はじめまして。
ICMで人事を担当している真島です。
ICMに興味を持っていただきありがとうございます!
こちらでは、ICMではどんな仲間が活躍しているのか、インタビューを通してご紹介します。
ICMの社員インタビュー1人目は、開発部開発課で、ICMの主力プロダクトMedicaLab(メディカラボ)を開発している、有賀(あるが)さんです!
有賀(あるが)さん
入社:2024年5月
出身:長野県
職種:開発
趣味:ゲーム、読書、PG開発
ちょっと自慢:一緒に飲みに行ってくれる人がたくさんいること!
-- ICMの入社前は、何をしていましたか?
有賀: 新卒で地元の総合病院に臨床工学技士として入職しました。病院で働くうちに、医療業界の負担を軽減できるような仕事がしたいという思いが強くなり、IT未経験ながらIT企業に転職し、物流・販売管理のシステムの開発をやっていました。
真島: 臨床工学技士ってどんな仕事ですか?
有賀: 僕の場合は、医療機器管理や透析業務が中心でした。院内の医療機器の保守・メンテナンス、導入時の選定や値段交渉、点検やパーツ交換などですね。特に透析装置の管理が中心で、RO水を作る機械の清浄化なども行っていました。
真島: 全然ITに触れてない!どこで、SEになろうと思ったんですか?
有賀: 元々、大学時代に情報工学の研究室に所属していたことがきっかけです。臨床工学技士は、工学の知識も必要で、工学部の授業も受けていたので、工学に興味を持ち、研究室も工学部の研究室を選択しました。そこで、統計に触れたり、仲間がプログラミングをしているのを見ていて、身近に感じていました。病院で仕事をはじめてから、毎日の記録業務など、アナログであるがゆえの高い業務負荷、医療業務ゆえのプレッシャーで、働く人たちが命を燃やしているような状況を目の当たりにし、患者さんを救う病院スタッフを誰も助けられていないと感じたんです。そこで、ITで医療現場を支援したいと強く思うようになりました。
真島: 病院からSE未経験でIT業界に転職してみていかがでしたか?
有賀: 転職前からプログラミングスクールには通っていたものの、転職当初は、ソースを読むことすら難しかったです。でも、入籍したばかりだったこともあり、家族を安心させるためにも「早く独り立ちして戦力にならなくては!」と思っていました。
真島: スキルはどのように身につけていったのですか?
有賀: プログラミングスクールは継続して通いながら、仕事では最初はとにかく参考画面を見ながら、同じように作りました。その中で意識したのは、「コピペをせずに写経の感覚で手を動かすこと」「コメントを書くこと」でした。何度もやっていると、次に何をしなくてはいけないのか分かってきて、自分なりの意思を持って作れるようになっていきました。
真島: システム開発エンジニアとしての基礎が実践を通して身について行ったのですね!
有賀: そうですね。実践しながら疑問に感じた仕様について先輩に質問・提案を繰り返していると、システムの構成・構造に対する解像度が上がり、他のシステムにも応用ができるようになっていきました。最終的には開発を中心に要件定義以外の工程を経験することができ、Web系システムのクラウドサーバー運用などの上流工程にも携わっていました。
-- ICMへの転職のきっかけは?
有賀: 病院を辞める時に、「ITで医療現場を支援したい」という思いがあったので、いずれは医療業界に戻るつもりでいました。エンジニアとして一通り経験が積めたタイミングで、たまたま病院時代の知り合いがICMにいて、話を聞きに行ったんです。そこで、ICMの事業内容や開発職を募集していることなど、色々と話を聞くことができました。
真島: 転職に不安はありませんでしたか?
有賀: 僕は長野に住んでいて、ICMはオフィスが東京にあるので、勤務地についての不安はありました。もう長野に家も建ててしまっていたので。でも、ICMの開発者は、僕の他にも首都圏以外に住んでいて、フルリモートで働いている人がすでに複数いて、リモートで働くことができる環境が整っていることが分かったので、安心しました。入社した後も、今の働き方には満足しています。
真島:MedicaLab(メディカラボ)の開発は、有賀さんが目指していた「ITで医療現場を支援したい」という思いを満たせていますか?
有賀: ユーザーとして体感できているわけではないですが、貢献できていると感じています。具体的な例で言うと、薬剤の併用禁忌のチェック機能は、薬剤師の心理的プレッシャーを軽減できていると感じます。僕が病院で働いている時も、自分が気が付けていないことで問題が起こってしまったらどうしよう、というプレッシャーが常にありました。薬剤の併用は、場合により患者の命に関わるものなので、システムを使って早い段階でチェックできるのは、心理的なストレスの軽減に大きく貢献するものだと感じています。また、服薬指導での自動文書作成機能も、業務負荷を減らしたり、文章の質を担保することで、業務を支援できていると思います!
-- ICMで開発する魅力は?
有賀: 一緒に働く人たちそれぞれに、「ユーザーや患者さんのために」の意識が強くあることだと思います。僕は、趣味でもプログラムを組んでいて、それを開発メンバーに共有すると、「面白い!MedicaLabで使ってみよう」と、とてもフットワークが軽いです。自分の勉強したことが会社や患者さんのためになるという実感を得ることができています。また、日頃の業務においても、メジャーバージョンアップなど、ユーザーに大きな影響があるものは綿密に計画され、スケジュール管理も徹底しています。一緒に働く人たちの意識が高く、危機感を持って取り組んでいると感じます。
真島: 2~3年後の有賀さんは、どうなっていそうですか?
有賀: 趣味でAIを触っているので、AIプロダクトを試しに作ってみる「やってみる係」「アイデアを形にする係」になりたいです。前職の経験も活かしてWeb化も進めたいですね。
-- ICMの開発に向いている人は?
有賀: 開発が好きな人、自分で物を作ることが好きな人、アイデアを形にしていくのが好きな人ですね。ICMにはそれを実現できる環境があると思っています!
真島:有賀さん、お話を聞かせていただきありがとうございました!
会社の飲み会では、いつも率先して場を盛り上げてくれる有賀さん。
働く仲間も、自分自身もフルリモートという難しい環境をものともせず、熱い想いで日々邁進してくれています。
ICMでの開発に、ご興味を持っていただけましたら、お気軽に「話を聞きに行きたい」でリアクションください。お待ちしています!