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なにをやっているのか

丁寧かつ迅速に、1枚1枚シャツを縫製しています。80年間、その技術を継承しつづけてきました。
海外へも進出し、自社ブランド「軽井沢シャツ」を中心にビジネスを展開しています。
今年で創業80年になる当社、フレックスジャパンは、ドレスシャツ・カジュアルシャツはじめ、総合アパレル企業としてジャケットからベストネクタイ、パンツまで様々なファッションアイテムを手掛けるメーカーです。アイディアを形にできる源泉は、当社が持つ機能の多様性にあります。当社は企画から製造、物流から販売、そしてシステム部まで、素材生産を除くすべてのサプライチェーンとそれを支える機能を自社で持ってます。 当社の特徴は、なによりも「着心地」を大事にすること。80年間、洋服は着心地の良さが重要だとして常に追求し続けた結果、現在国内のドレスシャツマーケットのうち、20%ほどのシェアを当社製品が担っています。 当社のビジネスは幅広く、B2B企業として多くのお取引様にメンズとレディース向けにドレスシャツやカジュアルシャツをお届けし、またB2C企業としても自社ファクトリーブランド「プラトウ」や軽井沢で感じられるゆったりとした時間やそこで生まれるリラックスな空間を表現した「軽井沢シャツ」を展開しています。特に「軽井沢シャツ」は海外展開にも力を注いでおり、インドネシアやベトナム、フィリピン、香港で店舗展開を行っています。 また、大量生産・大量消費の時代を経て、いま少量生産・少量消費の時代を迎えています。その中で私たちは自社工場を有しているアドバンテージを活かし、幅広いサイズに対応できる工場ライン、大好きな1枚をオーダーメイドで採寸縫製するMTM(Made to Measure)体制を実現しています。 さらに、自社ロジスティクスを有しており、シャツ特有の多岐に渡るサイズ、色柄別管理を徹底して行っています。品質の最後の砦として、出荷前に最終品質チェックを行い、お客様の元へ最高の状態でお届けしています。

なぜやるのか

「その人らしさ」、ときにかっこよく、ときにかわいく、その人自身を引き立てる名脇役です。
年間9200万トンものゴミがアパレル業界から排出されています。同業界に属する1企業として、持続可能な社会に向けた取り組みを行っています。
■私たちのルーツ 私たちの原点はビジネスシャツを作ること。戦後高度成長期には「モウレツ」社員の戦闘服として、多くのビジネスパーソンを支えてきました。 しかし時代は変わり、バブル期のDCブランドはじめ、自身を美しく見せるためにファッション性が高い洋服が流行し、そして昨今はナチュラル系に代表される、柄が少なく飾らないスタイルが支持を集めています。またアパレル関連以外でも、働き方改革に代表されるように、「働く」こと自体への価値観が多様化し、今まではその場のドレスコードに沿っていればよかった時代が、今はドレスコードすらも曖昧な時代になりました。そのようなビジネスとカジュアルの境目がなく、シャツもインナーとしてだけでなくアウターとしても着る時代になった今、私たちは何のために存在するのかを再定義する必要に直面しました。 ■私たちのこだわり 私たちが創業以来、常にお届けしてきたことは「着ている人がリラックスできること」「余計なことを気にすることなくその人らしく過ごせる時間」です。テクノロジーの進歩とともに、しわになりにくい、汚れが落ちやすいシャツを作れるようになりました。今後も空気のように軽い洋服、コーディネートに悩まないサービス等が登場し、次々と洋服に関する「負」が取り除かれていくでしょう。その中にあって、私たちは常に新たなテクノロジーが可能にする機能を取り入れつつ、着心地の良さを追求して完成した洋服の型、長年着用しても解れない洋服を作る縫製職人の技術を継承し、着る人が余計な心配や不快感を一切持つことなく、その人らしく振舞うことだけに集中できる世界を、着るものを通して実現していきます。 ■アパレル企業としての使命 一方で、アパレルを取り巻く環境は極めて厳しい状況です。なぜなら、アパレル業界は地球の限りある資源を無駄遣いしている最大の当事者でもあるからです。数字にして年間9200万トンもの廃棄物を出しており、作っても一度も着用されない洋服も多く含まれています。また製造過程には大量の水が使用され、一部製品に使われるポリエステル等の化学繊維については海洋プラスチック問題を引き起こしています。ビジネスを続けるだけでなく、私たちが生活を続けるためにも、私たちはこの問題に取り組む責任が大きくあります。すでに「earth conscious」プロジェクトを立ち上げ、シャツ包装に含まれるプラスチックを減らす取組、不要な衣類を回収して蘇らせる再生衣料の強化に力を注いでいますが、アパレル業界に所属するものとして、再生衣料を着用する文化醸成や、100%再生繊維を使用したモノづくりを目指しています。 ■私たちが真に生み出す価値 何より、洋服とはそもそも捨てにくいモノであるはずです。なぜなら、手に取った瞬間、身に着けた瞬間からその洋服には思い出がつまっていくはずだから。モノ余りの時代、すっかり忘れられてしまった【モノに思い出がつまっていく】という価値を、持続可能な社会を作るためにも広めていきます。洋服が提供できる最高の幸せとは、「その人にとって手放せない最高の1着がある」こと。そのためにも、私たちは長く着用できて、着れなくなった際には再生衣料や別の形に再生するサービスを充実させていきます。 ドレスコードが曖昧になり、何を着たらいいかわからない、逆に言えば何でも着ることができる時代だからこそ、洋服が持つ本当の価値を発信し、着ているときも着ていないときも持ち主を幸せにするモノづくりを続けていきます。

どうやっているのか

社員がモデルを担当し、コーディネート案を持ち寄り、皆さまに届けてしています。
ファッションは人それぞれ。それぞれの個性が集まって生まれる多様性や統一感を楽しむ様子を発信しています。
【私たちは考える集団】 当社が大切にしていることは、一人ひとりがよく考えること。なぜなら、考えのないところに変化は生まれないからです。近年よく「VUCA」の時代、極めて先行き不透明なときだと言われます。時代の移ろいが早く予測もしづらい中で、変化をしないことは時代とともに消えていくことを意味します。この時代こそ、一人ひとりが考えて意見を交わし、方向性を探っては見直し、変化を繰り返すことが最重要事項です。 そのような中で、私たちは誰もが意見を言えるオープンな職場を目指しています。長野県にある本社では企画や営業、システムや経理などの部署はすべて同じフロアで働いており、机上も仕切りを置かず、いつでも相談できる状態で業務を行っています。また、社長含め役職に応じた部屋は存在しないため、すぐに役員など責任者と議論を行える職場環境です。 また、社員で知恵やアイディアを持ち寄り、プロジェクトを進めています。例えば、社員自身がモデルを担当し、各人がコーディネート案を持ち寄ってインスタグラムなどで発信を行っているほか、30代までのメンバーを中心に結成している若手の会では、様々な部署から集まったメンバーが知恵を出し合い、プロジェクトを複数運営しています。知識だけではなく知恵を出し合いシナジーを起こす「協働」を、少しずつながらも社内で生み出しています。 時間も人員も限られる中、この不確実な時代を乗り切るためには「選択と集中」が大切です。私たちのビジネス、働き方、社内体制含め、一から見直しが必要です。新しいビジネスや働き方に対応できるよう、社内システム刷新や業務改善含めた業務見直しを行います。一から見直すことは苦労を伴いますが、働く社員が何のために自分の業務を行っているのかをしっかり理解できるよう、社内も変化していきます。