眼鏡も、
靴も、
立ち姿も、
表情も。
自分をどう見せるのか。
万人受けする必要などない。
自分が、
「こう見せたい」
と思っている自分を、
そのまま「見てくれ」として
見せればいいのだ。
「見てくれ」は、重要な戦略なのだ。
「人は中身だ!」分かってるよ。
だけど、
その中身を、
初めて会った人に、
瞬時に理解してもらうことなどできない。
自分は何者なのか。
何を考えているのか。
どんな人間なのか。
そんなもの、
黙って立っているだけでは、
分かるはずがない。
だったら、
まずは相手に、
自分に興味を持ってもらう。
話をする、
きっかけをつくればいい。
初対面なんて、
瞬間勝負なのだ。
「その眼鏡、面白いですね」
「そのパンツ、ドカンみたいですね」
「その靴、身長5cmくらい盛ってますよね?」
「金髪かいいなあ、会社でヤバくないですか」
それでいい。
「いつもインパクト凄いですよね」
よし・・・刺さってきた。
「あれっ、そうですかね・・・」
ここから、
会話が始まる。
たった一つの眼鏡から、
たった一本のズボンから、
たった一足の靴から、
相手との距離が一気に縮まることがある。
そこで初めて、
自分の「中身」を見てもらう
チャンスが生まれる。
だから私は、
「見てくれ」を、
中身の反対側にあるものだとは思っていない。
むしろ、
「見てくれ」は、中身への入口なのだ。
派手でもいい。
変わっていてもいい。
格好つけてもいい。
万人に好かれる必要などない。
100人全員に、
「素敵ですね」
と言われる格好より、
たった一人から、
「なんですか、それ?」面白いじゃないか。
と言われる格好の方が、
その一言から何かが始まるかもしれない。
人は中身。
もちろん、そうだ。
だからこそ、
その中身を知ってもらうために、
私は「見てくれ」を使う。
自分をどう見せるかは、
自分で決めればいい。