新技術を追求してローソンのお買い物を便利にする「オープン・イノベーション・センター(OIC)」とは? | 株式会社ローソンデジタルイノベーション
こんにちは。ローソンデジタルイノベーション(LDI)の佐野です。今回は私が担当しているオープン・イノベーション・センターについて、ご紹介します。オープン・イノベーション・センターとLDI 人手不...
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LDIの山本達也です。ご覧いただきありがとうございます。
私は2018年5月にローソンデジタルイノベーション(LDI)へ入社し、現在はオープン・イノベーションセンター(OIC)でラボの管理を担当しています。今回はオープンイノベーションラボについて紹介させていただきます。
名前の通り、会社外部に対してもオープンを原則としており、自社で開発した製品はもちろん、他社が開発したサービスとも積極的にコラボレーションし、共同で検証を行っています。
ラボはいわゆる研究施設、というよりは、ローソンの実際の店舗を模した内装になっており、サービスの検証を行う上で、IT的な観点の他に、店舗運営における物理的な制約条件の検証も併せて行えるようになっています。
現在は、ローソンのオープン・イノベーションセンター管轄の下、LDIが主体となって管理・運営を行っています。
毎日約1,200万人が利用するローソンでは、一度問題のあるシステムを提供してしまえば、その影響範囲は広く、お客様はもちろん、オーナーさんやクルーさん等、多くの方にご迷惑をおかけすることになります。24時間営業する店舗では、システムを止めるタイミングも難しく、そのため、システムの開発はどうしても慎重にならざるを得ません。
一方で、革新的なソリューションを生み出すには、スピード感をもって実施検証を行い、課題の洗い出し、改善を重ねていくことが重要になってきます。これら、高い品質と開発のスピードを両立するために、店舗と同等の環境で、各種ソリューションの検証や改善を行う環境として、オープン・イノベーションラボを活用しています。
まだ少人数向けではありますが、開発環境も整備しており、主にIoTシステムの開発等はラボで検証を行いながら進めています。
私自身はソフトウェア開発が主な仕事となり、必然的にサービスやソリューションの提案はソフトウェア中心のものになってしまいがちです。
一方で、コンビニエンスストアの抱える課題、とりわけ、人手不足に関わる課題は、ハードウェア、ロボティクスの協力なしではなかなか解決が難しいものが多いのが実情です。
オープンイノベーションラボを通してコラボレーションする企業は、ソフトウェア開発の企業に限らず、ハードウェア、広告企業など幅広く、ソフトウェア単体では実現の難しいソリューションの開発にも挑戦できます。
幅広い分野の専門家の方とアイディアを出し合ってサービスの展開を進めていけるのも、ラボの特徴の一つです。
ラボでは、様々なソリューションの開発、検証を進めています。開発対象はローソンから依頼されるものや、他社から提案されるものもありますが、自身で企画を立ち上げることも可能です。
私も現在、もともとは趣味で勉強していたスマートスピーカーと機械学習の技術をベースに、開発プロジェクトを立ち上げ、他社専門家と連携してサービスの開発を進めています。
企画立ち上げ前は、専門家とのコネクションが全くない状態で、プロジェクト化は半ばあきらめ気味でしたが、上司に専門家とのディスカッションの場を設けてもらい、実現する方向で話が進みました。
また、上記の企画とは別に、LDIには新規事業公募の制度も設けられており、予算面、人材面で、自身のアイディアを実現するための制約条件は非常に少ないです。
自身で課題意識をもって、解決策を練られる人には非常にやりやすい環境だと思います。
スピード感をもって開発に取り組みたい方、自分自身のアイディアで仕事をしてみたい方、興味を持って頂けましたら、是非お話ししましょう。エントリーお待ちしています!