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【社長のつぶやき-4-】ミラクアの使命

初夏の楽しみ

私にはいくつか趣味があります。

ゴルフ、食べ歩き、プロ野球観戦などなどですが、この季節はなんと言ってもホタル観賞です。

6月中旬からホタル情報をチェックし始め、そろそろ盛りになりそうだという頃合いを見計らっていざ出陣。

いつも行くのは秩父の下吉田地区なのですが、このあたりは「わらじカツ丼」が有名で、ホタル観賞の日はもちろんこれで腹ごしらえです。


その名の通りわらじのような大きなカツにあっさりダシしょう油風のタレがかかっており、ごはんが何杯でも食べられそうです。

ホタル観賞スポットまでは車を停めてから数km歩くので、少々カロリーが高くても大丈夫ということにしておきましょう。


なぜホタル?まずはホタルの生態から

ホタルは世界にはおよそ2,000種類、日本には40種類ほど生息していますが、ここでは一番馴染みのある「ゲンジボタル」「ヘイケボタル」をホタルとしてお話を進めてゆきます。

ホタルは水辺のコケに産み落とされた卵からその一生をスタートします。

産まれてすぐの幼虫はすぐに川に入り、約9か月を水中ですごします。

見た目はこんな感じです。

水中生活ではカワニナという巻貝を食べて大きくなり、春になると再び陸に上がりサナギになります。

サナギ時代を2週間ほど経て羽化し、卵を産んでその生涯を終えます。

このホタルの幼虫が過ごす水辺の環境がとても重要で、水のキレイな流れの緩い区域でなければいけません。

都市部では、水質汚染が進んでしまったためにホタルが観られなくなってしまった地区がたくさんあります。


なぜホタル?ミラクアとどう関係が?

ミラクアは排水処理設備を販売し、段ボール工場の排水をキレイにしています。

設備を導入して初めての放流の際は「すごい!キレイだね!飲めるんじゃないの?」というお言葉を、必ずといっていいほどいただきます。

この言葉は何度聞いてもいいものです。

この仕事をしていて良かったなと、しみじみと感じることが出来ます。

そうです。この飲めるんじゃないの?といえるくらいのキレイな水が直接放流され、やがてカワニナやホタルの棲む川まで流れてゆきます。

我々がこの事業を追求し続けることは、ホタルの故郷を守ることになるのです。


今年も行ってきました

ウイルスの影響で鑑賞に来る人がほとんどおらず、そのおかげかいつもより多くのホタルが舞っていました。

たくさんのホタルが「ありがとう、ありがとう」とお礼を言いに来てくれたような気がします。

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