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【飲食店の人手不足解消へ】1ヶ月でチップ64,900円!ダイニーの「推しエール」とは?離職率減、採用に活用

こんにちは!

株式会社dinii広報の小原です。

私たちは、飲食店の【売上アップ】を先導するスーパーモバイルオーダーPOS「ダイニー」を提供している会社です。


コロナ禍後、人手不足が深刻になっている飲食業界。 数字で見るとどのように表れているでしょうか。

今回は、飲食業界の人手不足の状況や原因を見つめるとともに、施策の一つとして、2021年からリリースしている、ダイニーの投げ銭(チップ)機能「推しエール」についてご紹介させていただきます。ダイニー全店舗の推しエール獲得金額1位のスタッフ様インタビューも掲載しております。

(記事の最終更新日:2023年11月)


飲食店の人手不足に貢献したい!ダイニーに投げ銭機能「推しエール」が生まれた理由

ダイニーとは?コスト削減に留まらない機能で人手不足に貢献

「ダイニー」は、飲食店の売上アップを先導するために生まれたスーパーモバイルオーダーPOSです。注文時に自動でLINE連携することで、通常の機能に加え、CRMを実現します。

  • モバイルオーダーによる業務効率化、接客の強化
  • LINE自動配信メッセージによるリピーター集客、売上アップ
  • 自動配信アンケートによるQSC向上、再来店意欲向上
  • 喫食情報の可視化による接客強化、メニュー/販促の改善、客単価の調整

飲食店スタッフの業務的な負担を減らしながら、売上のトップラインを上げつつ、満足度を上げリピーター作りをする施策を打つことができます。

これらにプラスして私たちが2021年から取り組んでいるのが、 ES(従業員満足度)向上の為の施策、「推しエール」です。

お客様から、飲食店スタッフに感謝の気持ちが伝わる文化を日本でも根付かせたい」

頑張ったスタッフがお客様に評価され金銭的にも喜んでもらえる仕組みを作りたい」

この想いから推しエールはできました。

モバイルオーダー画面にスタッフの方々のプロフィールが並んでいて、 気に入った飲食店スタッフさんに、直接お会計に加算する形で「推しエール」を送ることができるシステムです。



モバイルオーダーだから実現する気軽さ。「やりがい」「応援したい」を創出

ダイニーの「推しエール」はこのような特徴を持っています。

  • ライブ配信の投げ銭機能のように、アイテムを送る形で気軽に送ることができる
  • 特別なアプリダウンロードは不要、モバイルオーダー上で気軽に送ることができる
  • 推しエールが贈られるとキッチン伝票として印刷されるので、飲食店スタッフがリアルタイムで把握できお礼を伝えに行くことができる

このように、お客様と飲食店のスタッフさんで直接感謝を伝え合うコミュニケーションが生まれることで、お客様には「これからも応援したいな」、飲食店スタッフには「働いていてよかったな」という気持ちが生まれることを願っています。



飲食店の「推しエール」活用状況と事例のご紹介

スタッフに贈られた「推しエール」全店舗総額は50~100万円

ダイニー導入店、全店舗の「推しエール」総額のグラフです。

毎月総額50万円~100万円前後の推しエールがお客様から贈られていることがわかります。

2023年10月は、約800名の飲食店スタッフの方が推しエールを受け取りました


「推しエール」でスタッフのモチベーションアップ!奴ダイニング様のお声

「肉バル BEEF KITCHEN STAND」を運営する株式会社奴ダイニング様の事例インタビュー記事「【ダイニーってどう?vol.4】再来店に繋がる「推しエール」活用法とは?」にて松本社長が「推しエール」についてこのようにお話しされています。


実際にスタッフのやりがいにもつながっていますし、やはり「推しエール」をいただいたスタッフは喜んでいるので、この取り組みの認知がいっそう広がっていけばうれしいですね。今後も大きな可能性を感じています。


また投げ銭と言えば女性ばかり入るのでは、、というイメージはあるかもしれませんが、

2023年10月全店舗の「推しエール」を受け取った金額ランキング上位50人を調べると、
女性25人、男性22人、店舗全体3と、性別関係なくお客様からのエールが届いています。



2023年10月の獲得金額ランキング1位は64,900円!リファラル採用にも!「大衆肉酒場 ブラック」スタッフ様のお声

2023年10月の「推しエール」を受け取った金額ランキング1位は、 株式会社ファイブディアライフ様が運営する「大衆肉酒場 ブラック」アルバイトスタッフのりおん様。

なんと、1ヶ月で92回、64,900円の推しエールを受け取られています。 今回、りおん様ご本人と、株式会社ファイブディアライフ本部北川様にお声をいただきました。


・りおん様(アルバイトスタッフ)よりご感想

まさかこんな額の推しエールを頂けるなんて思ってもいなかったのでとても嬉しいです!
お客様の気持ちになることを一番に、また来たい!と思って頂けるような接客を心がけていました

元々人と関わることがあまり得意ではなかったので、将来のためにと居酒屋で働き始めたのですが、推しエールを頂いた分モチベーションに繋がり、また貰えるように頑張ろうという気持ちになることができています。

もっといい接客が出来るように日々心がけていきます!



・株式会社ファイブディアライフ本部北川様よりご意見

現場スタッフのモチベーションが変わるので嬉しいです。推しエールをもらったスタッフは直接お礼を言いに行ったり、お見送りに行ったりしています。
みんなそれぞれ名札をうまく書いたりしていて、主体的にやってくれてますね。
金額関係なく、もらうだけで嬉しいものだと思います。

りおんさんも、先月推しエールがたくさん入った日があって、その日は他のスタッフも応援していましたし、本人はめちゃくちゃ嬉しそうに帰りました。スタッフみんなでご飯をする費用にも一部充てさせて頂いているので、そうやってみんなの笑顔になることは本人にとっても喜びになっていると思います。

実際に、りおんさんはお友達を紹介してくれて採用にも繋がっているので嬉しいです。

また、推しエールの回数や、ダイニーのアンケートで頂いた名指しのコメントは、時給査定の項目に入っていますね。そんな感じで、ダイニーさんをフル活用させていただいています。



飲食店の人手不足の状況は?

採用難…有効求人倍率は全職業の2~3倍

厚生労働省の令和5年の調査によると、有効求人倍率(応募者一人あたりの求人数)は、 全職業平均が1.18なのに対し、飲食店は調理系が2.91、接客系が3.11と、 約3倍も求人数が多い=採用が難しいことがわかります。 特に、接客・パートの採用が困難になっています。 飲食店の運営は大半がパートアルバイトであることを考えると、人手不足の深刻さが伺えます。

(出典:厚生労働省 一般職業紹介状況(令和5年9月分)について



「始めやすく辞めやすい」飲食店の入職・離職率ダントツ1位

厚生労働省の調査によると、飲食サービス業・宿泊業の入職率・離職率は共にダントツの一位となっています。

始めやすいと言うことは、辞めやすいという可能性も孕んでいることが推測されます。

(出典:厚生労働省-令和4年雇用動向調査結果の概況-



飲食店の人手不足の原因・要因は?推しエールが貢献できること

一般的には、飲食店の人手不足(採用難、離職率高)に繋がる理由は以下だと言われています。

  • 給与が低い
  • 身体的負担が大きい
  • 将来性を感じにくい(継続するモチベーションが得にくい)

そこには、上記の図にあるように、社会的要因が人件費削減、採用難に繋がり、

  • 労働量の増加
  • 仕組み化・DX化の難化
  • 成長・教育環境の整備の難化
  • 差別化・広報力不足

となって負のスパイラルが生まれていると考えられます。

逆に言えば、これらの要因や原因を解決した飲食店は、 求職者のイメージを変え、採用増・離職率減=人手不足解消に成功すると推測できます。


それを実現するために、ダイニーは日々開発・運営をしております。




飲食店で働きながら物心両面の喜びを得る環境を広げたい〜チップの歴史から〜

海外で一般的になっているチップがなぜ生まれ、広がったのか。

  • 欧州で友人の家を訪れた客が、給仕係に感謝の気持ちで金を渡した

ことが始まりとなり、その後

  • アメリカ1863年の奴隷解放後、黒人に金を払うのを嫌った飲食店などの白人雇用者が、 賃金を客からのチップでまかなおうとし、南部を中心に定着した

と言われています。
(参照:朝日新聞 DIGITAL チップは米国文化か、格差の象徴か 低すぎ時給に廃止論TRiP EDiTOR なぜ海外で「チップ」が必要なのか?かつて日本にもあった心付け文化の世界史

つまり、スタッフへの感謝+賃金面での応援で根付いてきたと言えます。

日本でも、実は江戸時代以降に「心付け」という宿泊施設や飲食店のスタッフに直接お金を渡す文化があったとされていて、施設に「サービス料」を自動的に払う制度ができて無くなった経緯があります。


金額は大きくなかったとしても、お客様からありがとうの気持ちを形で受け取れることは、 大きなやりがいや、さらなる向上心に繋がるのではと考えています。

飲食店で働きながら物心両面の喜びを得ることができる環境を「推しエール」という新しい形で広げて、 採用増や離職率飲軽減、飲食店の人手不足の改善に少しでも貢献できるよう、引き続き継続、啓蒙をしてまいります。


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