人が足りない。
しかし、
退職者が続出して、
人が足りなくなっているわけではない。
会社が成長して、
仕事が増えているから、
人が足りないのだ。
だったら、
これは悪い話ではない。
むしろ、
人材不足は、会社が成長している証しでもある。
喜ばしいことなのだ。
ただし、
喜んでいるだけではダメだ。
今の仕事をこなすために、
慌てて人を採用する。
それだけでは、
いつまでたっても後手に回る。
今の成長に必要な人ではなく、
次の成長に必要な人を、先に採る。
そして、
育てる。
私は、
採用を単なる
「人件費の増加」だとは考えていない。
人材採用は、会社の未来に対する投資だ。
では、
どんな人が欲しいのか。
入社早々、
ガンガン売上をつくる営業担当。
次から次へと、
新しい企画を考える人。
もちろん、
そんな人が来てくれればありがたい。
しかし、
優秀な人間一人に、
仕事が集中する会社では困る。
「あの人にしかできない」
そんな仕事ばかり増えたら、
会社は大きくならない。
ノウハウを共有する。
人に教える。
仕事を仕組みにする。
そして、
次の人ができるようになったら、
自分はさらに、
その先の仕事へ進む。
人を育てることも、仕事なのだ。
だから、
採用する人を、
能力だけで決めたいとは思わない。
一緒に仕事をしていて、
気持ちのいい人。
物事を前向きに考えられる人。
そして、
人ときちんと
コミュニケーションを取れる人。
そんな人と、
私は仕事がしたい。
会社は、
一人でつくるものではない。
チームだからだ。
そして、
今いるスタッフにも、
忘れてほしくないことがある。
難しい仕事を任された時、
「自分には無理だ」
と思うのか。
それとも、
「これをやり遂げたら、自分は一段成長できる」
と思うのか。
仕事をしていれば、
必ず壁にぶつかる。
そこで、
「自分には無理だ」
と決めてしまえば、
そこが自分の限界になる。
でも、
「まだできる」
と思えば、
もう一歩先へ進める。
会社も、
人も同じなのだ。
仕事が増える。
人が足りなくなる。
だから、
新しい人を採る。
育てる。
任せる。
そして、
また次の仕事へ進む。
会社が成長すれば、
また人が足りなくなる。
だったら、
また採って、
また育てればいい。
そんな人材不足なら、
私はむしろ、喜ばしいと思う。