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僕が大阪を捨てたワケ

タイトルは大げさですが、本当は捨てたわけでもなんでもありません(笑)

今のところ大阪に帰る理由はなく、これからも東京に住み続ける予定です。

東京での生活が安定し暮らしやすい、ただそれだけです。

そんな東京在住の大阪人、久保井の視点から、大阪と東京の違いについて語ってみたいと思います。

以前もこんなストーリーを上げましたので、その続編的な感覚で書いてみます。

【社長のつぶやき-10-】上京して14年が経ちました | 株式会社ミラクア
それまで地元を一歩も出たことがなかった当時34歳の私は、東京でひと旗上げてやる!となぜか千葉に移り住みおのぼり生活をスタートします。 2007年10月のことでした。 あれから14年も経ったんだんなー、と感慨に浸りつつ、当時感じたあるあるな違いを3つご紹介したいと思います。 写真は丸の内KITTEからの東京駅の夜景。 すごく美しい景色ですが、私の生活とは何の関係もありません(笑) ...
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大阪は東京のライバル

大阪人は東京をとにかくライバル視しています。

東京は東の都なのに対して大阪は西の都。

ほぼ対等だと思っているので、名古屋や福岡や札幌などを少し下に見ています。

標準語のことを東京弁と呼び、大阪弁を西の公用語と考えているフシがあります。

そのため、「大阪弁(関西弁)なんですね」にはドヤ顔でお国自慢を始めたりしますが、「訛ってるんですね」には烈火のごとく怒ります。

逆に東京の人は大阪をちょっと個性的なイチ地方都市としてしか見ていないので、大阪人が対決を申し込んでもそれは面白いギャグだと捉えられ、争いには発展しません。

典型的な例を挙げると、プロ野球の阪神タイガースのファンはジャイアンツのことを心の底から憎んでいますが、ジャイアンツファンの方はタイガースのことをそうは思っていません。

ジャイアンツファンの中には2番目に好きな球団は阪神タイガースと言う人さえいます。

その心の広さ、ライバルとしては少し偉大すぎるかも…?


いつかは大阪に戻るべきという考え

大阪で生まれ育つと、もちろん郷土愛が芽生え、その郷土愛は他地域の方と比べ物にならないくらい強く大きく成長します。

大阪は人情にあふれ、食べ物がおいしく、会話はすべてボケとツッコみで成り立っており、道行く人をエア刀で斬りつければみんなその場に倒れてくれます。

そんな愛する大阪を離れるのは耐え難いことであり、東京への転校や転勤は何も得られないただの苦行だと考えがちです。

なので地元の友人からは「いつ帰って来るの?」「向こうは大変でしょう?」と心配の声をたくさんいただきます。

しかし標準語で話したり、お台場でデートしていることがバレたりすると、たちまち「魂を売った」「東京にかぶれた」「お前も変わったな」などと集中砲火を浴びることになります。

きっといつか目を覚まし、帰って来てくれるだろうと思われてしまうのです。


ここまでの登場人物は…

以上に登場した大阪人は私です(笑)

大阪に暮らしていた頃は本当に心の底からそう思ってました。

でもひょんなことから東京(千葉でしたけど何か?)で生活をスタートし、慣れてゆくにつれもともと持っていたこだわりがとてもちっぽけであることに気づいてゆきます。

今ではすっかり東京生活を満喫し、公私ともに毎日充実した日々を送っています。

大阪を捨てたのではなく、ちっぽけなこだわりを捨てたというわけですね。


今週もストーリーに目を通していただきありがとうございました。

これからもちっぽけなこだわりを捨てて前進し続ける、久保井とミラクアをどうぞよろしくお願いします。

自分も何か捨ててみよ~という方は是非一度トライしてみてください。

何かを捨てないと、何も得られない。

それではまた!

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