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CEATEC JAPAN 2018に出展!ローソンが目指すデジタル技術の革新によって実現する未来のコンビニ

ローソンデジタルイノベーション(LDI)の宮田です。
今回は、ローソンのオープン・イノベーションセンター(OIC)を中心に取り組んだCEATEC JAPAN 2018出展プロジェクトについて、ご紹介します。

CEATEC JAPANとは?

アジア最大級の規模を誇るCPS/IoTのエレクトロニクスの国際展示会です。
ローソンは、2018年10月16日~19日の4日間、幕張メッセで開催された「CEATEC JAPAN 2018」に小売業として初めてブース出展いたしました。

参考:http://www.lawson.co.jp/company/news/detail/1347071_2504.html

LDIでは、ローソンのオープン・イノベーションセンターに所属するメンバーを中心に、ローソンの出展をサポートする形で参加しました。

オープン・イノベーションセンターの取り組み紹介はこちら

新技術を追求してローソンのお買い物を便利にする「オープン・イノベーション・センター(OIC)」とは? | 株式会社ローソンデジタルイノベーション
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なぜローソンがCEATEC JAPANに出展したのか?

小売業であるローソンがなぜエレクトロニクス国際展示会であるCEATEC JAPANに出展したのか疑問に思われる方もいらっしゃるかと思います。

現在コンビニに限らず小売業は人手不足などの課題を抱えています。それに加えて海外では無人店舗を筆頭にデジタルを用いた店舗の出現など小売業界は大きな変革が求められています。その局面を乗り切るためにローソンは、2016年にローソンデジタルイノベーションを設立し、2017年5月のオープン・イノベーションセンター開設するなど、ITへの取組を積極的に進めています。

オープン・イノベーションセンターでは、最先端技術を含めデジタル化による店舗運営効率化や、新しいお買い物体験の提供を目指し、様々な企業とコラボレーションしながら、日々研究を進めています。
最新技術を用いて、生活に身近なコンビニが、未来はどのような姿になるのか、日常のお買い物体験がどのように変わるのかを、体感してもらう場としてCEATECにチャレンジすることにいたしました。

”未来のローソン”とは?

「最新技術を用いた」と聞くと機械的で無機質なもののように思われるかもしれませんが、ローソンが一番大切にしたのは “ 技術中心ではなく「ヒューマン・ファースト」、人の温かさを大切にした店舗 “ です。

カメラやセンサー、AIなど最新技術をふんだんに用いているけれど、それらはあくまでも”人”に対しての付加価値を提供するためのツールであり、それらにより老若男女、障害有無問わず誰にでも働ける、お客さまとクルーとのコミュニケーションが取れる、地域のコミュニティスポットとなれる、ローソンがいれば大丈夫、そういうマチの生活プラットフォームのような存在になる。それがローソンの思い描く ” 未来のコンビニ ” です。

展示内容についてご紹介していきます

CEATECでは「未来のローソンエリア」(主にお客さまサービスにフォーカスをあてた展示エリア)と、「購買体験エリア」(電子タグを用いたウォークスルー決済が体験できるエリア)の2つの展示を行いました。

「未来のローソンエリア」の一部をご紹介

バーチャルクルー

様々なバーチャルクルーが近くのローソンに出勤する未来もあるかもしれません。

そんなクルーとコミュニケーションを行うことによりローソンに来ることが楽しくなったり、カメラやセンサーを組み合わせることによりお客さまの健康状態と購入履歴を把握し、その時に応じたあなただけのおすすめ商品を教えてくれたりするかもしれません。

調理ロボット

お店での ” 作り立て ” のおいしさもロボットに任せることができます。

また、ロボットにできることはロボットに任せ、人は人にしかできないおもてなしに注力できる働きやすい環境を提供することも可能となります。

デジタルコンシェルジュ

デバイス、ネットワークの進化により遠隔でもそこにいるかのようにお客さまとのコミュニケーションをとることができるようになります。センサーによりバイタル数値を取得し客観的な判断材料も取得可能です。ローソンに来れば安心、そういうサービスを提供することができるようになるかもしれません。

その他にも電子タグ(RFID)関連機器の展示や、ブロックチェーンのPoC結果動画などの展示を行いました。

「購買体験エリア」のウォークスルー決済体験

電子タグ(RFID)を用いた購買体験で、商品の入った袋を通すだけでお買い物が完了します。

レジでの商品のスキャンが不要となります。(決済完了後、スマートフォンに電子レシートが送られてきます。)

こちらで利用したスマートフォンアプリや、サーバーサイドはLDIのチームが開発を進めました。これが実用化されると現在のレジ業務が大幅に短縮され、購入のための行列やクルーの作業が大幅削減されます。このように最先端技術を用いることによりお客さまには新しい価値を、働き手には働きやすい環境を提供することができ、それにより身近にあるコンビニになっていくことと思います。

最先端技術への挑戦!CEATECウォークスルー決済への取り組み | 株式会社ローソンデジタルイノベーション
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CEATECは大盛況!購買体験エリアに行列が

2018年は会期中CEATEC全体で約15.6万人の来場があり、ローソンブースには連日多くの人が押し寄せ、テレビや雑誌などにも多く取り上げていただきました!特に購買体験エリアでは、ウォークスルー体験を待つ行列ができ、最大40分待ちになるほど大盛況となりました。

また、今回の展示内容にてCEATEC AWARDの「審査員特別賞」を受賞いたしました。

これからの取り組みについて

最先端技術は日々刻々と進化しています。ただ、技術はあくまでも手段にしか過ぎません。ローソンが大切にしたいのはお客様、お店で働くクルーさんなどの「人」です。

LDIは、ITのプロフェッショナルとしてテクノロジーを駆使し、ローソンを選んでいただいたお客様や働くクルーさんに、より便利なサービスを提供し続けるために、これからも先進的な技術を研究しアウトプットしていきます。

今回の展示では「2025年のローソン」をイメージしましたが、技術は日々進化しており、実際に2025年がきた時には、より進化した ” 未来のローソン ” を作り出せるかもしれません。今後もその想いと技術とをつなぎ、共創して日々研鑽して参ります。

こんな取り組みを行なっているLDIに興味を持っていただけた方がいましたらエントリーをお願いします!


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日々の生活には欠かせないインフラ的な存在となっているコンビニエンスストア。「ローソン」もその一翼を担う存在として、人々の暮らしに寄り添うことを掲げています。 私たち、株式会社ローソンデジタルイノベーション(LDI)は、コンビニエンスストア「ローソン」の価値を最大化させるために生まれた戦略子会社です。テクノロジーやITの力を駆使して、より豊かな生活を実現することを目標に、あらゆる取り組みを行なっています。 現在、アプリチームでは、スマートフォンアプリを利用したキャッシュレス決済やクーポンの発行などによって、お客様の購買行動の変革につながる取り組みに力を入れています。 また、顧客の購買データや需要予測など、ビックデータを用いたデジタルマーケティングの強化や、リテールの課題とされている業務の効率化を含め、業界全体にイノベーションを起こすための事業を展開しています。 全国に15,000店舗を展開する「ローソン」という企業の強みを活かし、お客様に身近な”コンビニ”だからこそできる価値提供について、開発者の視点から考え続けています。 ローソンアプリを使用し、スマートフォンでローソン店内の商品をスキャンし、決済をすることで、お買い物ができるサービス。 ローソンのCEATEC2018出展展示物として、ウォークスルーで自動決済を行うアプリの開発を実施。
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株式会社ローソンデジタルイノベーション(LDI)は、コンビニ「ローソン」のIT部門を担う戦略子会社です。ローソングループのIT領域内製化を進めるため、アプリケーション開発や先進技術の研究等を行なっています。 現在、モバイルアプリチームでは、「ローソン公式アプリ」をはじめとして、店舗で働くクルーさんやスーパーバイザー向けのアプリなど、ローソングループ提供するAndroidアプリの開発を行っています。 ローソン公式アプリのプロジェクトでは、スマホアプリを活用することでレジへ並ばずに決済ができる「ローソンスマホペイ」など、キャッシュレス化への取り組みや、各種クーポンの連携など、より便利なコンビニを提供にするためのサービスを開発していきます。また、AIやロボティクスなど先進的な技術も積極的に検証し、導入を進めています。
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