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「何があっても動じない」エディター渡辺のインタビュー

こんにちは!

株式会社ダダビ採用担当の高橋です!

本格的な夏を前に、蒸し暑い日が続いていますね。

久しぶりにスタッフへのインタビューを行いました!

前回に引き続き、エディターへのインタビューということで、特にエディターを志す方、映像編集に興味がある方にご覧いただきたい内容になっています。


インタビュアー高橋。


このインタビューでは、ダダビに所属する様々な職種のクリエイターに会社のことや仕事について、それからミッションとして掲げているリゾートについてお話ししていただきます。

第六回となる今回はエディター渡辺のインタビューをお送りいたします。


渡辺 幹太
1996年7月12日生まれ。26歳。
新潟県出身。
京都精華大学デザイン学部卒業後新卒でダダビへ入社。
大学ではアナログでイラストを制作していた。
映像は未経験だったが、ダダビのクリエイター募集に応募。
パソコンの使い方も分からない状態で入社し、入社後に映像について学んでいった。
SKOB所属。


ーダダビに入社を決めた理由は?

大学生の時はイラストレーターになろうと思っていて、本の表紙などをデザインしている会社に応募したりしていたんですが、お祈りメールしか返ってこなかったんですよね(笑)。

そのあとしばらく就活はせず、卒業制作が終わって、また探し始めた時にダダビを見つけて自分のイラスト集を送りました。

当時はまだダダビは今より人数も少なく、体制に少し余裕があったので、入社後一から教えてくれると言われて、ここしかないと思い、入社を決めました。


ー実際に入社して大変だったことを教えてください。

新人として入社して、手取り足取り教えてもらいたいっていう人だとかなり厳しい環境だと思います。僕みたいに未経験での入社がもちろんないわけではないですが、最初は特に自分で意欲的に編集というものに注力していきました。

向上心があって休みの日もパソコンを開くくらいの人が向いてるんじゃないでしょうか。

僕の場合は、同期の近藤と教え合いながら、刺激をもらっていました。

課題が出る日や仕事がある日もありましたが、そうじゃない日も会社に来て二人で学ぼうと、とにかくパソコンに向き合っていました。

でも今思えば、それが僕一人だったら無理でしたね。近藤は専門学校で映像を学んでいたので、僕にとっては先生が横にいるような感じでした。もちろん、会社の他のスタッフからも教わっていましたが、もっと気軽に、フレンドリーに聞ける存在だったんですよね。二人だったからこそ成長できたと思っています。

ー反対によかったことはありますか?

入ってすぐは目の前のことをやるので精一杯で、そこに楽しさを見出す暇もなかったですね。最初の一年はあっという間に過ぎていきました。

そういう意味では充実していたと思います。エディターという仕事にのめり込めた一年でした。

今、いいなと思うところは、やっぱり、ある程度自由がきくというところですかね。

あとこれは僕だけかもしれませんが、自分からフレンドリーに他のスタッフに話しかけにいくとみんな結構フレンドリーに相手してくれるのがいいですね(笑)。

ースタッフ同士は結構直接会う機会があると話しているイメージがありますね。

そうですね。イベントや集まりがたくさんある会社ではないですが、会うとたくさん話すんですよね。

みんなそれぞれの場所で働いていて、直接会う機会が少ないので、会うと話すことがたくさんあるのかもしれません。


ー編集という仕事について、具体的にどのようなところが楽しいですか?

編集という仕事自体は全部楽しいと思っているので、ここが特に楽しいみたいのはないですが、嬉しいことでいうと、一発目の提出が受け入れられた時ですかね。

結構監督によって違ってきますが、とりあえずエディターに一度任せてみるという時はやりがいを感じます。それで一回目の提出でいいねって言ってもらえるとやっぱり嬉しいですね。

コンテ(注1)通りに作らないといけないのはもちろんですが、それに加えて自分でもう1パターン作ってみるということをしています。

ーやっぱりみなさん何パターンか作るのは共通していますね。

時間がない時は難しいですが、やっぱり、編集していく中でこっちの方がいいんじゃないかと思うことって多分みんなあるんだと思います。そういう時に自分の案としてもう一つ提案してみたりという感じですね。

コンテを見るだけでは、監督の頭の中は分からない時の方が多いです。なので、こちらが新しく提案するものが、監督の中にあるプランの大事な部分を削ってしまっているということもあるんですよね。でも、それはそれで、ここにはこういう意図があったっていう理解が深まって納得できるので無意味にはならないんですよ。

あとは、演出がされた撮影素材を編集するのではなく、ほぼ0に近いものをとりあえず組んでみてほしいという時も、形になるとやっぱり達成感があります。

(注1)コンテ…絵コンテ。映像を作る際の撮影台本。カットごとにその画面構成、人物の動き、所要時間などを書き込んだもの。


ーエディターとして仕事していく上で心がけていることがあれば教えてください。

何があっても動じないということが結構大事だなと思っています。

お客さんを不安にさせてしまうというのが一番良くないと思っているので、やったことない作業や自分がわからないようなことを指示されても、整理して自分なりにトライしてみるようにしています。

作業を急かされたりする時も、その場ですぐ実力が変わることはないので、焦ったり、緊張したりしても仕方がないんですよね。もちろん編集スピードが早いことに越したことはないですが、それは自分の実力の範囲内でやるというか。


ー印象に残っている仕事を教えてください。

印象に残るというか、編集したなという実感がより濃いのはやっぱり現場編集(注2)の時かなと思います。

撮影している場所に行って、その場で編集するので、現場の雰囲気もわかるんですよね。もちろん、普通に素材をもらって編集する時よりさらに急かされることは多いんですけど、さっきも言ったように焦ったところで僕の実力がそこでグンと上がる訳ではないので、緊張せずに編集をしていきます。

現場って監督以外の照明部や撮影部が自分の編集した映像を見に来たりするので、いろんな人がいろんな面で映像を見ているのが面白いんですよね。

(注2)現場編集…撮影現場で撮影された素材をリアルタイムで取り込んですぐに編集すること。


ー現在、SKOB(スコビ)というチームに所属していますが、SKOBとはどういうものでしょうか?

少数精鋭で企画から納品までやるチームというイメージですかね。ダダビってクリエイター一人一人が基本個々で動くんですけど、SKOBはチームで動きます。プロダクションのように外部のクリエイターが関わる大きな制作チームではなく、ダダビのクリエイターのみで構成されているんです。個人ではなく、チームとして仕事を受けるという働き方ですね。

ーSKOBで実際に働いてみてどう感じていますか?

個人でもSKOBでも僕自身のやっていることは変わらないです。どんな作業でもデータは丁寧に出さないといけないですし、そこはあまり差はありません。

ただ、ダダビ内での作業なので、オンライン(注3)のスタッフや音のスタッフと気軽にコミュニケーションが取れる環境がSKOBの良いところだと思います。

(注3)オンライン…オンライン編集・本編集。 オフライン編集のデータを基に本編の加工やフォーマットなどを行う仕上げ作業。



おやつタイムの渡辺。


ー今後どのようなエディターになりたいと考えていますか?

初心を忘れず、成長し続けるエディターになりたいです。

仕事していく中で、良かったことも反省したことも全部吸収していきたいですね。なんでも吸収してしまう僕の体と同じように・・・。


ーダダビのミッションは、「ものづくりの輪でリゾートをつくる」ですが、渡辺さんにとっての「リゾート」とはどんな場所ですか?

体も心ものびのびとさせられる広い場所ですかね。

思い切り寝転がれる場所というか。

ダダビでリゾートを感じたことはありますか?

ダダビのオフィス・スタジオは体を広げられる広さがあるので、そう言う意味では僕的にはリゾートですね。

欲を言うともっと広くてもいいなと思います(笑)。


ー今後、ダダビでやってみたいことがあれば教えてください。

個人的にお風呂が好きなのと、リゾートが会社の目標なので銭湯経営を提案したいですね。


ーどういう人がダダビに向いていると思いますか?

何もせずにいると結果的に自分が苦しくなる仕事だと思うので、未経験でも自分から学ぼうという意欲がある人が向いていると思います。

主体性が大事だなと思いますね。意欲さえあれば編集は誰でもできる時代ですが、映像業界・CM業界は実力主義なところがあるのでその競争に挑んでいける人が向いてるんじゃないでしょうか。


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