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【社員インタビュー vol.1】モバイルアプリで実現する未来のローソンについて

社員インタビュー第1弾!
今回はローソンデジタルイノベーションでモバイルアプリチーム立ち上げからPMを担当している中野浩史さんにインタビューしました。

プロフィール

中野浩史 株式会社ローソンデジタルイノベーション(LDI)シニアマネージャー
16歳でニュージーランドの大学へ進学し、その後、渡米しボストンユニバーシティに入学。外資モバイルメーカー、通信事業会社でエンジニアとしてプロジェクトリーダーを経験。その後、エネルギー事業会社にて100名以上規模のプロジェクトのPMとして従事。

現在は、ローソンデジタルイノベーションでモバイルアプリチーム立ち上げからPMを担当。

LDIとの出会いとモバイルアプリチームの立ち上げ

LDIへの入社を決めたのはどんなところですか?

もともと小売の業界で転職を考えていたわけではなかったのですが、AIやロボティクスなどの最先端技術に関わりたいという気持ちはあり、そんな中LDIの存在を知りました。

新しい取り組みを積極的に行なっており、Amazon Goのようなことをやりたいという話を聞き、先進的な技術を常に追いかけていける環境に惹かれて入社を決めました。

入社してからの業務について教えてください

ローソンのITを内製化する流れで、モバイルアプリも内製化したいという話があり、モバイルアプリチームの立ち上げを行い、ローソン公式アプリ内製化を進めるのが最初のミッションでした。

最初は入社直後のiOSエンジニア1名と私の2名でスタートし、翌月にデザイナー、Androidエンジニアと、入社したてのメンバーで形成されたチームを作りました。

モバイルアプリチームの取り組みや開発環境

モバイルアプリチームはどんなチームですか?

現在の構成としては、PM1名、アーキテクチャー1名、エンジニアリングマネージャー1名、デザイナー1名、Android/iOS/サーバーサイドのエンジニア数名が参加しています。

チームでは、週次でMTGを行い、進捗や課題についてメンバー同士で認識のすり合わせをしつつ、エンジニアリングマネージャーの川端を中心にコミュニケーションを取り合いながら、主にローソン公式アプリを中心に開発を進めています。

他にも、ローソンのスーパーバイザーの方を支援するためのアプリや、ローソンで働くクルーさん向けのコミュニケーションアプリなど、ローソングループの様々なアプリ開発に取り組んでいます。

昨年のCEATEC 2018では、LDIでウォークスルー決済に取り組みをしましたが、そこで利用するアプリの開発も行いました。先進的な技術を使ったプロジェクトにどんどん関わっていき「IT領域で先進的な取り組みをしているコンビニ」というローソンブランドを作っていくというのも魅力の一つだと思っています。

モバイルアプリチームのPMとして苦労したのはどんなところですか?

ローソンでは、これまで外部企業に委託した開発が多かった特性上、最初はウォーターフォール型に慣れている状態でした。ただし、モバイルアプリ開発ではそれは適していないですし、開発チームの負担増にもつながってしまいます。

そのため、ローソンのマーケティングチームと企画段階から連携し、開発チーム双方とコミュニケーションをとることで、アジャイル開発に寄せた体勢を作りつつ、中間地点を模索しながらフレキシブルな対応をしていくことが求められました。

リリース頻度も高く、プロジェクトが重なって動くことも多々あり、チームのメンバーにも苦労をかけた時期がありましたが、マネージメントを含めさまざまな人を巻き込み、課題に向き合うことによって、徐々に連携もスムーズになり、安定的な開発体勢が取れるようになってきたと思っています。

開発する環境としてはどうですか?

徐々にエンジニアに集中しやすい環境整備などにも取り組んでいます。時間にとらわれない働き方ができるような働き方ができるように、裁量労働制や自宅勤務などの社内制度があり、集中したい日には活用してもらっています。

また、テストなどは、モバイルアプリチームとは別にQAチームが担当してくれるなど、開発に集中しやすい体勢を作りつつ、品質の向上や作業分担を行えるように、徐々に整備を進めています。まだまだ発展途上ではありますが、これからもトライしていく予定です。

これからのLDIモバイルアプリチーム

中野さんが考える、これからのモバイルアプリチームについて聞かせてください

チームとしての力を向上させて、全員が一人称で働けるようなチームを作っていきたいです。

スキルの向上もそうですし、自律的に取り組めるマインドの部分もあります。また、最新技術やトレンドのアナライズはエンジニアとして必要になってくる部分です。そのための勉強会の開催やナレッジを共有する場などを作っていきたいと思っています。

ほかにも、同業界・異業界含めたマーケットの動向についても確認し、AIやIoTやロボティクスなどがどのように活用できるのか、などのアイディアを自ら立案できるような広い視野を持てるように、そのための環境を用意していきたいです。

ローソングルーブではローソン以外にも様々なサービスを提供しています。
まずは、ローソングループの様々な領域のアプリ開発を担っていけるチームを作れればと思っています。

中野さんが今後取り組みたいことはありますか?

他社とのコラボレーションがあっても良いかなと思うのですが、ウーバライゼーションの領域にはチャレンジしていきたいと思っています。カーシェアリングなどの取り組みがすごく良い事例だと思っているのですが、ローソンという全国に約15,000店舗を展開するプラットフォームだからこそ提供できるサービスがたくさんあり、モバイルアプリを活用することで大きく広がります。「オンラインとオフラインをどのように使っていくのか」という点を、より探求していきたいです。

新しい技術を活用して様々な可能性を追い続けると共に、今ある技術をいかに活用するかを考えることによって、新たに便利なサービスを生み出すことができると思っています。「実はこの技術の使い方によっては画期的なウーバライゼーションになるんじゃないか」といったものが見けることができれば、楽しいかなと!

そのための取り組みとして第一歩として、モバイルアプリは重要な役割だと思っています。

最後にひとこと

ローソングループのアプリを一緒に開発してくれるメンバーを募集しています。

開発の領域だけではなく、最先端技術の検証などにも挑戦したい方、興味を持っていただけたら一度遊びに来てください。ワイワイしながら一緒に可能性を模索していきましょう!

集中したい日は自宅で作業しても大丈夫なので!笑


Androidエンジニア
ローソンアプリをKotlinで開発するAndroidエンジニア募集
株式会社ローソンデジタルイノベーション(LDI)は、コンビニ「ローソン」のIT部門を担う戦略子会社です。ローソングループのIT領域内製化を進めるため、アプリケーション開発や先進技術の研究等を行なっています。 現在、モバイルアプリチームでは、「ローソン公式アプリ」をはじめとして、店舗で働くクルーさんやスーパーバイザー向けのアプリなど、ローソングループ提供するAndroidアプリの開発を行っています。 ローソン公式アプリのプロジェクトでは、スマホアプリを活用することでレジへ並ばずに決済ができる「ローソンスマホペイ」など、キャッシュレス化への取り組みや、各種クーポンの連携など、より便利なコンビニを提供にするためのサービスを開発していきます。また、AIやロボティクスなど先進的な技術も積極的に検証し、導入を進めています。
株式会社ローソンデジタルイノベーション
モバイルエンジニア
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日々の生活には欠かせないインフラ的な存在となっているコンビニエンスストア。「ローソン」もその一翼を担う存在として、人々の暮らしに寄り添うことを掲げています。 私たち、株式会社ローソンデジタルイノベーション(LDI)は、コンビニエンスストア「ローソン」の価値を最大化させるために生まれた戦略子会社です。テクノロジーやITの力を駆使して、より豊かな生活を実現することを目標に、あらゆる取り組みを行なっています。 現在、アプリチームでは、スマートフォンアプリを利用したキャッシュレス決済やクーポンの発行などによって、お客様の購買行動の変革につながる取り組みに力を入れています。 また、顧客の購買データや需要予測など、ビックデータを用いたデジタルマーケティングの強化や、リテールの課題とされている業務の効率化を含め、業界全体にイノベーションを起こすための事業を展開しています。 全国に15,000店舗を展開する「ローソン」という企業の強みを活かし、お客様に身近な”コンビニ”だからこそできる価値提供について、開発者の視点から考え続けています。 ローソンアプリを使用し、スマートフォンでローソン店内の商品をスキャンし、決済をすることで、お買い物ができるサービス。 ローソンのCEATEC2018出展展示物として、ウォークスルーで自動決済を行うアプリの開発を実施。
株式会社ローソンデジタルイノベーション
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