シクミタスには、
叶えたい夢がたくさんあります。

シクミタスが夢を叶えていくために必要、
且つ最も重要視しているのが

ズバリ、人材。

今回は、シクミタスが大切にしている
求める人物像、第五弾！！


今日もこの記事の最後に、
stand.fm の音声配信もあります！

よろしければ最後までお付き合いください！

＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊


私が会社を設立してから痛感したことが、
今回のタイトルそのままで、
『常に整わない環境で力を発揮する』です。

本当に無知だったな…
と思わされたのですが、
『これまでに仕事ができていたのは、
会社がすべてを用意してくれていたからだ』
と、心底思ったことがきっかけでした。

設立当初は、電話もない。パソコンもない。
ネット環境もないし、メールアドレスもない。
パンフレットもなければ売る商品もない…

『これ全部、
ひとりでやらなきゃいけないの！？』


たくさんのことに、
会社を創って初めて、気が付いたのです…
考えてみたら当たり前ですよね…
本当に無知でした(笑)

私がこれまで仕事をしてこられたのは、
会社が守ってくれていたからだったんだな…
と、すごく感じたのです。

同時に思ったことがありました。
これも当たり前かもしれませんが、
何もないからといって、
『ないのでできません！』
とは言えないわけです。

じゃあ、この何もない環境の中で、
どうしたらできるのか？
どうしたらお客さんが喜ぶものを提供できるのか？
たとえ何もない環境であっても、
これを考えることが大事だなと、
本当に恥ずかしながら、
そこで初めてわかったのです。

No.4の記事にも書きましたが、
私たちは変化を選び、常に変化していきます。
ということは言い換えると、
“常に完璧な状態” にはならないのです。

この先、新しい事業もどんどん展開していきます。
その際に適したものや環境などは、
変化の中において “常にない” のです。
都度つくり変えていかなければならないので、
少なくとも私たちの会社では、
短期的、瞬間的に見て、
“常に整わない” ということになります。


（常に整わない、とはいっても、
たとえば福利厚生などについては、
もちろん会社として常にきちんと整備する、
という想いで経営をしています）

新しい事業をするために何が必要なのか？
と考えたとき、いつだって完璧な環境は
用意されていないと思うのです。


そういったときに止まるのではなく、
整っていない環境下で、
いかに自分の力を発揮するか？
ということを一人一人が考えていくと、
それが前進する力となって、
良いチーム、会社になっていく。
そして結果的にお客さんに対して
良いサービスが提供できる土台になっていく。

時には、
『社長、この事業のためにはこれが必要です。
ないので用意してください』と要求することは
もちろん必要ですし、言ってほしいのですが、
『ない中で何をやるのか？どうするのか？』
ということを一人一人が考えられるような
チームにしていけたら、結果的に自分たちも
クリエイティブなことができて楽しいですし、
お客さんも喜んでくれるんだろうな、
ということをすごく感じています。

会社として、仲間のために働きやすい環境を
つくることは大前提です。
この ”働きやすい環境” というのもある意味、
”常に整っていない” といえますが、
働きやすい最高の環境を常に仲間に提供する。
この大前提にプラスαで、
こんな考え方を一人一人が持っていると、
本当に良いチームになれると思います。

人間には、自分が満足できる
ある一定のところに達すると、
『もういいや』と思ってしまう、
弱さみたいなものがあります。

だからこそ、常に整っていない環境の中で、
『いかに自分の力を発揮するか？』
と考えるほうが、意外と人間は成長できるのかな、
とも思っています。

私たちは ”チャレンジする” という意味でも、
『常に整わない環境で力を発揮する』
という考え方を、大事にしています。