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【搾取されない地域を作る】地域の本質的な課題解決に現地で取り組む男の物語

こんにちは!今回のライターも前回に引き続き東が担当させていただきます。前回の社長藤田のインタビュー記事はどうでしたか?

さて、今回は「NOFATEありのままBlog」の第五弾です!メンバーの気持ちをありのままに語ってもらい、会社の色が滲み出るような空間を創りたいと思っています。

【インタビューVol.1】東亮佑さん / 【インタビューVol.2】福田眞子さん / 【インタビューVol.3】篠塚光さん / 【インタビューVol.4-1】藤田雄也さん

今回取り上げるのは、異色の経歴を持つ世古乃佑さんです!ITコンサルから一転、NOFATEで仕事をするようになるまでの経緯や彼の地域に対する考え方まで、インタビューでお話を伺いました。

会社員は自分にはしっくりこなかった

ー それでは世古さんインタビュー始めますね!軽く自己紹介からしていただいてもいいですか?

はい!世古乃佑と申します。経歴を話すと、新卒でIT系のコンサルティング企業にインターンを含めて2年勤めて、そこから地域おこし協力隊でガイドとして働いて、このコロナ禍では地域事業者のホームページ制作とかしてますね。

ー ありがとうございます!まず世古さんはどんな学生生活を送っていたか教えていただいてもいいですか?

中学高校大学と10年間共通したキーワードは「グローバル」ですね。10年間一貫して、海外や英語などグローバルなものに興味関心がありましたね。勉強して大学に行くことが当たり前ですよね。だから僕も例に漏れず勉強して、その時、国際や貿易に目が向いていたこともあって青山学院大学の国際政治経済学部に入学しました。大学に入ってからは”アイセック”で海外留学生の日本企業へのインターン生としての受け入れや自分自身がフィリピンにインターンに行くというような活動をしていました。

ー なるほど。そこまで「グローバル」を軸に活動されてきて、どうしてIT系のコンサルティング企業に就職を決められたのですか?

「外国人と働ける環境だったこと」と「アイセックの受け入れ企業だったこと」の2つが大きいですね。僕が入社したのは、みんなが想像されるようなコンサルティング企業ではなくて従業員10人程度でその半分が外国人という、非常に小さな会社で国際色豊かな会社でした。

ー そうなんですね!納得しました!そこではどんな仕事をされてたんですか?

会社としてはサーバールーム/データセンターのコンサルをしていて、僕個人としては証券会社のIT部門出向してオフタイムにケーブルの取りまとめなどの作業をしていました。自分が一つでも配線をミスすると社会にものすごい損害を出す可能性があるという緊張感と責任を感じながら働いていました。

ー 僕はそんなプレッシャーの中働くの無理かもしれない...笑 その一方、結構裏方の業務という印象なんですけどやりがいってどんなところにありましたか?

”任せられている感”かな〜。小さい会社だったこともあり、自分の担当領域が大きくてやりがいがありました。

ー そんな中で比較的早めに辞められたんでしょうか?

まず、転職する人は多いという前提はありつつ...こんなにお金もらっていいのかなという思いがずっとあったんですよね。コンサルってクライアントからお金を会社がもらって、そのお金を会社が従業員に給料として配分しますよね?それって自分がやったことに対してどのくらい対価が支払われているのかよくわからないですよね。それにずっと違和感があったんですよね。給料分の価値提供できるのかな?って。

ー 僕、そういったマインドでお仕事されているのは素敵だと思います。

いや、そんなことないね笑 今振り返るとその企業に限ったことではなく会社という組織自体が合わなかったんだと思うんですよね。会社員という概念が自分にはしっくりこなかった。40年サラリーマン続けるのが純粋に嫌だったということもありますね笑

ツアーガイドとして全国トップ10に選出される?!

ー そういった経緯で会社を辞められたのに非常に納得しました。でもそこからどうして地域おこし協力隊でガイドを始められたんですか?

そうですね。きっかけは”引越し”ですね。ルームシェア中の相方が出ていくことが決まり、引っ越す必要が出たんです。その時に仕事を辞めるタイミングでそもそも東京に住み続ける必要あるのかなってもう一度考えたんですよね。そこでまず、住む場所は東京じゃなくていいなと思いましたね。さらに、”友人が東京で仕事を辞めて長崎の対馬で働いていたこと”も僕の中でもきっかけの一つでしたね。そこからネット検索して調べていると「3年で成果を出さないといけない環境に放り込まれる」・「自分で事業を立ち上げることができる」という文言が出てきました。それに惹かれて、話を聞いてみて働き始めました。

ー 地域おこし協力隊で働いている時はどんなことをしていたんですか?

大きくいうと下呂市馬瀬地域のインバウンド受け入れ体制強化ですね。具体的には、インバウンド向けの体験ツアーを組んでそのツアーガイドまで担当するといったことをしていました。グローバルを軸に学生時代過ごしてきたこともあってこの仕事に違和感はなかったし、挑戦してみたいことでもあったし、楽しかったですね。そこでお客さんからの満足度・評価が高くて、それが口コミで広がっていきましたね。それらの成果としてトリップアドバイザーのトラベラーズチョイスアワードにて全国トップ10に選出されたり、英国紙や香港雑誌など海外のメディアにも多く取り上げられるまでに至りました。

※地域おこし協力隊についてや活動内容の詳細はこちらの記事をみてください。

ー NOFATEと関わってくださっている経緯ってなんですか?ここまで話を聞いて全く繋がって来ないのですが笑

僕が書いているうめぶろというブログを見て、藤田さんが声をかけてくれたことがきっかけですね。今は飛騨市のプロジェクトに関わっているんですけど、様々な課題に直面しながら試行錯誤していますね。

搾取されない地域をつくりたい

ー なるほど。あと、今はコロナ禍でツアーガイドできないと思うんですけど、今は何されているんですか?

いい質問ですね笑 ツアーも細々と続けながら、地域事業者のホームページ制作など事業としてやっているね。

ー なぜホームページ制作を現在されているのですか?

地域の良くないビジネススキームをどうにかしたかったんですよね。ホームページは基本的にワードプレスでシンプルなものを作ることにおいては製作費と維持管理費合わせてもそこまで高くならないんですよ。でもホームページ界隈の事業者は、地域の人たちとの情報の非対称性を悪用して、法外な値段を請求することがしばしばあるんですよ。だから、僕の場合は最初に安価でシンプルなものを作成して、地域の方々が自分たちで編集できるように設計していますね。

ー なるほど。面白い。

これはホームページ制作依頼だけに限らず、地域に入り込んできた外部の事業者が観光庁からの地方の役所への補助金を中抜きするということは往々にしてあるんですよね。地域の方々は補助金を財源として予算を組むので、お金に対する感覚が鈍くホームページ制作など担当外のことに関しては相場感がありません。そこに外部の事業者が入ってきて、それらしいプレゼンをしてそれらしいものを作って、去っていくというわけです。持続性がなく、本当に地域のためにはならないであろう事業を残していくこの状況をどうにかして、 ”搾取されない地域にしたい”ですね。

ー ”搾取されない地域にしたい”という強い気持ちが伝わってきて鳥肌がたちます。そのために今後どのように地域に関わっていきたいと考えておられますか?

まず、外国人に尽くしてなにか事業をしたいと思っています。1番やりがいを持って働けるので優先順位が高いです。事業としてどのくらい大きくなるかという興味もありますね。あとは、 ”搾取されない地域にする”ために今後、下呂には世古さんがいるから!と言われるようにならないといけないと思っています。そうでないと外部企業に足元を見られちゃいますし... そこでは地域と外部企業と3者で対等に付き合いたいです。今は明らかに外部企業の力関係が強いので搾取される構図になっていますが、私が介在してできることとできないことを地域と外部企業と3者で補い合う関係になりたいと思っています。

ー 僕も地域で働いている一人として非常に共感できます。でも、考えるだけではなく、それを実際地域に住んで実践できるのは本当にすごいと思います。

そうだね。地方にいなくても地方出身者には一度立ち止まって地元について考える時間をとって欲しいですね。働いておられる方の中には自分の思ってる仕事ができない、上司が気に入らないなど会社員としてわだかまりを持っている方も多いのかなと思います。そんなみなさんにはフットワークが軽いうちにできることをやって欲しいですし、自分の人生を振り返る機会を作るだけでもいいので、一度立ち止まって地域について考えて欲しいです。

ー 本当に仰る通りで、年を追うごとに”自分のやりたいことってなんだっけ?”と考える機会って少なくなっている気がします。

そうだね。「①本質的に考える」「②思考を行動に移す」とステップが2つあると思うんですけど、1つ目だけでもやって欲しいです。このままずっと東京に住んでサラリーマンするのって幸せなのかな?ってね。

ー すごい... 今回本当にたくさん学びがあったので、まず自分の就職先ややりたいことについて振り返る時間を作ってみようと思います。本当に本日はお時間とっていただきありがとうございました!

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