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【第3回】佑介さん(代表)とゲストが対談!佑介さんが新しい価値観を開拓するためのトークイベント

#3 トークテーマ:地方移住の本音

※この記事はオンラインイベントのアーカイブになります。
イベント:2023年4月5日開催

どんな企画なの?

この企画は秋田マテリアルの代表取締役である佐藤佑介(以下、佑介さん)が、ゲストを招いてトークテーマに沿って対談します。佑介さんが気になることや、参加した視聴者さんから、ゲストに質問していき新たな価値観を開拓していこう!という企画です。ゲストに次のゲストを繋いでもらうリレー形式で、秋田に留まらず日本各地にいるゲストと対談する新鮮でわくわくする内容となっています!

今回は福井で暮らす佐藤洋介さんと対談しました。


佐藤 洋介(さとう ようすけ)

出身/東京都江戸川区
職業/会社員(電子部品の製造管理の業務)
移住先 / 福井県



佐藤|移住しようと思ったきっかけはなんですか?

洋介|週末に体験する非日常な時間をもっと身近にしたかった!

新卒で入った会社が名古屋のアルミニウムを作る会社で、エコな社会に貢献できそうだと思って入社しました。体制が古く、上司たちが心を病んで潰れていくのを見ていたので、いずれ転職しようと考えていました。非日常が欲しいと思って、週末に地方に行って農業の体験をしたりしていたので、もっと生活に近いところで深くできたらと思って移住を考えました。

佐藤|現在のお仕事は?

洋介電子部品メーカーで製造企画の業務をしています。従業員が6000人以上います。大企業に入りたかったというよりは、海外に関わりのある会社に入りたかったので、今の会社を選びました。

佐藤|地方暮らしを希望する方って、地域に根ざしているような企業や一次産業、観光などの業種を選ぶ方が多いように感じていたので、イメージと違いました!

洋介|サラリーマンにしかできないこともあるかなと。

子どもの頃から早く隠居して生活したかったんです(笑)サラリーマンできるうちに、サラリーマンでしかできないことをやりつつ、都会の人ができないようなことをやれるのが良いなと考えていました!名古屋の実家から遠くなく、子育てに不便しない場所が良いなと思っていたので、その観点からも現在の会社に決めました。

佐藤|仮に転職を考えるとしたら、どんな条件を満たしたいですか?

洋介|またサラリーマンを選ぶと思います!

振り切るなら農業とかやってみたいなと思うんですけど、実際に地域に入ってみると農業だと将来の選択肢が狭くなってしまう気がするので、きっとサラリーマンになると思います。サラリーマンだと安定しているので、いろんなことにチャレンジできますね!

佐藤|実際に福井で暮らしてみてどうですか?

洋介県外から来たので、仕事も新しいことを割り振られたりして、チャレンジさせてもらえる環境が自分には合っていると思っています。コロナ期間辛かったのは、緩やかな繋がりが多いので寂しいなと感じることがありました。地元の方は、小中高一緒という人が多いのでそこになかなか入れなかったですね。

趣味は一人で完結するものが多くて、散歩や読書など、、。でも今年コロナが落ち着いたので演劇のサークルに入ったらフレンドリーで楽しいです!

佐藤|今の暮らしはいつまでとか考えてますか?

洋介 | 今5年目ですが、永住すると思います。今の会社でもう少し偉くなれたら、週3くらいで働いて週2日は地域の仕事をやれるようになりたいです!今の会社は昇進すれば、仕事の時間をコントロールできるようになります。

佐藤|にかほ市では若者向けに集合住宅を作ったりしているんですけど、移住者目線でやった方が良いことがあれば教えてください。

洋介|属性がバラバラだと良いなと思います。「若者だけ」とか限定されちゃうと、後から入ってくる人が「若者」に限定されてしまうと思うので、限定しない方が誰にとっても居心地良いと思います。あとは、オープンとクローズのメリハリが大事ですかね。自分の時間はしっかり取れる。だけど緩い交流がある。そういう場所だと、地方でも孤立せずに楽しく過ごせるんじゃないかと思います。

地方に単身で県外に来ると、あまり地域の仕事に声がかからなかったりするので、やってみたい気持ちもあります。そこの地域に限定せずに、誰でも参加できたらなと思います。出入りが多い地域なので、あまり地域に根づいた人じゃないと見られていますね。

洋介|秋田という土地ビジネスをやる面白味を知りたいです!

佐藤|秋田って少子高齢化、人口減少、幸福度、、何においてもワースト1位なんです。わたしは秋田が好きなんですけど、不幸だと思っている人が全国で1番多いと聞いてショックでした。それを変えてやる!という気持ちがあります。世界中から見ても、秋田っていうのは課題先進県でトップを走っていると思います。その中で、課題を解決するというより、課題を持ちながらも幸福度がめちゃくちゃ良くなっていくというモデルを作っていきたいと考えています。

洋介|大学の時にインターンシップで企業と関わったこともあったんですけど、地方に来る大学生に何かお言葉があれば聞きたいです!

佐藤|地方に来る学生が、地方の企業に就職せずに出て行ってしまうのは、そこにとどまる理由がないからだと思うんです。その学生に変わって欲しいというよりは、中小企業の経営者が変わるべきだと思っています。学生に何があったら残れるのかを聞いて、自分たちが魅力を作るしかないかなと思います。がんばります!

【参加者の方からの質問】

参加者さん|定住したいと思うほどの現在の地域の魅力を教えてください!

洋介 | 仕事にいく途中の道に花ハスが広がっていて、朝花ハスの収穫をしてから仕事に行けたりして、仕事だけじゃない生活ができるのが魅力です。集落を好きに使っていいよと言ってもらえて、畑ができたりしてやりたいことが自由にできるのが魅力です!

参加者さん|演劇のサークルに入ったとおっしゃっていましたが、どこで知りましたか?

洋介 | 福井出身の方たちが集まって、1年くらいかけて劇を作りたいと募集をかけていたやつに応募しました!図書館のチラシをみて知りました。

参加者さん|地元の高校生を企業が関わることはありますか?

洋介 | 地域のボランティアだとたまに高校生が来てくれるんですけど、日常での関わりはないですね。僕も地元の高校生に地域の魅力を伝えたいとは思っていますが、なかなか伝わっていないと思います。

参加者さん|洋介さんから今の若い子たちに伝えたいことはありますか?

洋介 | 高校生の時はすごく周りの目を気にしてすごくいきづらかったです。もっと自分のことを突き詰めていったら、周りを気にしなくても埋もれないし人は集まってくると伝えたいです。海外へ留学した時に、オープンマインドの人が多くて「こんな自由に自分らしくいて良いんだ」と肌で感じたのがきっかけで、そう思うようになりました。



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このイベントはゲストがゲストを紹介して繋いでいくリレー形式となっております!

次回は洋介さんからご紹介いただく、素敵なゲストさんが登場!

ぜひまたご覧ください♪

▼洋介さんが所属するボランティア団体はこちら

NICE 日本国際ワークキャンプセンター https://www.nice1.gr.jp/



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