1
/
5

インタラクティブ動画を知る、学ぶ、考える。第二回MILアカデミーを開催!

日々の技術は進化により、来たるは「5G」の世界。

通信環境が進化することにより、動画閲覧環境も大きく変わると言われています。MILが掲げる「インタラクティブ動画(触れる動画)」がより一層重要な役割を担うときが来ると感じています。

そこで、MILはインタラクティブ動画がどういうものなのかを知り、理解し、考えていただく場として、【MILアカデミー】を開催しています。

今回、MILアカデミー第二回目では、インタラクティブ動画の導入を検討している広告主様と、販売を考えている代理店様向けの勉強会を行いました。

◆「視聴で終わり、分析・改善までできない」という動画マーケの悩みを解決するのが‟MIL”

スピーカー:MIL株式会社 代表取締役CEO光岡

まずMIL代表取締役の光岡からオープニングスピーチとして、「MILについて」「MILの新機能」「インタラクティブ動画が今後広がる理由」の説明がありました。

※MILはSaaS型の動画プラットフォーム開発をしているため、制作部署は持っていません。動画ストーリー案、動画作成・編集、などは基本的にパートナー企業が担当しています。(ご相談をいただければMILがフロントに立つことは可能)

① MILについて
まず、動画マーケティングの現状として「IT化が遅れている」という課題があり、その課題の原因は「単純な動画視聴で終わる」「データ抽出ができず、分析ができない」「データを分析できないから改善ができない」ためと説明。

そのような中、MILは「新しい視聴体験をつくる」=インタラクティブ動画(触れる動画)を提唱し、課題解決に取り組んでいるとのこと。

光岡:MILを使うと簡単に動画にタグ付けができます。タグ付け=触れてもらう、という情報が溜まり、どこでどのように視聴者・ユーザーがアクションしているのかが数値として残ります。さらに、解析レポートを通して、1秒単位で動画離脱タイミングを追うことや、コンバージョン計測タグをクライアントサイトに埋め込むことでコンバージョンなどの数値を追うことなどができます。
「視聴者に対して動画内に導線をつくる」「視聴中のレポートをタイムリーに計測/分析する」「施策中の動画編集/次の提案において前回のレポートを活かす」、これを実施することで、動画マーケティング業界の課題解決に繋げています。

まさにMILのシステムを使うことで今までにない触れる動画、になるわけです。解析レポート画面では、1時間ごとに数値更新がされるため、リアルタイムで改善できる点もポイントになりそうです。

また、新しい機能として、1つの動画の中でタップでシーン切り替えができる「スイッチング動画」リリースを発表しました。1つの動画にも関わらず自分次第で何回もシーンを切り替えることができる、面白い機能です。2019年12月18日リリース予定です。

② インタラクティブ動画が今後広がる理由
「インタラクティブ動画」の検索数がここ2年ほどで大幅に増えており、「インタラクティブ動画」の検索ボリュームを調査したところ、2017年11月では月間検索数が390回だったところ、2019年10月では、およそ3倍の「1300回」という結果が出たと説明がありました。「インタラクティブ動画」は年々注目度が上がっているのです。
※Google広告のキーワードプラン調べ

光岡:ワードの検索ボリュームも増えていますが、ここ2年で約1400本のインタラクティブ動画案件を対応した際に、広告主からの依頼で「写真や動画を活用した分岐動画の導入の検討」が大幅に増えています。企業への広がりのみならず、Netflixがインタラクティブコンテンツ作品を積極的に取り入れており、一般ユーザーにとってもインタラクティブ動画がポピュラーになり始めています。

どの企業も動画施策では「視聴で終わり、分析・改善までできない」という悩みを持っているため、一度インタラクティブ動画を試すとまた使いたくなり、それが口コミとして広がるスパイラルも生まれています。

また、従来の動画は「もう書き出ししてしまった」「URLを差し替えないと」などの追加修正の手間がありますが、インタラクティブ動画は、一度システムに上げた動画の改善・修正もすぐに対応できPDCAを素早く回すことができるので、動画マーケの中でも大きな進化ポイントになります。

◆「動画を作って終わり」ではなく、そこから細かなPDCAを回すことが最終的に大きな成果に繋がる

スピーカー:MIL株式会社 セールスマネージャー一條

MILのセールスマネージャーとして日々様々な案件に対応している一条から、事例の紹介がありました。

本記事内では、具体的な企業名は伏せ、概要のみ紹介すると以下になります。

・TV番組のプロモーション施策では、4分強ある動画にもかかわらず、視聴完了率が20%超え、クリック率も25%と高い数値が出た
・俳優が展開するアパレルブランドのキャンペーン施策において、MIL提携アドネットワーク/DSP(MIL Ads)に配信したところ、タップクリック率が9.70%、視聴完了率15.35%という結果になった(インタラクティブでない場合、タップクリック率は0.20%、視聴完了率は9.96%)
・LPに通常動画とインタラクティブ動画を埋め込み、申し込み数の差を見る施策では、インタラクティブ動画での視聴レポートをもとにサムネイル、動画尺などを修正した結果、CV数が2倍以上に伸びた

これらの成功要因としては以下が考えられるとのこと。

・配信期間中でも数字がしっかりと把握でき、分析解析し、リアルタイムでクリエイティブ修正ができる
・クリエイティブのA/Bテストが行いやすく、最適化をはかれる
・MIL Adsが保有する広告枠上に対して、直接インタラクティブ動画を配信することで、広告動画でありながら強制視聴要素が少ない

やはり、「単純な動画視聴で終わる」「データ抽出ができず、分析ができない」「データを分析できないから改善ができない」という課題をダイレクトに解消できるために、成果に繋がっているのです。

◆様々なデータを開示することが、クライアントの高い満足に繋がる

スピーカー:
株式会社エイエイピー総合広告商社 プランナー 岡崎様
株式会社エイエイピー総合広告商社 ディレクター 大橋様

モデレーター:MIL株式会社 セールスマネージャー桑田

MILの販売パートナーのエイエイピー総合広告商社様が、インタラクティブ動画を販売する際のポイントとして「営業のポイント(提案イメージ)」「どのようなレポートをしているのか」などを説明。

◆株式会社エイエイピー総合広告商社(以下、AAP)
創業60余年にわたって蓄積してきた経験と実績を活かす一方で、一人ひとりの個性と人間力を活かし、常に新しいものにチャレンジし続けることで、マーケットニーズや時代にマッチした最適な広告を提案し、クライアントの課題解決の取り組む総合広告商社。

MIL(インタラクティブ動画)販売の経緯としては、社内で新たな動画提案方法をしたいと話が上がっていた際に、MILにたどり着き、社内で共有したところ、大きな反響があったからだそうです。

以下、やり取りの概要です。

【MILを販売する上でのポイントは?】
・MILの事例紹介をすることで、仕掛けの面白さ、レポート機能の良さに興味を持ってもらう
・動画のURLを変えずに中身を簡単に修正・変更できる点をアピールする
・動画ストーリー構成の大まかなチャートを作成して、具体的にイメージしていただく
・動画のどこで分岐させるのが最適か、ロジカルに提案する
【受注後、施策を進める上でのポイントは?】
・動画の反響やクライアントの希望に応じて動画を修正し、PDCAを回せる
・時には、動画を修正・変更するために追加撮影をすることもある
【施策終了後、どのような報告レポートを提出している?】
・分岐した各動画シーンの視聴回数・UU数・タップ数、視聴離脱箇所、設定した外部URLへの遷移数など、あらゆるデータを、クライアントのKPIに合わせてグラフィック化し報告している
・様々なデータを開示することで、クライアントの満足度も上がり、かつ、修正すべきポイントが明確になるのでリピートにも繋がる

分析・解析レポート機能をうまく活用し、クライアントに合わせて見せられるかが改めて重要だということがわかりました。


参加者のみなさまと懇親会も行い、さらなるMILの理解に繋げていただきました。

さらなる進化を続け、MILが動画マーケになくてはならない存在になるよう精進を続けてまいります。

今後もMILアカデミーを開催していく予定ですので、今後もご期待ください!

MIL株式会社では一緒に働く仲間を募集しています
9 いいね!
9 いいね!
同じタグの記事
今週のランキング
MIL株式会社からお誘い
この話題に共感したら、メンバーと話してみませんか?