1人で自社のWebマーケティング!?リアルすぎる苦悩とやりがいをお話します!
こんにちは!
株式会社コムライズの経営戦略室でWeb広告やSNSの運用などをしている松井と申します!
今回は2020年に新卒として入社した私が、
会社の売上金額の約半分を動かすWebマーケティングに、たった一人で携わることになった経緯や苦悩、そしてやりがいなどを少しお話させていただきます。
これからWebマーケティングの仕事をやってみたい方や、
広告やSNSの運用に興味がある方の参考になりましたら幸いです!
《好きな食べ物はラーメンとグミ》
私は1998年1月、大阪で生まれ育ちました。
一般的な家庭ですくすく育ち、
今では身長188cmと少し目立つくらいすくすく育ちました。
高校時代は約2年半、名の知れた中華料理チェーン店でアルバイトをし、
土日は「コーテル!ソーハン!(訳:餃子!チャーハン!)」と、叫ぶ日々を送っておりました。
大学入学後、昔からディズニー映画やディズニーのテーマパークが大好きだった私は、大阪のとあるテーマパークで3年半ほど働くこととなります。
そこで松井は気づきました。
人を直接笑顔にすることは、素晴らしいことであり、
誰かのために動くとき、私は一番頑張れる。
ここが私のアナザースカイ。
と言えるくらい、私の考え方を変えてくれた場所です。
そして迎えた就活の時期、
私の就活の軸は、
「直接、誰かのためになる仕事」
「自分自身の市場価値を高めることができる環境」の2つでした。
なんと強欲なのでしょうか。
そんな2つを叶えられる企業なんかあるわけ・・・
ありました!
そこで出会ったのが現在のコムライズです。
《松井は憧れの名刺と社用携帯を手に入れた》
2020年4月1日、入社当日。
京都に舞う桜は三条駅近くを流れる高瀬川をピンク色に染め、
緊張と高揚感で赤らめた私の頬を隠してくれるように思えました。
小説風にしたかったですが、2行で飽きたので諦めます。
入社してすぐ始まった研修の日々、
覚えることが多すぎて、正直周りの同期についていくのがやっとでした。
研修は2週間、朝から晩までぶっ通しで行われ、その後すぐに実際のコンサル業務がスタート。
「え、はやっ。」と思いましたが、
これこそがベンチャーならではのスピード感だと改めて気づかされました。
私の最初の職種は転職エージェントと呼ばれるもので、
介護や医療の分野で仕事を探している方に、より良い形で就職活動のサポートをすることが仕事でした。
求職者の希望の条件を聞き、条件に合った求人をご紹介、面接にも同席したりして、
とにかくその方のために全力を尽くす仕事です。
入社から約半月、初めて転職支援が成功し、会社に貢献できた日は今でも忘れません。
《経営戦略室? なにそれ美味しいの?》
「うちの会社の広告運用をしてほしい。」
阪内社長にそう言われたのは、2021年の2月頃だったと思います。
就活の時から広告代理店などには少し興味があり、
自分自身のスキルアップにも繋がると思い、承諾しました。
そして2021年3月中頃、
経営戦略室の広告運用担当として異動することとなります。
主な業務としては、決められた月予算内で目標の登録数を獲得するというものです。
リスティング広告と呼ばれるGoogleやYahoo!に表示される広告、
Facebook(Instagram)などのSNS広告や求人掲載型の広告など種類は様々です。
それらの媒体の運用を、ほぼ全て1人で任されることになりました。
そうですね。プレッシャー以外の何物でもありません。
予算金額のイメージが付きにくいと思いますが、例えるとするなら・・・
宝くじでこの金額が当たったら、最低4カ月は当たった余韻に浸れるくらいの金額です。
あえてわかりにくく説明しましたが、
簡単に言うと月の売上金額の約半分とかです。
はい、まだ23歳の若造です。
広告関連の知識は皆無です。
素人です。未熟です。
そんな私にそれだけの金額を動かす権限がある。
これって結構すごいことなんじゃないかと、今更ながら思います。
《Webマーケって名前、かっこいいですよね。わかる。》
「僕、大人になったら企業のWebマーケティングをしたい!」
もし、自分に8歳の子どもがいて、
こんなこと言ってきた日には引き留めるかもしれません(笑)
たしかに「Webマーケティング」って、名前はめちゃくちゃかっこいいですよね。
周りの知人に「仕事何してるの?」って聞かれた時、
なんか誇らしい気持ちになりながら答えることができます。
でも皆さんの想像するWebマーケティングと、
実際の業務内容はちょっと違ったものだと思います。
まだ異動してから1年も経っていませんが、
この仕事は地道な努力や探求精神が無いとやっていけないと感じました。
「なんでAの広告はクリックされているのに、Bはダメなの!!Bの方が自信あったのに!!!」
こんなのしょっちゅうです。
ここで大事な考えは、
なんでAの広告はBの広告よりもクリックされているのか。
訴求内容に変わりがない、
ということはBの言い回しが伝わりにくかったのか…と原因を探ることです。
「私はBの広告が好きだから、Bは絶対残したい!!」
おそらくですが、このままではいい結果に繋がりません。
Webマーケティングには表示回数、クリック数、リーチ数など様々な数字が出てきます。
数字を元に市場を分析し、根拠を持って広告は作らないといけません。
そして広告を出すにはお金が必要です。
無料で広告を出すことができれば気は楽なのですが、そううまくはいきません。
会社の同期や先輩方が一生懸命稼いだ売上金を使うことになります。
正直、異動してから数カ月間は安眠できませんでした。
今でも大幅な予算変更をした日は不安で眠れない時もあります。
自社の広告を運用することは、それぐらい責任感の重い仕事だと思ってください。
《それでも私はこの仕事を続けたい》
最後に、この仕事のやりがいについてです。
これまでの文章では、
「Webマーケティングは責任感ある仕事すぎて辛い!絶対やらない方がいい!」
と言わんばかりの文章で大変失礼いたしました。
でも実際、
やりがいを感じる場面は結構あります。
新しい施策やクリエイティブがうまく成果に繋がったときや、
自分で調査して分析したことによって、有益な情報を手に入れたときなどなど!
でも一番のやりがいは、
前線で頑張ってくれている先輩方や同期の皆、
バックオフィスの先輩方からの「ありがとう」という言葉です。
先程お話しした「直接、誰かのためになる仕事」という、私の軸には反しているかもしれません。
ただその“誰か”を“会社の仲間”と考え、
仲間のために日々仕事をすることが、自分自身のやりがいと成長に繋がっているのだと思います。
マーケティングとは売上を出す流れを作り出し、より良い方向に改善していくことです。
周りの仲間がより良い成果を達成できるようにするため、
私はこれからもこの仕事を全力で続けたいと考えています。
私もまだまだ未熟ですが、Webマーケティングは本当に奥深い仕事だと感じています。
だからこそ少しでもこの仕事に興味を持っている方々には、
是非一度、挑戦していただきたいと思っています。
まずは発信してみてください。
「自分の好きなものをSNSを通して紹介する」
これをするだけでも絶対にWebマーケティングで役に立ちます。
自分が嫌にならない程度で続けられるものを見つけて、まずは発信する。
「どう発信したら、自分の好きなものをうまく伝えることができるか。」
そうやって考える。
試行錯誤をした時点で、もう立派なWebマーケターです。
誰にでもできる仕事ではないと思いますが、
誰にでも挑戦できる環境が現代にはあります。
やらないで後悔するよりも、やって後悔した方がいい。
恋愛における告白と一緒ですね。
最後までご覧いただき、
ありがとうございました!