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社員インタビュー #04「作るだけではない。ユーザーの方々に価値を届けることが私たちのゴール」開発部の子安さん・守さんに3つの行動指針について聞いてみた!

こんにちは!KAKEAIの採用チームです。
KAKEAIは、1on1支援クラウド『Kakeai(カケアイ)』 を提供しています。

■1on1支援クラウドKakeaiとは
1on1支援クラウドKakeaiは、複数の特許やAI、また数万人のKakeaiユーザーが日々実施する1on1に関するデータを活かし「現場の上司部下および経営・人事の1on1にかかる負担を減らしつつ、質の高いコミュニケーションを生み出すツール」です。
そして、KAKEAIは「あなたがどこで誰と共に生きようとも、あなたの持つ人生の可能性を絶対に毀損させない。」というパーパスを掲げ、現場の皆様の視点に立ち、1on1や面談をはじめとする、職場の1対1コミュニケーションの掛け違いを世界中から無くすべく全力で取り組んでいます。

インタビュー第4回は、開発チーム!
共同創業者でありエンジニアとして『Kakeai』を支え続けている子安(こやす)さんと、CTOの守(もり)さんです。

前半は、おふたりのプロフィールをご紹介します。
ポスティング?カメラマン?!驚きのご経歴と、KAKEAIとの出会いとは!
後半は、開発部として策定したKAKEAIのパーパスの実現とバリューを体現するための「3つの行動指針」について深堀していきたいと思います
KAKEAIの開発部(エンジニア職)に興味をもっていただいた方には、ぜひ一読いただきたいストーリーです!

エンジニアとして「これは真に価値がある、必ず世の中の役に立つ」と信じられるものを作るのは、実はなかなか得難いことなんです。

-まずは、子安さん(共同創業者)のご経歴について教えてください!
Wantedlyプロフィール >>

子安さん:
獣医を目指して東京大学を受験したのですが、希望の学部に入ることができなかったため中退してしまいます。まったく融通が効かない性格でしたね(笑)
チラシのポスティングや営業代行のテレアポなど、いろいろな職種を経験した後「本当に誰かの役に立てるような仕事はなんだろうか」と考え、プロバイダーのサポートの仕事を始めました。父が電子工学のエンジニアだったこともあり、幼い頃からパソコンに触れる機会があったので、コンピュータやネットワークに興味もあったんです。その後、Webのエンジニアになってスタートアップ企業などを5社ほど経験しています。
それぞれの職場で学びがありました。エンジニアが2,3名のスタートアップもあれば、100名規模のエンジニアがサービスを作っていたり。「技術・ビジネス・チームの観点から言ってそれなりに経験を積んだな・・・次はどうしよう? 」そう思っていたところへ、前職の関係で繋がりのあった本田さんから声をかけてもらったのがKAKEAIとの出会いです。

プロダクトも無く、まだ構想段階でしたが「コミュニケーションのすれ違いを無くす」というプロダクトの目指すものに共感しました。メンバーの特性をみながらコミュニケーションの方法を変えたり、マネジメントというのが苦手だったので(今も得意ではないですけど 笑)、自分が求めているものがまさにKAKEAIでした。課題意識があるからこそ、今までとは違う魅力を感じたのを覚えています。エンジニアとして「これは真に価値がある、必ず世の中の役に立つ」と信じられるものを作るのは、実はなかなか得難いことなんですよね。
最初の1-2年は社員として開発しているメンバーがほとんど居なかったですが、4年目に入り現在約10名ほどのメンバーがいます。しかも、元々業務委託として入ったメンバーで「フルコミットしたいです」と社員になってくれた人が3名も!その吸収力はすごい!KAKEAIへの想いが強い開発チームだと思います。

パーパス、サービス、そして実現しようとしている人たちの熱量に魅力を感じ、実現するための役割は何でも良いと思えたのがKAKEAIでした。

-続いて、守さん(CTO)のご経歴について教えてください!
Wantedlyプロフィール >>

私も少し変わった経歴で、いつ明確にエンジニアになったのか曖昧なんです。学生時代から、フリーランスでWebデザイナーやフロントエンドエンジニアのようなことをしていました。それと並行してカメラマンの仕事も。なんでカメラマンを始めたのかは・・・長いので割愛します(笑)
その悪影響?からか、大学院で数理経済学という固い学問を専攻していたのに、新卒で就職せずに、卒業後フリーランスのカメラマンになりました。
その後、知人から紹介をうけ、今では東証一部に上場しているエニグモという会社で、デザイナー兼Webディレクターとして業務委託で働き始めます。2006年当時は10名もいなかったと思います。そこでスタートアップのやりがいや楽しさに気づき、フリーランスはすべて廃業しました。本格的なエンジニアリングを始めたのもその頃です。
ファッション通販の『BUYMA』というサービスを担当していましたが、当時エンジニアは社内におらず、開発運用はすべて外注でした。スタートアップのサービスなので、日々色んな要望があり変化があり・・・内製で作った方が早いし「だったら自分がやるか」ってことで、エンジニア業務も始めました
そこからは、偶然が重なって、韓流アイドルのモバイルゲームの作成に携わるようになります。開発もそうなんですが、ゲーム自体の企画、芸能事務所との打ち合わせ、撮影のコーディネート、ファンミーティングの開催、グッズ作成等、ゲームの開発・運営に関わるすべてをやっていて、エンジニアの業務比率は下がっていました(笑)。ゲーム事業は順調に育って、複数のゲームを開発・運営の流れが安定してきたので「さて、次何しようか」と思ったときに、いろんなことを経験してきたものの、その中でも技術的なことができることが自分の強みであるし、自分はプログラミングで何かを作り出すということが、根本的に好きだと思い直し、改めてエンジニアとして生きていこうと決めました。当時37歳くらいです(笑)

その後は、SaaS系スタートアップ数社でエンジニア、リードエンジニア、CTOを務めました。技術的な部分、それ以外の部分でも様々な経験を積んで、自分が共感できるサービスや組織にコミットできる環境を探していました。
そんな時に出会ったのがKAKEAIです。
KAKEAIのパーパス・サービス、そして実現しようとしている人たちの熱量に魅力を感じ、実現するために何でもやりますと思えました。「営業でもいいです!」と伝えたのも覚えています。


- おふたりとも”サービスへの共感”というところが決め手になっているんですね。他のKAKEAIエンジニアメンバーも前職は個性豊かでしたよね!

子安さん:
約10名のメンバーで開発を行っていて、27歳から45歳までいます。平均年齢は36.4歳だったかな?
前職は、大手IT系企業のテックリードやHR系スタートアップCTOなど優秀なメンバーが揃っています!また、エンジニアの経験だけではなく、営業、国債のデリバティブトレーダー、国家公務員、コンサルタントなど様々なバックグラウンドを持った個性豊かなメンバーたちです!

- 続いて後半!エンジニアチームの行動指針をご紹介します!

Purposeの実現とValueを体現するため、それを開発部として、エンジニアとして、より強力に推し進めるため、意識したいこと。


01.プロダクトコミットメント

最も重要なものはプロダクト。 プロダクトをよりよくすることで、ユーザーも同僚も支え、助けることができる。プロダクトを最終的に形にして創造するのは、エンジニアであるという自負と責任感を持つこと。そして、プロダクトの創造により、みんなの期待と信頼にこたえよう。

02.個の力

プロダクトの創造において、エンジニアの個の力は基礎であり、強力な武器である。
その武器を自ら積極的に磨き強化していこう。
チームとして、個の力を最大限発揮できるよう、開発者体験の向上に必要な技術、アイデアは、大胆に採用していく。

03.インタラクション

同僚エンジニアはもちろん、組織全体でのコミュニケーション・インタラクション・協調を大切にすること。個人ではできないこと、エンジニアチームだけでできないものを創造・達成しよう。


- この行動指針ができた経緯と、想いを教えていただけますか?

守さん:
採用活動が活発化するなかで「どういう人を採用すべきなんだろう」と考えていました。そこで、改めて開発チームがなぜKAKEAIで頑張っているのだろうかという共通点と、会社のバリューを照らし合わせながら明文化するものを作りました。
これは、開発チームの業務や方向性の軸にもなっています。例えば、ストーリーポイントの見積もり・Pythonの採用・ライブラリを新しく保つ・メンテナンス性の高いコードを書くことなど『Kakeai(カケアイ)』を使っていただいてるユーザー様や企業様に、直接的に即時には価値が届けられない業務があります。もちろん、会社のパーパスやバリューにそったものであり、その実現や体現に必要なものだと考え取り組んでいます。ただ、一見すると、直接のKakeaiへの機能貢献ではなく、そこへのつながりが薄いように思えたり感じたりするかもしれません。
しかし、今取り組んでいること、これから取り組むこと、それが会社のパーパスに矛盾せず、むしろ、それに貢献するものであるということと、そのつながりを明示できるようにしたいと思いました。また、この行動指針があることで、開発部と開発部の一人一人がより力を発揮できるように、そして、将来KAKEAI開発部に参加してくれる人がKAKEAIで今まで以上の力を発揮できるように、という思いもここに乗せています!

もちろん、この行動指針自体も、環境その他の変化に応じて、継続的に改善・変更していくものだと思っています。



- 共通認識の明文化って組織が大きくなるときこそ大切ですよね。各々の言葉について少し詳しく教えていただきたいです!


守さん:
プロダクトを”作る”ということの意味をより深く考えて欲しいと思っています。
例えば、受託してシステムを作るだけのエンジニアは「システムを作りあげること」がゴールです。しかし、私たちのゴールは、作ることではなく「作ったものでユーザー様に価値を届けること」なんです。
いくら時間をかけて作ったとしても、ユーザに使ってもらえない、価値を届けられない場合、大変悲しいことですけどほぼ無価値になってしまいます。逆に、使いやすいと言っていただき、ユーザの皆さんに価値を感じてもらえるなら、作り手としてこれほど嬉しいことはないわけです。そして、価値あるプロダクトや機能が作れたなら、ユーザの皆さんだけではなく、社内の営業やカスタマーサクセス、マーケだってよりプロダクトを広めやすくなり、助かるわけです。
プロダクトとはそういうものだと思っていて、それを最終的に形にして生み出すのはエンジニアであるという責任感と、プロダクトの意味を考えて開発にあたってほしいという想いを込めました。

子安さん:
毎週、全体でプロダクト改善のミーティングをしていて、KAKEAIは基本全員参加です。こういうミーティングって入る人が限定されるケースが多いと思います。例えばリーダーだけが会議に出てメンバーは指示に従うだけ「もっとこうやれば良いのにな」とか思ってモヤモヤしたことありませんか?
今のKAKEAIが少人数だから出来ていることもあるかもしれませんが、全員がアイデアを出していく環境があります!

守さん:
プロダクトの創造を根幹で支えるもののひとつが"技術"であり、その技術力の源泉は、エンジニアひとり一人が持つ技術力であるということを伝えたいのが、この「個の力」という項目になります。
Webアプリケーションとは、エンジニアひとり一人の書いたコードの集合体なんですよね。この考え方は、私もいちエンジニアとして、これまでも、これからも大切にしたいと思ってます。結局エンジニアってそこが好きじゃないとやってられないですし(笑)楽しみながら取り組めればと思ってます。
そして、個の力を最大限発揮できるよう、どんな言語やフレームワークを用いるかや、設計、開発手法なども、積極的に見直し改善して必要なものは取り入れようと考えていますし、それを実践しています。
RubyOnRailsをPythonのFastAPiへリプレイスしていることも、
Vue.js(JavaScript)を昨年Angularにリプレイスしたのも、その一環ですね。


守さん:
先ほど、個の力の話をしたのですが、個の力をどうやって増幅させてプロダクトに反映させるのかが重要です。コードの段階は1人だとしても、リリースのフローには多くの人と関わっています。ユーザーの方からの声を分析し、なぜこの機能が必要なのかというのをプロダクトマネジメント部が形にしてくれて、開発部が実装して、他のエンジニアがレビューをし、さらに改善して実装して、実装後にテストをして・・他の人の力なしでは実現できないよね!っていうところを意識してほしいというメッセージを込めました



- プロダクトを作るという意味を考え、個人の力を発揮し、個人だけではできないことを創造していく。シンプルな内容ですが、改めて心に響くものがありました・・・。ありがとうございます!
最後に、今のおふたりの仕事のやりがいを教えてください!

子安さん:
意外かもしれませんが「問い合わせ対応」です。そもそも使おうとしてくれている人がいる、使おうとしているからお問い合わせをいただけるんですよね。それにどれだけ真摯に対応できるか、ということを考えています。また、開発チームの成長ですね。この機能をどうする?って話をしているときに、実際に価値があるのか、どれだけ作るのが大変か、運用していくのが大変か、いろんな観点がありながらも、開発チームのそれぞれが得意なことを持ち寄って考え切る、視点が広くなっていると感じています。

守さん:チーム効率をいかにあげるか、というのが私の今の大きな役割です。少し前だと、一人ひとりが知っていることがバラバラで、自分がやっていることは知っているけど、その他は知らないなんてことも日常的にありました。しかし、その状態が整ってきていることで、採用に力をいれて開発チームを増員していく土台ができてきていると思います!

- 子安さん、守さん、ありがとうございました!
プロダクトへの想いが強く、パーパス実現のために個人、チームの力を高め合う。
最高のチーム・・・。

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