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【社員紹介/GL】新人を育て上げ、未来のグループリーダーを輩出したい。

<プロフィール>

O.Kさん

システム統括部 グループリーダー/2008年移籍入社/理工学部 情報科学科卒

大手ソフトウェア開発会社から、設立して間もない関連会社へ。少数精鋭の環境で自らを磨き、エンジニアのトップであるグループリーダーへ上り詰めたプロセスや、人材育成に賭ける熱い想いについて、O.Kさんに余すところなく語っていただきました。

入社10年目を転機と捉え、転籍を決断

――ティエム2へ転籍した経緯を教えてください。

私が就職したのは、ティエム2の母体であるソフトウェア開発会社でした。そこではシステムテストに始まり、基盤構築、OS設定、ミドルウェアのバージョンアップから機能追加やシステム拡張まで、10年を経過した時はほぼひと通りの開発は経験できたと思います。ティエム2への転籍の話が持ち上がったのは、まさにその頃でしたね。聞けば、それまでエンジニアのアサインを中心に行っていた部署が関連会社として独立し、評判が良く依頼が増えているので、中堅エンジニアに来てほしいというわけです。10年という節目だったこともあり、転機と捉え、転籍を決断しました。

当時、ティエム2はまだ30名に満たない規模でしたが、事前の情報通り大手企業からの依頼が多く、私はシステム調査やミドルウェアテストなど、様々な案件に対応していきました。徐々に基盤まわりの業務が増え、いつしか私は基盤運用のスペシャリストになっていました。ちなみに基盤運用とは、当該OSにたとえばウイルス対策ソフトやミドルウェアなどを組み込み、正しく動作させていく一連の業務を指します。

ほどなく私は基盤運用のグループリーダーとなり、現在は15名のチームを率いて大手ベンダーの基盤運用に携わっています。この業務も7年間継続していますが、長きにわたり担当できているのも、ティエム2への信頼の厚さだと捉えています。


技量に加え、経営者視点も求められるポジションです

――グループリーダーの業務には、どんなものがありますか。

まずひとつ目が、メインプロジェクトの管理統括です。私は基盤運用のグループリーダーとして15名のチームを率いており、大手ベンダー側とダイレクトにやりとりするなかで、適正な人員配置や作業の進捗管理をチームリーダーと一緒に進めています。ふたつ目が、会社とのパイプ役です。ティエム2では社員が集う機会が他社に比べかなり多いですが、それ以外にも緊急性のある情報伝達や、人事考課査ではメンバーの自己評価を持ち帰り複数のグループリーダーで検討するほか、時にはメンバーからの会社への要望も伝える必要があります。

そしてもうひとつが、複数に及ぶプロジェクトの管理です。私の場合は、メインプロジェクトの依頼主である大手ベンダーの複数の拠点でも基盤運用プロジェクトを展開しており、そのバックアップは欠かせません。今はコロナ禍のため各プロジェクトリーダーとリモートでやりとりしていますが、相応の経験年数を経たリーダーが増えてきたので、特に心配はしていませんね。

ティエム2ではここ数年、新卒採用に注力していて、私たちグループリーダーも二次面接官として採用業務に加わっています。未来のティエム2を支える人材の選考だけに、私たちも心して取り組まなければなりません。こうした社内の軸となる業務に関われるのも、ティエム2のグループリーダーならではと言えるでしょう。他社でいうところのプロジェクトマネージャーとは異なる、経営者目線での手応えを感じられると思います。


「人」を育てることの大切さを、改めて認識しています

――グループリーダーとして最も心がけていることを教えてください。

やはり人材の育成ですね。ティエム2には優秀なエンジニアが多いので、基礎を身に付けて現場に出ればOJTを通して先輩からしっかり学べますし、3ヶ月に一度のレビュー会では的確な振り返りができるでしょう。しかし新たに入社する人材がティエム2と上手くマッチングできなければ、想定する成長が望めないかもしれません。昨年度から、多くの人材を育ててきた私たちグループリーダーが二次面接官に起用されたのは、選考時のミスマッチング回避を強化するためでもあるんです。

二次面接は、基本は1対1で行い、私を含めて6名のグループリーダーがランダムに担当します。グループリーダーはそれぞれ専門分野が異なりますが、どの現場でも周りの人たちとしっかりコミュニケーションが図れなければ仕事は成り立ちません。またわからないことは自ら質問する積極性も必要でしょう。私たちグループリーダーはそうした見解を共通化し、技術や知識よりも人柄を優先する選考基準を定め、真摯に皆さんと向き合います。

また新入社員の配属についても、私たちグループリーダーが会議を開催して決定していきます。本人希望のほか、技量や通勤路など多面的な判断を行い、基盤、アプリケーション、運用のいずれかのプロジェクトに配属されることになるでしょう。

物怖じせず、堂々と自分の意見を発信してください

――今後、どんな人と一緒に働いてみたいですか。

初めてプロジェクトに配属され現場に出ると、皆さんはコミュニケーションの重要さに改めて気づかされると思います。同期、先輩、リーダー、お客様など、様々な人と関わり、プロジェクトを進めていくにはコミュニケーションが不可欠です。だからこそ、堂々と自分の意見を発信してください。そんな「物怖じしない人」と、一緒に働きたいですね。そして、目標とする先輩の背中を追いかけて成長し、いずれはグループリーダーを目指してもらえればと願っています。

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