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会社員をしながら3人制プロバスケットボールの選手としても活躍。デュアルキャリアを体現していく。【スポーツ用品事業商品企画職社員インタビュー】

モルテンには特別休暇制度として、

社員が選手または審判員として、国際大会、日本選手権、国体及びそれに准じるとCOO(事業本部の最高執行責任者)が判断する大会のバスケットボール、ハンドボール、サッカー、またはバレーボールのいずれかの競技の本選に出場する期間及びその移動にかかる期間の休暇を取得できる

というものがあります。

今回は、現在募集中のスポーツ用品事業商品企画職の社員であり、先日この特別休暇制度を利用して3人制プロバスケットボールの国際大会に出場された石田以俊さんにインタビューを行いました。


スポーツ用品の商品企画
プロから学生まで。オリンピックでも使われるボールやスポーツ用品の商品企画!
”モノづくりで世の中をより良い場所にする会社” 私たちは当社の自己紹介をするとき、このように伝えています。 「モルテン」と聞いて思い浮かべていただくことが多いのは、ボールなどのスポーツ用品かもしれません。 しかし実際には、スポーツ用品、自動車部品、医療・福祉機器、マリン・産業用品という4つの事業を行なっており、この全てがメイン事業です。 ◆スポーツ用品 「For the real game」を掲げ、バスケットボールのFIBAワールドカップ試合球をはじめ、各競技用ボールやホイッスルなどのスポーツ用品を提供しています。 ◆自動車部品 「Fun and Functional」を掲げ、音、振動、流れを制御する技術を軸に、高品質な製品をグローバルに提供しています。 ◆医療・福祉機器 「From the Inside Out」を掲げ、医療や福祉の現場で必要とされる体圧分散や離床支援を目的としたエアマットレスなどを開発・製造・販売しています。 ◆マリン・産業用品 「Elements of Foundation」を掲げ、浮桟橋や養殖用フロートといった水に関わる分野の製品や、高速道路や鉄道において、耐震を目的とした橋梁用ゴム支承などの製品を製造・販売しています。 4つの事業は関連性がないようにも見えますが、いずれも、空気圧を制御する中空体技術と、ゴムとプラスチックの材料技術を応用しているという点では共通です。 当社の強みは、これら4つの事業で培った技術や経験を、お互いに活用ができること。 社内ではこれを「Crossover」と呼び、会社としてもCrossoverが生まれる仕掛け作りを意識しています。
株式会社モルテン

石田 以俊 プロフィール

社会人をしながらもっと高いレベルでバスケをしたい

-3人制プロバスケットボールチームを創設するに至った経緯を教えてください

今までずっと5人制のバスケをやってきて、3人制にはあまり興味はありませんでしたが、5年前のモルテン入社時に会社のイベントで3人制バスケを体験するイベントがあって、実際にやってみると自分に合っていて面白いと感じたのが3人制バスケとの出会いでした。
そこでチームを作り色んな大会に出場する中で、もっと高いレベルでやりたいと思い、現オーナー企業である「ファイブゲート株式会社さま」にチームの経営権を譲渡するという形で、3人制プロバスケットボールリーグ「3x3.EXE PREMIER」に参入しました。

(石田さんが所属するYOYOGI INFINITE.EXEのみなさん)

ーその中で今回出場された国際大会はどのような大会なのでしょうか?

2023年8月26日~27日に行われた「FIBA 3x3 SUNTORY SHANGHAI CHALLENGER 2023」という大会です。この大会がどんなものかというのは下の表の通りです。

ワールドツアーマスターズへの出場を目標としているチームは、このような段階を踏んで試合を勝ち抜いていかなければなりません。今回、ぼくたちのチームはホスト国である中国のバスケットボール協会の推薦があり、ワールドツアーマスターズの予選大会であるチャレンジャーに出場しました。

初の海外挑戦でしたが、試合を通じて、世界の強豪相手とも戦えるという自信を得たと同時に、このレベルで勝ち切る為には、個人としてもチームとしても、さらにレベルアップしなければならないと痛感させられました。チームにとってはいい経験となったと思います。

会社組織で必要なものがバスケのチーム運営にも重要

ーあえて会社員と選手を両立するデュアルキャリアを選ぶ理由は何ですか?

3人制バスケ選手は、大会の成績に応じて賞金はもらえますが、生活できるほどの収入には直結しない厳しい世界です。社会人であることをベースに、3人制バスケでのキャリアを築くことが、選手としてさらに深みが出て成長できると考えています。今回の特別休暇制度のような制度があると両立の後押しになるし、練習時間の制約がある分集中して効率よく練習することを考えて動くようにしてます。
今回開発と密にやりとりをするためにも、商品企画の拠点が広島へ変更となり、東京と広島を行き来する生活になりましたが、それもまた新しい学びがあるとプラスにとらえています。

メンバー全員が自立したいち社会人であることがぼくたちのチームの強みなのですが、会社組織で当たり前にやっているような、コミュニーケーションをとって、お互いを尊重しあい、役割分担するということは、チームを運営する上でとても重要なのでそこにも生きています。

ーこの経験のどのようなところが商品企画の業務に役立っていますか?

一番は業界トップ選手の生の声を聞くことができる点です。いい競技用ボール、スポーツエクイップメントが何か考え続けている中で、試合や練習で実際に他社の製品を使用してプレーをしたり、元Bリーグ(5人制プロバスケットボールリーグ)選手などの生の意見を直接聞くことができるのは大きなメリットだと思います。
あとこの活動をしている中でできる人とのつながりも大事です。所属チームのメンバーのスカウトは自身でやっているので、大学などを回る中で教育関係のバスケットボール関係者とのつながりもできました。

ー最後に一言お願いします

スポーツを経験してきたからモルテンを志望しているという方をよく聞きます。
どのような競技実績を残したかよりも、目標を達成するためにどのように自身の能力を高めてきたのか、そのプロセスや考え方を分析できる人や考えを語れる人が、「会社に必要とされる人」なんだろうなと思います。


ぼく自身もデュアルキャリアを築く中で直面する社会課題を商品企画の業務に生かしたり、次世代のプレーヤーたちのためにバスケをやめずに続けられる環境を作っていきたいという思いがあります。
デュアルキャリアはもちろん簡単ではないですが、やりたいことを諦めなくてすむ環境に感謝していますし、この動きがほかの競技にも広がっていけばいいなと考えています。

応募を検討している方のモルテンの商品企画職へのご理解が少しでも深まれば幸いです。
商品企画職についてはこちらの社員インタビューもございますのでぜひご覧ください。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。




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