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社員インタビュー|自分の業務範囲にとらわれず柔軟にチャレンジ〜ユーザーの声に真摯に向き合いWeb3.0プロダクト開発に取り組むエンジニアの思いとは〜

こんにちは!社員インタビューシリーズ第5回は、HashPaletteにて「PLT Place」「Palettescan」の開発担当を務める大部 宙 (だいぶ そら)さんにインタビューしました。

担当業務へのやりがいや、世の中にプロダクトを出していく中で大部さんが意識していることについて語っていただきましたので、ぜひ最後までご覧ください!

プロフィール|大部 宙
大学でファッションのブランドマーケティングを専攻。新卒で東証一部上場のSIerに入社。TV、STB、スマートフォンなどで利用可能な動画サービスの開発、保守、運用、テストを数年担当。その後、FashionTechのスタートアップに入社。SaaSの導入ツールの開発や、新規サービス開発に従事。2021年12月に株式会社HashPortに入社。現在はNFT事業を推進する子会社HashPaletteにてNFTマーケットプレイス「PLT Place」、ブロックエクスプローラー「Palettescan」の開発担当を務める。
https://www.wantedly.com/id/daibu_sora

ーこれまでエンジニアとしてSIerやSaaS企業で活躍されていた大部さん。転職しようと思ったきっかけはありますか?

一言で表すと、「サービスを創りたかったから」でしょうか。

前職のファッション系のSaaS企業ではSaaS導入用ツールの開発と新規プロダクトの開発をしていました。しかし、導入用ツールの開発は一部ルーティン化的要素があり、サービスの開発に100%従事できていませんでした。サービスの成長やサービスを創っていくことに100%コミットしたい、という思いからHashPortグループに転職しました。

ーなぜ数ある企業の中からHashPortを選ばれたのでしょうか?

もともとは、ブロックチェーンやNFTに興味があったことがきっかけでした。ブロックチェーンは基本的にすべての取引をオープンに見ることができ、NFTも最初にどういった発行体が発行してどのように取引されたかを見ることができます。今後これが活用されていくといろんなユースケースができると考えています。

私はよく私生活の中で、効率的でないものが気になってしまいます。例えば、「なんでこんなに大切なデータを紙で管理しているのだろう」ということです。これは法律や慣習などのさまざまな背景があると思いますが、こういった社会で感じる些細な非効率さもブロックチェーンで解決ができると考えています。

こうしたユースケースは数えきれないほどありますし、将来的にはブロックチェーン上で処理されるデータがどんどん増えていくだろうと考えているので、業界の将来性を強く感じています。

また、その中でも独自のブロックチェーンを運営しており、自社サービスを作っている企業はほとんどないため、ここでしかできないことがたくさんあると感じ、HashPortグループへの転職を決めました。


ー担当している業務と、そのやりがいについて教えてください。

PLT PlaceやPalettescanのバックエンド開発を中心にインフラ運用まで幅広く担当しています。

ユーザーからさまざまなリアクションやフィードバックが得られる点と、スピーディに開発を進められて、世の中にどんどんプロダクトを出していける点にやりがいを感じています。

前職ではECサイトの中で使われるツールの開発を担当していたので、そもそもユーザーがそれをプロダクトのひとつとして認識することが難しいものでした。そのため、良くも悪くもユーザーから直接感情が乗ったフィードバックをいただく機会があまりありませんでした。

HashPortグループに入社してからは、たとえば大きなセールがリリースされると、TwitterなどのSNSではお祭りのように盛り上がり、楽しんでくださるユーザーの姿を見ることができます。

2022年4月1日にはじめてのNFTセールをリリースした際も、ユーザーからたくさんのフィードバックがありました。当日は対応しなければいけないことが山積みだったので、会社の近くのビジネスホテルに宿泊しましたが、そこでもTwitterを見続けてしまうほどでした。(笑)
私たちの実施するセールは抽選制が多いため、「当たるかな?」といった期待や、当選後の開封した時の反応も多く、ユーザーが熱狂してくださっていることを強く感じましたね。

ここまでユーザーが熱狂してくれていることは、NFT業界自体の盛り上がりや、PLTが日本初のIEOを達成したブランドであることが大きな要因ではあると思いますが、私たちのプロダクトに対する期待の声もよく聞いているので、気が引き締まります。

厳しいフィードバックをいただくこともありますが、真摯に受け止めてプロダクトの改善に務めていきたいです。

ースピーディな開発や、世の中にプロダクトを出していく中で、意識していることはありますか?

HashPortグループはスタートアップで、まだまだ会社の方向性や事が完全に定まってるわけではないので、自分としては、自分の業務範囲や役割にとらわれず、その時々に必要なことに対して、柔軟にチャレンジしています。会社としても、自分が「やりたい!」と手を挙げたことに挑戦できる土壌があります。
フロントエンドエンジニアがバックエンド開発を担当することや、エンジニアがプロジェクトマネージャーの役割を担うこともあり、もちろんその時々必要なことをやるのが前提ですが、自身のキャリアを如何様にも拡げていくことができる環境は、魅力的だと思います。

また、ユーザーの声を開発に生かし、HashPortが描く理想の姿を実現していくことも、意識しているポイントのひとつです。
Web3.0事業は正解がなく、不確実性が高いので、ユーザーからのリアクションや盛り上がりの波にその都度スピーディーに対応していくことが必要です。その際は、開発するプロダクトに対し、理想の姿を明確に描きながら逆算してつくるという行程を大事にしています。

ー今後の業界やプロダクトに関するビジョンについて教えてください。

NFTのプロダクトや製品を世の中に浸透させたいという思いがあります。
NFTがここまで日本で注目されている理由のひとつに、日本のIPというコンテンツの強さがWeb3.0と相性がいいという点があると思います。ブロックチェーンは世界中にプロダクトを発信しやすいので、Web2.0では日本独自のイノベーションがなかなか起こせなかったと思いますが、Web3.0では日本の強みを活かせるのではないかと考えています。

また、現在NFTの世界では法律の規制の影響などもあり、ゲームやアートなどエンタメ系のコンテンツが多いですが、今後はそもそもNFTという認識をせずにNFTを使うことが増えてくると考えています。
私たちは現在もインターネットの後ろで何が起きているか、ということはほとんど意識せずスマホやPCを使っていると思いますが、それと同じようにNFTを使う世界がやってくると思います。

そういった世界が実現されるためには、NFTやブロックチェーンがどんな形であれ世の中に浸透する必要があるので、今後も私たち自身がプロダクトの価値を高め、NFTやブロックチェーンの魅力を牽引していきたいです。

また、プロダクトについては、HashPortやパレットチェーン(HashPortが運営に関わってるブロックチェーン)ならではの良さを生かしながら、安定的に売上をたてられるよう、成長させていきたいと考えています。

現在も競合するサービスはありますし、今後も増えてくると思いますが、その中でもPLT Placeならではの特徴や魅力を感じていただけるような機能をリリースしていきたいです。
それが実現されると、UI/UX上のような小さなことから、他社にはないような大きな機能まで、ユーザーに対して「PLT Placeでなければできない体験」を提供できると考えています。

パレットチェーンの普及、拡大やNFTの体験向上のためにもPalettescanの開発にも力を入れていきたいと考えています。

今後もユーザーと真摯に向き合い、トップランナーとしてNFTやブロックチェーン業界を盛り上げていきたいです。

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