なおさらだったのかもしれませんけれども。

編集部:業務をしてみて、これから力を入れていきたいことや今よりも良くしていきたいと思うことはありますか?

渡邉:新人採用をしたあとの研修体制や若手社員の育成のフォローですかね。新人研修の講師を担当して感じることのなかに、特に若手社員が入社してすぐに、緊張して、配属された部署に溶け込めるかどうか不安な方が多いのではないかというのがあります。私がそのあたりで潤滑油のような役割になれたらいいかなと思います。バックグラウンドや個性は人それぞれありますから、その方の感性や価値観、得意なこと、苦手なこと等に寄り添ったコミュニケーションをとって、少しでも早く職場に慣れ ていただけるように努めます。

今後のために勉強していること

編集部:実務に役立てるために勉強していることはありますか?

渡邉:法律関係の知識が増えれば、私の仕事の幅が増えると同時にBBSecに貢献できると思い、大学の法学部3年に編入学し、法律について勉強しています。今後は、情報セキュリティ関連の法律について専攻する予定です。学生時代に法律関係のゼミに所属していたこともあり、法律を勉強することに対するハードルは低かったですし、継続していけそうかな、と思っています。エンジニアの方は当然、技術的なところを担当して業務をされますが、私はエンジニアではありませんので技術的なところではない分野で活躍しなければなりません。もちろん、エンジニアの方が学ぶような技術的な知識も学んでいきたいとも考えています。

編集部:勉強をするための時間のやり繰りはうまくいっていますか?

渡邉:前職は拘束時間が長かったので、勉強時間を確保するのが難しかった記憶ですが、BBSecに入社してからは、残業が減り、退勤してから割と長めの時間を勉強に割けるようになったように思います。ありがたいことです。BBSecでは、資格を取得するための勉強や、業務に役立つ知識を身につけるための勉強を推奨しているので、勉強をするモチベーションも高く保つことができ、勉強はかなり捗っています。

東北セキュリティ診断センターでの展望

編集部:診断部のプロジェクトマネジメント業務に加えて東北セキュリティ診断センターの立ち上げメンバーであり、業務・予算管理を担当なさるとのことで、抱負をお願いします。

渡邉:さまざまな人の意見に耳を傾けて、全員が心地よい環境を作りたいです。メンバーの個性が尊重できて建設的な働き方ができる組織を目指せるような…。個性豊かな人材を適材適所に配置して、組織として成果を収めたいと考えています。個人がどういった仕事に意欲を持っているかということやどんなキャリアプランを持っているかという軸と、組織として利益を上げるという軸の両方のバランスをとってマネジメントをすることはとても難しいことですが、両立できるようになりたいです。昔は…と言うと語弊があるかもしれませんが、個性を殺してでも 会社のために尽くした人が昇進していって、それを部下にも求めて、お金をもらえて、めでたしめでたし、というような時代もあったように思います。でも最近はそうではなくて、個人の強みを伸ばせるような環境を作って、その人の成長や成し遂げたいことが会社の利益や成長と繋がっていることが尊いとされ、理想とされるような時代になってきているように思うからです。

編集部:さまざまな個性を受け入れてまとめ上げるというのは、なかなか骨が折れることのように思いますが…。

渡邉:さまざまな人の個性を理解できることが私の強みですし、個性に伴った能力を発揮してもらえることは、私の目標であり喜びでもあるのです。なので、苦には思いません。それに、これまでもさまざまな人と業務をしてきましたが、悪い意味でちょっと変わっているなというような印象を受けた方はいないですね。人見知りをするほうではないですし、“人間”が好きであるという、私の性質もあるかもしれませんが。15年ほど国際交流の団体に所属していたので、さまざまな国籍や年齢、考え方をお持ちの方々と交流をしてきたことも起因しているのかもしれません。これからマネジメントをするうえで生かしていきたいです。

編集部:東北セキュリティ診断センター設立の意義についてどう考えますか?

渡邉:東北セキュリティ診断センターの設立は、地元で頑張りたい方にとって有意義なことになりますし、BBSecとしては社会貢献にもなりますよね。秋田県には、理系の方が活躍できるような職場が少ないそうです。例えば、大学3~4年生の方や、第二新卒といった方のうち、本当は地元で就職して頑張りたいのだけれども、人材募集をしていないので、いずれは地元に戻ることも視野に入れて東京で就職する、というケースも結構あると聞いたことがあります。こういったケースを少しでも減らせるのではないかと。東北セキュリティ診断センターに多くの未来ある人材に入社していただきたいですし、将来有望な人材が能力を発揮できる環境を作っていきたいです。

渡邉 響子(わたなべ きょうこ)
多言語学習が趣味で、日本語、英語、中国語、ドイツ語、韓国語の5ケ国語でそれなりにコミュニケーション可能。韓国語は、好きな韓流アイドルとコミュニケーションをとりたいがため勉強。中国語も似たような理由で勉強を開始。最近は好きな力士と話したいがためにジョージア語の勉強を始めたとのこと。

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