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大手IT企業でグローバルに活躍し、2度起業を経験したエンジニアが、RevCommにジョインした理由

こんにちは、RevComm(レブコム)広報担当です。今回は、当社のWeb設計および構築、採用、エンジニアリング全般を担っている瀬里(せり)のインタビューをお届けします。

瀬里は、旧ITフロンティアにエンジニアとして新卒入社。その後は、インフォシスでグローバル企業向けのコンサルティング、あずさ監査法人でシステム監査に従事。Web制作会社の起業、IoT会社のメディア本部長、ITコンサルティング会社の起業など、様々な経験を経て、2018年12月、RevCommにジョインしました。

そんな経験を持つ瀬里に、なぜRevCommにジョインしたのか、どのようなところが魅力的だったか、現在取り組んでいることなどを中心に、話を聞きました。

大学卒業後、大手IT企業でエンジニアとしての経験を積む

――これまでの社会人歴を教えてください

エンジニアとして、旧ITフロンティア(現:日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ)に新卒入社しました。学生時代は、東京外国語大学でアラビア語を勉強していたのですが、周りでも私と同様、エンジニアになった人は多かったです。語学だけではなかなか食べていけないので、また別の技術を身に付け活躍しようと思っている人は結構いましたね。

ITフロンティアでは、1年半ほど働いていたのですが、ちょっと自分とは考えの方向性が合わなくて…。「パッケージソフトの導入でもお客さんの言う通りなんでもカスタマイズするという日本のSIerのやり方はもしかしたら間違っているのではないか?もっとグローバルな視点で仕事してみたい」という気持ちが芽生え、転職を考えました。私は英語もエンジニアもどちらもできるので、色々な企業にお声がけ頂いたのですが、結局、インドのIT企業であるインフォシスに転職しました。

――インドで働かれていたのですか?

そうですね。入社してからインドで3カ月ほど研修があり、その後、日本に戻ってくる予定だったのですが、日本支店から「実は日本で仕事がとれていないので、しばらくはインドで働いてください」と言われてしまって(笑)。給料はルピー払いでしたし、周りにいた20人くらいの仲間は、みんな日本に帰りたがっていましたよ。でも、今までの人生を振り返ってみると、一番楽しくてエキサイティングな経験でしたね。

――その後はどうされたのですか?

そのままインドに残って、コンサルティングやエンジニアリングなどグローバルな仕事に携わっていたのですが、「やっぱり、日本に帰りたい!」と思い、退職して帰国しました。その当時は、ちょうどシステム監査基準ができたころで、面白そうだなと思ってあずさ監査法人に転職しました。

ただ、システム監査の仕事は、良くも悪くも、ルーティンワークだったんです。帰ろうと思えば17時に帰れる仕事だったので、しばらくすると物足りなさを感じてきてしまって。次は、「もっとクリエイティブで発展性を感じられる仕事に携わりたい」と思い、起業することを決意しました。



2度の起業後、代表・會田に魅かれてRevCommに入社

――Web制作会社を起業されたそうですね

はい。同じ時期に他の会社を辞めた友人のデザイナーと、2人で立ち上げました。友人は業界にコネクションがありましたが、私にとっては初めての業界だったので、最初のころは結構苦労しましたね。ただ、一回仕事でつながったクライアントとは長くお付き合いいただけていたので、ある程度、業績を伸ばすことができました。

Web制作会社を7年間経営したところで、あるIoT企業から「Webチームが弱いので、会社ごと移ってくれませんか?」という打診があったんです。私たちも、「開発や制作はできても、業績を大きく伸ばすことは得意ではないな」と感じていたところだったので、IoT企業に会社を譲渡して、Webシステムおよびメディア全般の本部長に就任しました。

――その後、ITコンサルティング会社を立ち上げたきっかけは何だったのでしょうか?

正直に言うと、IoT企業での仕事も1年ほどでまた飽きてしまって(笑)。退職後は、NPO法人や財団法人のバックエンドやサーバー管理などを手掛けるITコンサルティング会社を起業しました。結構、ボランティアに近いというか、「子供や地域のために活動している会社をお手伝いしたい」という思いで、コツコツと経営しています。

――現在は、ITコンサルティング会社とRevCommを兼業されていますが、RevCommに入社した経緯を教えてください

登録していた転職サイトにスカウトメールが来ていたことが、RevCommとの出会いでした。これまで、さまざまな企業に所属しましたが、スタートアップの失敗もたくさん見てきています。エンジニアもそうですが、夢だけで「これを作りたい!」と言っている企業がものすごく多いんです。

一方で、営業がきちんと仕事をしている企業は、伸び率が高いという印象があって。代表の會田に会ったときに、「どのように会社を成長させていくか」「どれだけプロダクトの売り上げを伸ばせばいいのか」ということが、しっかり見えているところが素晴らしいと思いました。「この人だったら絶対にイケる!」と確信しましたね。

また、事業内容が興味深い分野だったことも入社したきっかけのひとつです。これまで音声通話に関するプロダクト開発に多少関わったことはありましたが、深く追求することはなかったので、RevCommでやってみようかなという思いもありました。そこで、初めは業務委託からスタートして、後に正社員としてRevCommのメンバーに加わりました。



メンバーの魅力は「熱量が高い」「やり遂げる力が強い」

――実際に働いていて感じるRevCommの魅力とは何でしょうか?

一番の魅力は、メンバーの熱量が高いことです。それと、個人単位でやり遂げる力を持っていること。他人に「これをやりなさい」と言われなくても、「次に何をすればいいのか?」ということを、自分で考えて行動しているメンバーが多いと思います。

あとは、リモートワークが可能なところも大きな魅力ですね。まだ小さい子どももいるので、リモートワークはとても便利です。子供と一緒に遊ぶことが大好きなので、気軽に出掛けることもできて、毎日が充実していますね。

――では、現在の課題について教えてください

一言で言うと、チームワークの弱さです。これまでは’個’が強い人がいたら、「その人に任せよう」という風潮でしたが、徐々にメンバーが増えてきたなかで、開発の統制が取れなくなってきていると感じています。

また、情報共有が不足していることで、それぞれ何の仕事をしているのか把握できていないことも……。そのため、気づいたら他のメンバーが似たようなものを開発していた、というバッティングも最近では起きています。情報共有に関しては、週1回のミーティングやSlackでコミュニケーションを取っているのですが、まだ共有の徹底がされていません。フラットな組織ではありたいのですが、メンバーが増えるにあたって、ある程度の統制が必要だとは感じていますね。

「仕事以外に情熱を注げる趣味」を持っていれば視野が広がる

――では、今後のRevCommには、どのような人材が必要になると思いますか?

他人や周りのことのせいにすることなく、自分ならどうやって解決できるのかを考えて行動できる方、課題点を自ら見つけ出し、解決のために率先して動ける方など、自立性を持っていることが大切だと思います。また、タフなメンタルを持って、自分の意見をきちんと発言できるようなタイプの方は、更に活躍できるのではないでしょうか。

また、新しい技術に対して貪欲であることも大切です。RevCommでは、新しい技術をどんどん取り入れているので、例えば、「PHPしかできません」などのこだわりが強い方は、もしかしたら向いていないかもしれません。新しい技術に対して、「まずはやってみます!」という前向きな方が望ましいですね。

――ご自身は、どのような方と一緒に働きたいと思っていますか?

個人的には、仕事以外に趣味を持っていて、情熱的に生きている人と一緒に働きたいと考えています。毎日、仕事だけしている人は、人間としての面白味に欠けると思っていて。仕事以外の趣味を持っていると、友人も増えるし、もしかしたら営業の販路も広がるかもしれない。新しいひらめきもあるかもしれない。会社だけに関わっていると、「視野が狭くなるよ」と言いたいですね。

私の場合は、アウトドアが大好きなので、子どもたちとスキーに行ったり、友人と登山に行ったりしています。外に出ることでさらに友人も増えますし、経験も増える。普段とは違った観点を、遊びの中から得ることもできます。



「プログラマーとしての生きる力を伝えたい」という熱い思い

――瀬里さんの今後のキャリアビジョンについて、教えていただけますか?

プログラマーや技術者として生きる力を、若い方たちに伝えていきたいですね。営業や他の職種もそうかもしれませんが、特にエンジニアは、年を重ねるごとに、これまで積み上げてきた発想方法や知識やひらめきを、伝えていける職業だと思うんです。

どの開発言語においても、「こういうときは、このパターンで解決できるよ」ということがアドバイスできるので、経験則における知識は、何歳になっても活きると考えています。

――最後に、候補者の方へメッセージをお願いします

RevCommでは、リモートワークが徹底しているので、結果さえ残せば、時間や場所について縛られることはほとんどありません。たとえば、夫婦共働きでお子さんのいる方にとっては、とても働きやすい環境だと思います。自宅で仕事をすることができるので、子どもと遊ぶ時間もありますし、夜に子どもが寝たあとに、仕事を再開することも可能です。

また、「家族を大切にしたい」と思っている方は、背負うものがありますから、それだけ一生懸命に仕事に取り組むと思うんです。だから、そんな方にも、もっともっと来ていただきたいなと思っています。

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