2025年6月、年に一度のNazuna 入社式・社員総会が開催されました。今年で4回目となる本会は、「原点回帰」をテーマに、これまでの歩みを振り返りながら、改めて“なぜ私たちはこの組織で働くのか”という問いに向き合う一日となりました。
「笑顔からはじまる、コミュニケーション」
冒頭に登壇したのは、会長・大門。
今回の社員総会のテーマ「原点回帰」に込めた想いについて、次のように語りました。
「Nazunaはこの数年で、大きな成長を遂げてきました。施設数が増え、仲間も増え、組織として少しずつ形になってきた今こそ、“なぜこの会社を始めたのか”“何を大切にしているのか”という原点に立ち返るタイミングだと考えています。」
そしてこのイベントは、普段はなかなか顔を合わせることのない他店舗のスタッフや、各分野で支えてくださっているパートナーの皆さまが一堂に会する貴重な機会でもあります。
そうした一日を、どのように過ごすか。
会長は、自身がかつて“コミュニケーションのプロ”から聞いた印象的な言葉を紹介しました。
「しゃべりたくなる人は、笑顔の人」
「今日は、“話しかけたくなるような笑顔”で、仲間とたくさんコミュニケーションをとってください。この場が、“ただの総会”ではなく、“新しいつながり”や“次の挑戦”が芽生えるような、そんな特別な一日にしていきましょう。」
会長の言葉が会場を包み、総会はあたたかい雰囲気の中でスタートしました。
新たな仲間たちへ──入社式
入社式では、この1年間でNazunaに加わった19名の新入社員が、一人ひとり名前を呼ばれ、会長から直接内定証書が手渡されました。
新入社員代表として登壇したのは、2025年1月入社の櫻井さん。
「Nazunaを、もっともっと大きくしていきたい。お客様にも、仲間にも、心を込めた“おせっかい”が届けられるように頑張ります!」と力強く語りました。
Nazunaの「原点」を見直す
会長・大門より、「Nazunaがどこから来て、どこへ向かうのか」が語られました。
2015年、「株式会社Yumegurashi」という旅行会社から始まった挑戦。
2016年には、初の宿となる「京都茶の宿 七十七 二条邸」をオープン。
2018年には宿泊施設の運営会社に特化するため株式会社Nazunaを設立。
そして、大きな転機が訪れたのが2020年。
「おせっかい革命」という言葉が誕生しました。
当時、Nazunaはまだ5部屋ほどの小さな宿。
「おもてなしを徹底しよう」と、お客様一人ひとりのニーズを丁寧に聞き取り、そこに対応していこうと努力していました。
しかしある時、こう感じるようになります。
「これは日本のリピータービジネスを前提にした接客かもしれない。初めて来るインバウンドのお客様に、“本当のニーズ”を聞き出すことは簡単じゃないし、それを正確に満たすことも難しい。」
そんな壁に直面したときに芽生えたのが「こっちがやりたいことを一方的にやる」という発想でした。
「“お客様のために”という名のもとに、私たちが本当にやってあげたいことをやってみる。それがたとえ自己満足に見えたとしても、そこに“人の想い”がこもっていれば、きっと信頼や関係性につながる。
その答えが、“おせっかい”という言葉だったんです。」
この気づきは、お客様との関係性だけでなく、仲間との関係性にも大きな影響を与えました。
誰かが忙しそうなら声をかける。困っていそうなら手を貸す。必要かどうかより、“してあげたい”が先にある。そんなふうに、相手のために先回りして動こうとする姿勢が、Nazunaの文化として根付いていきました。
いまではこの姿勢が、お客様との関係にも、仲間同士の関係にも、そして取引先との関係にも通じていると実感しています。
Nazunaらしさとは、どんな立場の人に対しても、まずこちらから“してあげたい”と動けること。
その行動が、信頼やつながりを生む土台になっているのです。
分社化は、進化の合図
2024年4月、Nazunaは分社化を経て、新体制として踏み出しました。
代表・渡邊はこう語ります。
「私たちが目指すのは、“最高の組織”が生み出す、“最高のサービス”です。
お客様が“また来たい”と思う宿は、スタッフが“また働きたい”と思える組織からしか生まれません。
“おせっかい”は、どのホテルよりもお客様を満足させる――
そんな自負をもって、これからもみんなで“働き甲斐のある組織”をつくっていきましょう。」
半期MOP表彰 〜「攻め」のおせっかい〜
Nazunaが大切にしている文化のひとつ、「おせっかい表彰」。
その半期のMOP(Most Osekkai Player)が発表されました。
仲間・その他部門:大西さん
Nazunaで出会ったお客様と、友人となり、おこなったおせっかい
お客様部門:森田さん
一般的なホテルでは考えられない、仲直りのお手伝いおせっかい
仲間・その他部門:友野さん
取引先様へ、感謝とお客様の笑顔を届けるおせっかい
これらの行動は、すべて誰かのために「手間を惜しまない」姿勢から生まれています。
受賞者の皆さん、おめでとうございます!
「おせっかい」が、組織をつくる
Nazunaの魅力は、「人」そのものにあります。
いい仲間と働きたいから、会社をつくった
いい組織であり続けるために、成長し続ける
その原動力には、いつも“おせっかい”の精神があります。
今年の社員総会は、そんな原点に立ち返る時間となりました。
日々の忙しさの中で見失いそうになる“なぜこの仕事をするのか”を、改めて問い直し、仲間と共有する貴重な1日でした。
どの現場でも、どの立場でも、“人と人との関係性”を大切にする姿勢が、私たちの強みなのだと再認識できた時間でした。
来年は、どんな“おせっかい”が生まれ、どんな仲間が加わっているでしょうか。
1年に一度、全員が一堂に会するこの日が、これからも一人ひとりにとって原点に立ち返り、前へ進むきっかけとなりますように。