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「スマートシティ」実現に向けてトヨタとNTTが業務提携

トヨタは今年1月、アメリカで開催されたエレクトロニクス見本市「CES 2020」において、「ウーブン・シティ(Woven City)」と呼ばれる実験都市開発のプロジェクト「コネクテッド・シティ」を発表しました。トヨタ自動車東日本株式会社の東富士工場(静岡県裾野市)閉鎖に伴い、その東京ドーム約15個分の跡地に建設する計画とのこと。

都市設計はデンマーク出身の建築家ビャルケ・インゲルス氏が担当し、次世代のモビリティをはじめ、ロボティクスやAI、ドローンなどを活用してあらゆるモノやサービス、情報がつながる街(コネクテッド・シティ)が誕生する予定です。

Woven Cityイメージビデオ

このようなスマートシティ構想は世界中ですでに多くの企業が取り組んでおり、NTTも自治体などと協業を進めていたため、今年3月「スマートシティプラットフォーム」の共同構築を目指し、トヨタとNTTによる資本業務提携が発表されました。トヨタも自動車の自動運転などに向け、データの活用やAIの開発には取り組んでいますが、それを街レベルまで広げていくには相当な時間が必要です。そこで都市インフラにおける情報活用や通信技術に詳しいNTTとの提携に至ったようです。

今回は大企業同士の業務提携でしたが、ハードウェア業界においては長年培ったノウハウを持つ老舗企業と最新技術を取り入れたスタートアップの協業が進んでいます。弊社の”ugo”も、先日東芝インフラシステムズと検診作業における共同実証実験を行いました。

ugo × Sharepo™による、検針作業オートメーション化実証実験を実施

私たちの生活をより便利に、誰もが快適に暮らせるスマートシティを作りあげるには多くの力を結集する必要があります。成長著しい”ugo”もいつの日かWoven Cityで警備をしたり家事のお手伝いをしたりしているかもしれません。楽しみです。

今後もWovenCityの情報については随時お知らせしていきたいと考えています。

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