こんにちは!
株式会社理学ボディ HR部の伊東です。
理学ボディは、整体院「青山筋膜整体 理学BODY」や、ピラティススタジオ「ルルト」を国内外で展開しています。
店舗数だけを見ると、「急速に店舗を増やしている会社」という印象を持たれるかもしれません。
もちろん、より多くの地域へサービスを届けるために、事業を成長させることは大切です。
しかし、私たちが本当に目指しているのは、店舗数を増やすことそのものではありません。
私たちが掲げているミッションは、
「最高の技術で世界中を健康に」
です。
痛みがあるのに、どこへ相談すればよいのか分からない。
病院や治療院を巡っても、自分に合った支援になかなか出会えない。
痛みを抱えたまま、仕事や日常生活を諦めかけている。
私たちは、そんな「痛み難民」ともいえる方々に、必要な支援を届けたいと考えています。
今回は、その実現に向けた理学ボディの取り組みを、少しだけご紹介させてください。
約3万人の積み重ねから、12,235人を解析
2026年8月、理学ボディの現場で収集してきたデータを活用した研究論文が、疼痛研究の国際学術誌「European Journal of Pain」に掲載されました🎉
今回解析されたのは、「青山筋膜整体 理学BODY」を初めて訪れた方のうち、3か月以上続く慢性的な筋骨格系の痛みがあり、必要な項目に回答していた12,235人分のデータです。
この研究から見えてきたのは、同じように痛みを抱えていても、その状態は「痛みの強さ」だけでは捉えきれないということでした。
研究では、次の4つの指標をもとに分析が行われました。
- 過去4週間の痛みの強さ
- 疲労や睡眠、感覚の過敏さなど、痛みに関連してみられる症状
- 痛みを強く脅威として捉える傾向
- 身体を動かすことへの怖さ
その結果、慢性痛を抱える方には、6つの異なる心理社会的なプロファイルがみられました。
たとえば、痛みそのものは比較的強くなくても、「動いたらもっと悪くなるのではないか」という不安が強い方もいます。
反対に、痛みは強くても、身体を動かすことへの怖さはそれほど強くない方もいます。
つまり、同じ「腰が痛い」「肩が痛い」という言葉の奥にある状態は、一人ひとり異なるということです。
さらに、仕事への支障に関する質問に回答した10,144人のうち、49.0%が「痛みによって仕事に支障がある」と回答していました。
痛みは、身体だけの問題ではありません。
働くこと、家族と過ごすこと、趣味を楽しむこと。
その人らしい生活のさまざまな場面に影響を与えます。
だからこそ私たちは、目の前の痛みだけではなく、その方が抱えている不安や生活背景まで含めて向き合う必要があると考えています。
研究結果の詳細は、こちらからご覧いただけます。
※今回確認されたプロファイルは、現時点で診断や治療方針の決定に使用できる分類ではありません。今後、異なる集団での再現性や、経過との関係を検証していくための基礎となる研究です。
研究の土台にあるのは、現場でお客様と向き合い続けた時間
12,235人という数字は、研究室の中だけで生まれたものではありません。
全国の店舗で、一人ひとりのお客様と向き合ってきたメンバーが、日々積み重ねてきたデータです。
役員の肩は、今回の論文採択を受け、社内に向けてこのように伝えました。
これだけの数を、実際にお客様と向き合いながら積み上げている会社は他にないですし、国際誌に載ったのは、その積み上げがあったからだと思う。
そして、今回の研究で本当に実現したいことについて、こう続けています。
病院にも、他の治療院にもできないことが、うちならできる。
これは、病院や他の施設と優劣を競うという意味ではありません。
病院には病院の、フィットネスにはフィットネスの、大切な役割があります。
その一方で、現在のヘルスケアには、既存の選択肢だけでは十分な支援につながりにくく、行き場を失ってしまう方もいます。
私たちは、その空白を埋める存在になりたいのです。
90分間、個室で、一人のお客様とじっくり向き合えること。
理学療法士として培ってきた知識と技術を活かせること。
痛みだけでなく、その方の不安や生活まで含めて考えられること。
これらは、理学ボディだからこそ届けられる価値だと思っています。
整体とピラティスがつながることで、届けられる価値も広がっている
最近では、理学ボディが展開するピラティススタジオ「ルルト」と、整体院「青山筋膜整体 理学BODY」の間でも、お客様のご紹介が増えています。
整体のメンバーが痛みや身体の状態に向き合い、その先でピラティスのメンバーが身体を動かし続けられるように支える。
それぞれの専門性がつながることで、単に「痛みを軽くする」だけでなく、健康な状態を維持し、その方がやりたいことを続けられるところまで支援できる可能性が広がっています。
これこそ、「最高の技術で世界中を健康に」というミッションを、事業の垣根を越えて実現していく姿だと感じています✨
事業成長は、ミッションを実現するための手段
店舗を増やす。
新しい事業を始める。
データを集め、研究につなげる。
企業との新しい連携をつくる。
一つひとつを見ると、異なる取り組みに見えるかもしれません。
しかし、すべての中心にあるのは、
「最高の技術で世界中を健康にしたい」
という、創業時から変わらない想いです。
店舗数を伸ばしたいから、店舗を増やすのではありません。
今も痛みに悩み、「どこへ行けばよいか分からない」と困っている方へ、私たちの技術を届けるために、事業を成長させています。
研究も、論文を発表すること自体がゴールではありません。
現場で積み上げてきた経験をデータとして社会に示し、その知見を再び現場へ還元する。さらに、企業や社会との新しい接点をつくり、これまで出会えなかった方へ支援を届けていく。
その循環を、私たちは本気でつくろうとしています。
最高の技術を、必要としている人へ
今回の論文掲載は、理学ボディにとって大きな一歩です。
しかし、本当の挑戦はここからです。
現場でお客様と向き合うこと。
データを積み重ねること。
研究から得られた知見を、より良い支援につなげること。
そして、痛みによって人生の選択肢を狭めている方へ、その支援を届けること。
研究と現場、整体とピラティス。
それぞれをつなぎながら、「痛みがあるけれど、どこへ行けばよいか分からない」という方を一人でも減らしていきたいと思っています。
病院とフィットネスの間にある空白地帯で、迷子になっている方を、私たちの技術で支えていく。
その積み重ねの先に、「身体のことで困ったら、まず理学ボディを思い浮かべる」という世界をつくっていきます。
これからの理学ボディの挑戦にも、ぜひご注目ください!🌏