【機電事業本部紹介】国内大手企業のものづくりを支える!機電系エンジニアの仕事とキャリアパス | 機電事業本部
アウトソーシングテクノロジー(以下、OSTech)では、幅広い分野の技術を、在籍する約2万8000人のエンジニアが支えています。中でも、機電事業本部は自動車や重工業、半導体など私たちの生活の基盤...
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「未経験だけど新しい業界に挑戦してみたい」「今の仕事では将来が見えず不安」
そんな思いを抱えながらも、どのように次の一歩を踏みだせばいいのかわからない方は多いのではないでしょうか。
そこで、今回は製菓業界からアウトソーシングテクノロジー(以下、OSTech)に転職した北村さんに話を伺いました。
10年間のパティシエ経験を経て、なぜ未経験からエンジニアとしてスタートを切れたのか。北村さんのこれまでのキャリアストーリーをもとに、未経験エンジニアのキャリアの築き方やOSTechで働く魅力をお伝えします。
北村さん / 機電エンジニア / 機電事業本部・厚木支店
製菓専門学校を卒業後、地元のケーキ屋でパティシエとして10年間勤務。甘いものを作る楽しさと接客業のやりがいを感じながら働く一方、体力的な負担を考え29歳で転職を決意。2023年11月にOSTechに入社。現在はエンジニアとして車のシャシー制御コンピュータの設計開発に携わっている。
子どもの頃から甘いものを作るのが好きで、製菓専門学校を卒業した後、地元のケーキ屋でパティシエとして10年間働いていました。地元のお客さまと顔見知りになったり、「美味しかったよ」と声をかけてもらえたりするのがうれしく、充実した日々を送っていました。
ただ、もともと覚悟はしていましたが、パティシエの仕事は体力的にかなりハードで……。特にクリスマスシーズンなどの繁忙期は、一息つく間もないほど、過密なスケジュールで働いていました。それでも楽しく働けたのは、職場の人間関係がよく、周囲の人たちに支えられていたからだと思っています。
20代の終わりが近づくにつれて、将来について考える機会が増えました。特に、結婚や出産といったライフイベントがキャリアに影響することもありますよね。30歳を目前に「一度、新しい仕事に挑戦してみよう」と決意し、転職活動を経て、OSTechに入社しました。
最初は、事務職を中心に探していました。デスクワークへの憧れがありましたし、体力的にも長く続けられる仕事を求めていたんです。でも、求人を見たり自己分析をしたりする中で、やはりパティシエと同じく、自分の手で何かをつくる仕事が自分には合っているのではと考えるようになりました。
そんなときにたまたま目にしたのが、OSTechのエンジニアの求人です。「キャリアチェンジがしやすい」「未経験者歓迎」という文字に惹かれ、すぐに応募を決めました。無事に内定をもらえたときは、経験のない分野に飛び込む不安もありましたが、うれしかったですね。
入社の決め手は、自由な働き方ができそうだと感じた点です。未経験からスタートする以上、最初から自分のキャリアを完璧に描くのは難しいですよね。でも、OSTechなら配属後に興味のある分野やスキルを見つけ、それに向けてキャリアチェンジやスキルアップができると面接で聞いて。エンジニアのキャリアの実態があまりわかっていなかった私にとって、安心できるポイントでした。
また、社内の人間関係が良さそうなことも入社理由の一つです。転職活動が初めてだった私は面接ではガチガチに緊張してしまって(笑)。でも、採用担当が優しく対応してくれて、「OSTechには穏やかなコミュニケーションを取る人が多いから安心して」と教えてくれました。
前職でも人間関係に恵まれた環境で働いていたので、「雰囲気の良さ」は職場選びの重要なポイントでした。この会社なら安心して新しいキャリアをスタートできそうだと思い、入社を決めました。
最初は、ビジネスマナー研修から始めました。多くの社会人にとっての「当たり前」こそ、周囲に聞きづらいものです。パティシエ時代は名刺交換やビジネスメールとは無縁の世界だったので、基礎から丁寧に教えてもらえたことは、とても安心できました。
その後は実務を通してスキルを身につけていきました。現場に配属されてからは経験豊富なメンバーがすぐ近くにいる環境なので、わからないことがあればその都度質問して解決できます。先輩たちが「困ってない?」と声をかけてくれるので、気軽に質問しやすい雰囲気がありがたかったですね。
半年に一度の技術研修も、スキルアップの場として重宝しています。研修では自分の業務に関連した分野を選択して学ぶことができ、私は電力系の研修を受講しました。内容は専門的で難しい部分もありましたが、実務での理解を深めるうえで大きな助けになっています。
現在は5人の請負チームの一員として、自動車のシャシー制御コンピュータの設計開発に携わっています。シャシー制御とは、車の走行、停止、操作といった重要な部分を制御するためのシステムです。
具体的な業務としては、プロジェクト*の新規モデルにおける整合性の確認や、検証業務のためのソフトウェアの書き込みなどを担当しています。プロジェクトごとに仕様や機能が異なるため、それぞれの要件に応じた確認作業が必要です。
*1プロジェクト=1車種
チームで請け負うすべてのプロジェクトに、メンバー全員が関わるスタイルで業務を進めているため、様々な車種や仕様に触れられます。新しい技術に接する機会が多いので、短期間で幅広い知識を学べるのがうれしいですね。
一番のやりがいは、休日や通勤中に自分が携わった車を街中で見かけたときですね。仕事の成果がかたちとなって現れる喜びを感じます。エンジニアの仕事をする以前と今では、車の見え方が少し変わりました。
また、最初は資料の読み方がわからなかったり、似たような名前の機能が多かったりして混乱することも多かったんです。正直、頭が追いつかないと感じる場面も。それでも、業務を進めるうちに少しずつ知識が身について、できることが増えていく点にやりがいを感じています。
技術面はまだまだこれからですが、調整力やコミュニケーション力などのソフトスキルは、特にこれまで以上に力を発揮できていると感じます。未経験から入社したのでより一層、日々大きな成長を実感できることがうれしいですね。
総じて、日々楽しくやりがいを持って働いています!
「報告・連絡・相談」を漏れなく行うことです。自分の作業状況が周りのメンバーにわからないと、急にお休みが必要になった時などに困ることもあるので、全員がスムーズに仕事を進められるよう、進捗状況はこまめに共有するように心がけています。
それから、マイナスな発言はできるだけ控えて、前向きな気持ちで業務に取り組むようにしています。言葉のパワーは大きいと思うので、チームで仕事をしている以上、自分が心地良い雰囲気を作れるよう、働く姿勢も大切にしているんです。
パティシエ時代からお客さまや同僚と気持ちよくコミュニケーションを取ることを大切にしていたので、今の仕事でもその経験が活かされているのだと思います。
面接のときに感じたままの良い雰囲気です。人見知りな性格で、最初は馴染めるか不安もありましたが、周りの人たちが積極的に声をかけてくれるので、すぐに業務に慣れることができました。20代の若い方も多いですが、年齢差を意識することなく、フラットな立場でコミュニケーションが取れるカルチャーがあります。
社内イベントも多く、プライベートでもメンバーと食事に行ったり、ライブに出かけたり交流の機会が多いです。普段からコミュニケーションが活発なので、在宅勤務と出社が混在している働き方の中でも、情報共有や業務の進行がスムーズに行えています。
また、忙しい時期はあるものの、今の配属先では定時退社が基本なので、プライベートとのバランスが取りやすい環境だと感じています。
現在は業務の基礎を固めることに注力していますが、もう少し仕事に慣れたら、資格取得の勉強にも取り組みながら、より深い知識を身につけていきたいですね。また、海外の部品工場とコミュニケーションを取ることもあるため、英語力の向上も課題の一つです。
さらに、社内にはさまざまな分野で活躍するエンジニアがいるので、他部署の人たちとの交流を深め、自分の専門分野以外の知識も吸収していきたいと考えています。これまで以上に視野を広げ、多角的なスキルを身につけることで、より良いエンジニアとして成長していきたいです!
★オフショット★
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