こんにちは。Parklet Nihonbashi でマネージャーを勤めている藤澤優です。今回は、僕の担当する仕事の内容や大切にしていることについてお話しします。
藤澤 優 | Fujisawa Yu
Parklet Nihonbashi General Manager
大阪出身。18歳の頃、アルバイト先で出会ったアメリカ人の友人がきっかけで留学を決意。現地ではバリスタとして働く傍ら、舞台芸術を学びました。帰国後は芸能の世界へ。俳優としての活動は、とても楽しくやりがいを感じていましたが、表舞台に立つ人を支える裏方の仕事に魅力を感じ、いつしかマネージャーとしてのキャリアを積みたいと思うように。
Parklet Nihonbashi との出会い
高校までは野球一筋。大学も野球推薦で進学したのですが、怪我がきっかけで選手として続けるのが難しくなり、中退。その後、アルバイト先で出会ったアメリカ人の友人との交流を通じて、「英語が話せたら人生が変わる」と思い立ち、18歳のときにフィリピンへ。7ヶ月間、語学学校で英語を学んだあと、カナダにワーキングホリデーで渡り、1年半、バリスタの仕事をしながら舞台芸術を学びました。
カナダの大学への再進学も決まっていたのですが、コロナの影響で断念。帰国後は東京でモデルや舞台の仕事を続け、アパレルやウェブイメージのモデルも経験しました。芸能の仕事はとても楽しかったのですが、25歳のときに「この先どう働きたいか」を改めて考えたとき、以前から好きだったバリスタの仕事が頭に浮かび、飲食業へ挑戦しようと決めました。それからいくつかのお店で経験を積み、キャリアアップを目指すなかで出会ったのが、Parklet Nihonbashi でした。最初はアルバイトスタッフとして入社したのですが、当時のマネージャーより次期マネージャーとしてのオファーをしていただき、入社から3ヶ月後にはサービスマネージャーに、その3ヶ月後には店舗マネージャーに就任しました。
こんな1日を過ごしています
デスクワークとオペレーションの割合は7:3くらい。朝出勤して、開店前の準備や現場のサポートをしたあと、売上や勤怠の集計、請求書やSNSの管理など、PC作業にもじっくり向き合います。午後は打ち合わせやミーティングが入ることも多く、気づけばあっという間に一日が終わります。
Parkletは多国籍なチームで、日々のやり取りもミーティングも、英語で進むことが多いです。自分が留学時代に積み重ねてきた経験が、こうして今に生きていると思うと感慨深いです。マネージャーとして向き合っているのは、やっぱり「数字を見る」こと。売上やロス、人件費といった数字を通して、現場で何が起きているのかを丁寧に読み取るようにしています。
でも、僕は数字を見るときに、人の顔が真っ先に浮かぶんです。「ここを削ろう」で終わらせたくないし、「これは誰に負担がかかるかな」とか「お客さまにどう届くかな」とか、そうしたことを考えるようにしています。お店を守ることと、スタッフを大事にすること。どちらもちゃんとやっていきたい。そのちょうど真ん中に、自分がいると思っています。どんな理由があっても、誰かが傷付いたり、つらい思いをしていいわけにはならないですからね。
”お客様のため”に向き合う”
仕事では、うまくいかないことや気持ちが折れそうになる瞬間がたくさんあります。特にサービス業は日々さまざまな出来事が起きますし、マネージャーの立場ではそのすべてに責任を持って向き合わなければなりません。
そんなとき、僕がいつも自分に問いかけるのは「誰のために働いているのか?」ということ。お店や会社のためではなく、最も大切にしたいのは“お客様のため”だということです。毎日のオペレーションでの判断や売上向上のための改善も、すべてはお客様の満足や喜びにつながっていると信じることで、どんな困難なことがあっても前向きに取り組む力が湧いてきます。お客様に満足していただくことが、巡り巡ってお店や会社のためにもなります。
店内にはギャラリー「堀留画廊」があります。通常はイートインスペースですが、壁には著名なフォトグラファーによる写真やイラスト作品が展示されています。また定期的に、ポップアップも開催しています。Parkletにお立ち寄りの際はこちらもぜひご覧ください。
日本橋で働くマネージャー同士、近くて助け合える関係
僕たちParkletをはじめ、日本橋エリアにはStaple関連施設のK5やtimsumがあり、9月にはSOIL Nihonbashi Hotelのオープンも控えています。これらの拠点が徒歩圏内に集まっていることで、Stapleのチーム同士が日常的に交流しやすい環境ができています。
同じStapleの仲間として、マネージャー同士が近くにいることは心の支えになっています。マネージャーの役割は組織によって様々ですが、普段の業務で感じる悩みや課題は似ているものが多く、しかし、それらに一つの正解があるわけではありません。だからこそ難しくて、毎日考えて、悩んで、その繰り返しです。マネージャーって孤独になりがちなんですよね。だけど、それを当たり前にするのではなく、うれしい時はうれしいと言えて、つらい時はつらいと言える、同じ目線で顔を合わせて話せる関係性をこれからも大事にしていきたいです。
このような近隣の拠点とのつながりを通じて、日本橋エリア全体で助け合い、支え合う文化が育まれています。僕自身も、その一員として日々刺激を受けながら、チーム全体でより良いサービスづくりに取り組んでいます。
徒歩圏内に同じチームの仲間がいるという環境は、Stapleで働く上での大きな魅力であり、僕たちの仕事のモチベーションや成長にもつながっていると強く感じています。
Photo credit : Hayate Tanaka
Photo credit : Hayate Tanaka
Photo credit : Hayate Tanaka
Photo credit : Hayate Tanaka
描いている未来の景色
僕が今、大切にしていることのひとつが、オペレーションチームの労働環境を良くしていくことです。飲食の現場は、社会的な評価や待遇はまだまだ十分とは言えません。だからこそ、まずはStapleの中から「飲食の仕事っていいよね」「ここなら働き続けたい」と思ってもらえるような職場をつくりたいと心から思っています。
そのためには、運営チームだけで完結させるのではなく、現場で実際に働くスタッフや、設計・デザインを担うチームとも密に連携しながら、改善のアイデアをかたちにしていくことが大事だと感じています。Stapleには社内に設計やデザインのチームもあるからこそ、「どうしてこのカウンターの形なんだろう」「なぜこの動線なのか」といった背景まで共有することができます。そこがすごくいいなと思っていますし、今後どれだけ会社が大きくなっても、こうした距離感は変わらないでほしいと思っています。
※Stapleの日本橋オフィスはParkletの入るビル4Fにあります。オフィスで働くメンバーともコミュニケーションを取る機会が多いです。Photo credit : Hayate Tanaka
こんな人、仲間になりましょう
人と関わることが好きで、相手の立場に立って物事を考えられる人。
目の前のお客様や一緒に働く仲間のために、
忙しい日々のなかでも、思いやりを忘れずにいられる人。
サービスの仕事は、ちょっとした気配りや心配りの積み重ねがとても大切です。
見返りを求めず、「誰かのために」を自然に行動へ移せる人は、きっとこの仕事を楽しめると思います。
誰かを思いやる気持ちと、ちょっとした想像力を大切にしながら、仲間と支え合って働ける。
そんな人と、ぜひ一緒にチームをつくっていきたいと思っています。
Photo credit : Hayate Tanaka