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ITのプロフェッショナルとしてキャリアを築き続けているテクニカルコンサルタントにインタビュー!

こんにちは。
アガサ株式会社、人事の松岡です。

社員インタビュー企画第三弾!
カスタマーサクセス部(以下CS部) テクニカルコンサルタントでグループリーダーも務める永仮さんです。

これまで一貫してIT業界でプロダクトマネージャーの経験を積んできた中、アガサに入社を決めた経緯などをお伺いしました。

ー本日はよろしくお願いいたします。
まずはこれまでのキャリアをお聞かせください。

永仮:高校の頃から理系専攻だったので、そんなに深く考えずに化学を専攻できる大学に進学をし(笑)、1社目の企業も大学の教授推薦だったため、就職活動を経験することなく入社を決めました。
一社目は、工業用資材を扱う化学系の商品改良・開発を行っていました。

業務をこなしている中で、正直実験があまり得意ではなかったこと・皮膚が弱く、化学薬品に対する炎症など健康上の理由などで、職種を変えたいと考え始めました。その当時、ちょうどITバブルの時代だったことや、今後のキャリア形成を考えた際にスキルが身につきそうだと思い、未経験でしたが、半導体生産制御システムの開発を行っているIT企業へ転職することができました。
今にして思えば、元々大学在学中に興味が変化し、化学より経営工学に興味が移っていたこともIT業界を選んだ決め手の一つにもなっていたと思います。
2社目では、プログラミングからプロジェクトマネジメントまで、システム開発業務を一通り経験しました。

約11年勤めた後、さらなるスキルアップを求めて三社目のITのコンサルティング企業に転職。
主に、顧客がSIerにシステム構築を依頼して導入を行う際に、顧客側のITコンサルタントとして入り、SIerと連携しながらスムーズにシステムが導入できるよう、支援を行っていました。

ー3社目では主にどういった顧客が多かったですか?

永仮:幅広い業界の顧客と関わることが多かったです。
プロジェクトを立ち上げ、新たなシステムを導入する際、顧客側に経験・知識を有する方が一定数いないと、円滑に進めることが難しくなるケースがあります。
また、顧客側の担当者も普段の業務を抱えながら、プラスでシステムを導入していく作業をされていることがほとんどのため、不安や疑問が出た際にすぐに解消ができないと作業が止まってしまうこともあり、プロジェクトをコントロールするPMOとして私が参入していました。

導入するシステムにもよりますが、約2〜3年は顧客と伴走しながら導入までのサポートや進捗管理のマネジメントを担当することが多かったですね。
ただ、プロジェクトをマネジメントするにも、ある程度はプログラミングの知識が必要になってくるので、私の場合、2社目でプログラミングを含むITスキルのベース作りをし、3社目でITコンサルタントになりました。

ー3社での経験を経て、アガサへ入社する決め手は何でしたか?

永仮:SEやITコンサルタントをしていた際に、自分達でシステム開発をするわけではなく、顧客の要求事項に従ってシステムを構築していました。

ITコンサルタントとして、顧客側に立っている際は自分達のシステムを構築しているという気持ちで対応しているのですが、サービスを作り上げる際に自ら構想して構築をしていないため意思を込めにくい場面もあり、サービス開発を主体的に行う企業に入り、社会貢献をしていきたい気持ちが強くなっていきました。

また、2018年ごろから持病を抱えており、実体験含め、日本の薬の開発分野に対して世界の中で競争力を失ってきている実感がありました。
そういった経験から、医療関係に携わり、かつこれまで培ってきたシステム開発の経験を活かせる環境を探していた際にアガサに出会いました。

代表の鎌倉の経歴にも興味があったことや、世界から見た際に治験分野で日本は遅れを取っている現状を知ったことから、今後のやりがいを強く感じ、入社を決めました。

ーこれまで様々な業界に携わってきた中、医療という分野に絞ることに対しての懸念はありませんでしたか?

永仮:全くなかったです!
これまで様々な業界との関わりを経験してきましたが、今後のキャリアを考えると何かの業界や分野に特化して経験を積んでいくのも良いと考えていたからです。


ー現在行っている業務を教えてください!

永仮:現在は、企業側の案件を担当することが多いのですが、顧客がAgathaを導入する際に、様々な要望をいただくことがあります。
お客様への要件確認インタビューの中で要望事項を深掘りし、より良いご提案ができるか考えたり、まとめた提案内容をフランスの開発メンバーに共有し、最適なシステム化要求へ落とし込んでいます。また、実現するまでのスケジュール調整含め折衝を行い、その後の進捗確認や最終的にはお客様へのデリバリーまで責任を負っています。

開発チーム側での対応は基本的にAgathaサービス全体の機能改善なので、その基幹機能のリリース後にお客様の要望に沿うよう、CSで設定変更作業を行います。
もちろん導入時の開発だけではなく、システムバリデーションが発生した際は打ち合わせに参加し、顧客にテクニカルな面でご説明するなど、幅広く業務を担当しています。

また、グループリーダーとして、プロジェクトのテクニカルな部分の進捗管理も担当しています。

ーアガサに入社後、苦労されたご経験はありますか?

永仮:フランスに開発チームがあるため、異文化コミュニケーションは苦労する点ではありますが、その分自分のスキルアップにも繋がっているなと感じています。
考え方や価値観が多少違うこともあるので、日本チームの考えを明確に伝えるよう工夫しています。

また、アガサはベンチャーで制度や開発からサービスリリースまでの業務フローなど改善すべき点がまだまだあるので、周りのメンバーから協力を得ながら少しずつですが改善しています。

ー業務を行う上で、他部署と連携を取る場面もありますか?

永仮:セールスとの連携はとても多いです。
プリセールスの際にお客様から「●●●●を実現したい」と要望が上がっているが、実現可能かどうか、開発を行う場合どれぐらいの費用が発生するかなどの相談は、毎日のように受けています。

CSはどのポジションもセールスとの連携があるのですが、私のポジションは技術的なところを担当しているので、導入コンサルタントが分からないところは私たちのチームに連絡をいただくことが多いです。

開発チームとは、週1回のWebミーティングでこちらの要求事項を伝えたり、開発状況を確認などを中心に行っています。収まりきらない議題は、別途個別Webミーティングを設定してコミュニケーションを取っています。
個々の開発案件は、プロジェクト管理やチケット管理の各種サービスを利用して、関係者とコミュニケーションしています。

ー医療分野にチャレンジしてみて、知識面でのハードルはありましたか?

永仮:やはり、最初は医療分野での単語の意味が分からないこともありましたが、苦労したというほどではないと思っています。
業務を進める上で、自分で調べていくうちに大体のことは理解できるようになりました。

医療のディープな専門知識を求められているわけではないので、技術面という点ではこれまでの経験とも繋がる部分は多くあります。

また、フランスの開発メンバーとのやりとりは英語で行っていますが、元々学生時代から洋楽を聞くのが好きだったこともあり、英語に対するアレルギーは無かったので、語学面でのハードルも特になかったですね。

ー入社から約2年経ちましたが、入社当時から変化を感じた点はありますか?

永仮:私が入社した時は、日本側のメンバーが約10名ぐらいの時でした。
当時はテクニカルコンサルタントという役割が明確に決まっていたわけではなく、導入〜導入後のサポートまで、何でも屋さんとして業務を行っていました。

また、開発メンバー以外に実装の知識を持っているのが日本で私ぐらいしかいなかったため、IT技術面の社内外の問い合わせを一手に引き受けていました。
その後、採用をしてメンバーが増えたことにより、ポジションごとに業務が割り振られていき、いつからかテクニカルコンサルタントという肩書きになりました(笑)。

メンバーが増えるにつれ、色々な経験を持っている方が集まり、多角的な視点で物事が考えられるようになったのは良い変化だと思っています。

ーアガサにはどういうメンバーが多いですか?

永仮:色々なタイプの方がいるので一言では表しにくいのですが、個性的な人は多いかなと思っています(笑)。
フルリモート環境ですが、個々で仕事が完結することはなく、リモートだからこそチームで仕事をしている、という意識が大切になってくると思っています。その意識を持っているメンバーが多いですし、逆にチームの意識が持ちづらい方は辛くなってしまう可能性があるのかなと感じています。

普段の業務が外から見えにくいため、自分から周囲へ積極的に働きかけたり、コミュニケーションをうまく取れるようメンバーそれぞれが意識しているんじゃないでしょうか。

ー今後のAgathaの展望を教えてください!

永仮:やっていきたいことは多々ありますが、まずはAgathaをプラットフォームとして日本中に広めていきたいと思っています。
フランス・アメリカにも仲間がいるので、今後も世界へ広めていき、治験の文書管理システムのプラットフォームとしてたくさんの方に使っていただけるサービスにしていきたいです。

現在は治験をメインとしていますが、その他の分野でも広めていくことを目標としています。

ありがとうございました!

これまでITのプロフェッショナルとしての高いご経験を積み、弊社でさらにスキルを磨いていらっしゃるというお話を伺うことができ、Agathaというサービスへの愛と今後の大きな目標に私自身も刺激をいただきました!

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