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血液の業界でNo. 1を目指す【Central Link代表 側原正太】

こんにちは、Central Link株式会社の広報担当です。本日は代表の側原に色々とお話を伺いました。

是非、最後までお楽しみください。

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(1) 創業するまでの波瀾万丈な人生

(2) 創業時の想い

(3) Central Linkのこれから

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創業するまでの波瀾万丈な人生

本日はよろしくお願いします。それでは早速ですが、簡単に自己紹介と経歴を教えていただけますか?

Central Link代表の側原正太と申します。東京の府中出身で34歳です。高校まで東京で過ごし、大学は地元を離れて香川大学の農学部に進学しました。私は一度東京を離れて、東京を外から見てみたいという思いがあり、周りが東京の大学に進む中、香川大学の農学部に進学することを選びました。大学在学中は香川を思い切り楽しんでいましたね。研究室では、主にイチゴの栽培と遺伝子検査に関する研究を行っていました。研究室では毎日いちご狩りができる状態なので、研究室に所属中の数年で一生分のいちごを食べたので、卒業してからはいちごを口にしていません(笑)研究室での経験から食品の開発や営業をしたいという思いがあり、大学卒業後は食品業界への就職を目指しましたが、なかなか思うように進みませんでした。そんな時にご縁があり、森永乳業の子会社に入社することができました。そこでは食品の営業ができるのかなと思っていたのですが、なんと血液関連の商材を扱う営業として働いていました。


前職での経験から、どのようにして独立に至ったのですか?

前職で8年間勤めたのですが、2年目からこの業界のことが分かってきました。それまでは全然わからなくて、ただ先輩について回っているという感じで。理解できるようになったと同時に、先輩の営業方法に疑問を持ち始めました。お客様に営業する時に、ただ雑談して終わるだけで何も提案しないんです。自分は自分なりに自由に営業しようと思っていたのですが、色々なことが重なり休職してしまいました。血液という商材は面白いし社会的意義もある、そして扱っている人が少ない。自分にとっては宝物を見つけた感覚だったので、それを手放すのは勿体ない。それなら結果を出して、自分の力をつけてから独立しようという固い決意と共に復帰しました。今までのように先輩にくっついて営業するのではなく、積極的に提案する営業をしていこうと思いました。この時の営業方法は、現在のビジネスモデルになっています。売上の増加率でトップになったり、海外のサプライヤーともコネクションができたり、徐々に結果が出始めました。自分が入社して7年目にコロナウイルスが流行り始めたのですが、これってこの業界からしたらチャンスなんです。抗原検査の原料を僕らは売っているので、大きなビジネスになるのに、会社は訳の分からない理由でチャンスを活かさず、日本の医療が遅れてしまうことを実感しました。自分自身でより柔軟に、より効果的に対応できるビジネスモデルを築くことが必要だと感じ、友人からの後押しもあり独立に至りました。

創業時の想い

創業時はどんな想いでしたか?

創業時は不安がかなり大きかったです。海外のサプライヤーが本当に弊社と契約してくれるのか、という不安もありました。とにかく海外のサプライヤーと面談をたくさん重ねて、自分はこういう想いで日本の医療を変えたくて、海外と日本の医療の架け橋になりたいということを伝えました。面談を重ねていくにつれて、自分の想いに共感してくれる人が増え、契約してくれる海外のサプライヤーが15社ほど集まったので、少し安心したのを覚えています。

独立する時に、兄の会社に遊びに行く機会がありました。そこには優秀な人たちがたくさんいて、自分はこの中で戦わないといけないのかということに気づきました。起業してこの業界を変えるためには、自分自身がレベルを高める必要があるし、中途半端な気持ちで起業してはダメだなと。中途半端な気持ちでやっていたら中小企業のままになってしまう。この経験が刺激になり、この業界をどんどんイノベーションしていくぞという強い気持ちのまま現在に繋がっています。


創業してもうすぐ4年目だと思いますが、この4年間はどんなことがありましたか?

創業した当初はまだコロナが流行っていて、依然としてパンデミックでした。コロナの原料を探している企業があるのではないかと思っていたところ、あるベンチャー企業がコロナの抗体を採用してくれました。1年目から売上が立っており、2年目3年目もかなりの増加率で伸びていたのですが、このままでは中小企業になってしまうという危機感がありました。そこで体制を変えようということになり、今まで2人でやっていたところを人数を増やして営業組織を作りました。そして、3年で血液を必要としている人がたくさんいることに気づいたので、血液を簡単に調べられる検体ナビを作ろうということになりました。社員が一気に8人増えたり、新しい動きを始めたりしたことで、人間関係の悩みや社員の教育に苦戦するようになりました。弊社はこの業界を知らない人も採用するので、基本的な知識は教えますが、あとは自主的に勉強してくださいねという形になります。この業界は、自分でどんどん勉強していかないと置いていかれてしまうし、掘れば掘るほど知識が増えるので、自主的に勉強する姿勢が大事ですね。



Central Linkのこれから

側原さんの経験から学ぶべき点が多く、非常に啓発的です。Central Linkの将来の展望について詳しく教えていただけますか?

まずこの業界でNo. 1の商社になることが目標です。この業界のNo. 1の商社は、売上50億なので、それを最速で達成することを目指しています。その方法として、ゴリゴリの営業組織を5年以内に作りたいと考えているので、今はその組織を作ることに焦点を当てています。ゴリゴリの営業マンというのは、自分から提案することを恥ずかしいと思わずに、どんどんお客様に提案してくれる人たちのことですね。5年でこの業界No. 1を達成したら、その先の5年は、血液を売るだけではなく作ることも考えています。例えば、海外のドナーさんから血液を自分で取ってきて、それを加工した製品を売るとかですね。商社の域を超えてメーカーになっていきたいです。今は8割輸入品なのですが、この状態だと、今後海外の情勢によって日本の医療が止まってしまう可能性は大いにあります。輸入品から国産にリプレースしていかないと、日本の医療は終わってしまうのではないかという危機感があります。

5年で強力な営業組織を作って、さらに5年で血液の自社製品を売るメーカーになる。弊社は血液を原価で仕入れることができるので、業界にマッチしたものを圧倒的なコストで作ることを目指しています。そして、日本の医療を支える縁の下の力持ち的な存在でありたいなと思っています。


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