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「北海道からの上京、30歳、未経験。挑戦するなら今しかない。」センクシャの本音と野望|津藤実幸

エンタメ業界にアップデートを仕掛けるセンクシャの、メンバーの素顔に迫るインタビュー連載「センクシャの本音と野望」。

今回はテクニカルマネジメントの津藤実幸。

北海道出身、保健所や電気工事会社などまったく異なる業界を経て、センクシャへジョイン。現場チームとしては、初めての業界未経験者だ。

学生時代にはイベントのアルバイトを経験し、就職後もずっとイベント業界への想いが残っていたという。北海道からの単身上京、未経験での転職と、人生のターニングポイントと言える時期を過ごしている津藤が、入社1ヶ月がたった今、感じていることとは……その本心に迫る。

▼目次
安定を求めていたはずなのに、「全然物足りない」と感じ始めたのが転職のキッカケ。
“下請け”ではなく”協力会社”。センクシャでは、一緒に働く人たちみんながチーム。
「何がわからないか」がわかるのは、未経験だった私にしかできないこと。

安定を求めていたはずなのに、「全然物足りない」と感じ始めたのが転職のキッカケ。

――今までのキャリアを教えてください。

実は、この業界はまったくの未経験で飛び込んだんです。

北海道にある動物の専門学校を卒業して就職したのは、北海道江別保健所石狩支所というところ。迷い犬、迷い猫たちの里親探しを担当していました。その次に転職したのは、電気工事の会社。事務をしたり、農作業でかぼちゃを栽培したり、バイオマス発電所で発電業務をしたり。今とは、全然関係ない仕事ばかりしてきました。

若いときのほうが安定を求めていて、最初の転職のときは事務として働いたほうが、長く続くんじゃないかなと思っていたんです。でも、「全然物足りない」「このまま、ずっと過ごすのも違うな」という想いがつのっていくものの、会社に甘えて過ごしていました。

――大きく環境が変わる転職をなぜしようと思ったんですか?

働きだしてからは楽な方に流されてしまっていて、これを続けていくのはまずいなと思っていました。40歳、50歳になっても、このまま甘やかされて仕事をしていたら、何も残らない。今の環境を変えたいな、成長したいな、という想いから転職を考え始めるようになったんです。

経験してきたことをするんだったら、この先も転職できるだろうけど、やってみたいことを未経験から始めるなら、30歳が節目だなと感じていて。そう考え始めて1年ほど経っても、気持ちはやっぱり同じ。30歳×未経験×やりたいこと。この条件で転職活動をして採用されるには今しかない。北海道からの単身上京も、絶対しんどいだろうけど頑張ろうと決意しました。


“下請け”ではなく”協力会社”。センクシャでは、一緒に働く人たちみんながチーム。

――センクシャを選んだ理由はなんですか?

元々イベント系もやってみたかったので、テレビ系と併せていろいろ受けて、出会ったのがセンクシャです。

面接の時から、全然違うなと感じました。一次面接をしてくれた古川さんは「会社のみんなのことが大好き!」「仕事は厳しいことも多いけど、楽しいよ」っておっしゃっていて。そんな大らかさや包容力がある古川さんに、人として惚れちゃって(笑) 私が理想とする女性というか、こういう女性になりたいな、目指したいなって。私もチームの一員になって、この仕事で頑張って働いていきたいと思いました。

最終面接は小松﨑さんと中嶋さんでした。とても人柄が良くて、ここなら安心できる。みなさんと一緒に働かせてもらったら、必ず成長できるなって感じて、センクシャに次の人生を賭けてみようと思ったんです。

――今までの仕事環境と違いを感じていることはありますか?

毎日楽しいんですけど、正直に言うと、気持ちが落ち込むこともあるんです。ものの名前もわからない、何をしていいかもわからない、絶対に迷惑をかけてしまっていると…。けど、みなさんから「大丈夫?頑張ってる?」って連絡がくるんですよ。助けられているなと感じながら、その優しさに泣けてくるときがあります。

今の私は、ほんとに何もわからない状態で現場に行っています。初めてやる作業は、私がやるより先輩たちが自分でやってしまったほうが早いと思うんですよ。だけど、「やってみな」と言ってくれて。時間がかかるのに、忙しいなか見守ってくれる。協力会社の人たちも、「やってごらん」って教えてくれる。そんな現場の経験は今までとはまったく違って、勉強になることばかりです。

センクシャの人たちって、社内だけでなく一緒に働く人たちみんなをチームと思っているんです。そして一丸となって頑張っていく感じがすごい。前の会社では、仕事をお願いする業者さんのことを”下請け”と言っていましたが、ここでは‶協力会社″と呼んでいる。その言い方も素敵だなって。そうやって先輩たちが作り上げてきた人間関係があるから、こんなど素人な私にも優しく接してくれるんだなと思います。

自分がこのチームでどんなポジションになれるかは、まだわかりません。

でも疲れているときにこそ周りをフォローして、どれだけ助けられるかが大切じゃないかな。「疲れているときこそ、疲れた顔を見せない」、そういう人たちが集まれば、雰囲気も良くなるし作業効率も良くなる。現場は毎日忙しいけど、先輩の姿を見て、吸収して、早く一人前になって、このチームの一員として少しでも役に立っていけたらいいなと思っています。

「何がわからないか」がわかるのは、未経験だった私にしかできないこと。

――入社から1ヶ月ですが、どんなことを体験して感じることができましたか?

この前の山口の出張で、初めて『WILD BUNCH FEST』に連れて行ってもらったんです。本番のステージ横から客席側の景色を見せてもらったんですよ!

「これ最高でしょ!この姿を見ると、自分も毎回感動する」「頑張ってよかったって、そこで思う」って立テさんが言っていて。私自身、それを直に感じました。

初めての経験だったからか、感動の連続でした。お客さんたちの楽しそうな姿に感動して。そこにちょっとでも携われていることに感動して。小出さんの制作物がたくさんSNSにアップロードされていることに感動して。撤去した後もそういうもの全部が、誰かしらの思い出として残っていくんだなって…。本当に素敵な仕事だと思っています。

今は、中嶋さんと立テさんと髙橋さんの大先輩たちにつかせてもらって、場数を踏んでいるところ。学生時代はホッケーや水泳をやっていたので、体力だけはあるから、長い時間動いているのは全然平気です。女性のなかでは、力にも自信もある方だし(笑)。未経験でデスクワークだと役に立てる仕事がわかりづらいですけど、現場なら動くことはできる。あの感動を味わうためにも、もっと、もっと頑張りたいな。

こっちでもホッケーを続けたいと思っているですけど、イベント系の仕事は基本、日曜が休みじゃないのでまだ練習には行けていません。もう少し余裕ができたら、休みも充実させなければ。まだ、東京に友だちもいないので…。

――新しく入社してくる人とはどんな関係になりたいですか?

正直、まだ始まったばかりで、自分がどんなことができるか、はっきりはわかりません。ただセンクシャには、これからも私のように未経験で飛び込んでくる方がいるはず。

そのときに、わからない人の気持ちがわかる。「何がわからないか」がわかるのは、未経験だった私にしかできないこと。ほかの先輩たちは経験者ばかりなので、未経験者にしかわからない部分を強みにして、支えていけるような存在になりたいな。チームとして成果を上げていくことが大切だから、ホッケーチームのキャプテン経験も活かせるんじゃないかと思っています。

センクシャの人たちって忙しくても、どうして違うかまで教えてくれて、ちゃんと相手の考えも理解してくれるんです。私も、そんな先輩たちのようになっていくのが一番の目標です。1年後には、後輩をちゃんと指導できる先輩でいたい、いられるかな(笑)

近々、現場チームの先輩方とどういう方向に進んでいくのか話し合いをするんですよ。屋外イベントやフェス、屋内コンサート、どちらを中心に経験を積んでいくのか。早く一人前になって、どういうことができるかを考えて、もっと大きい目標を作っていきたいと思っています。

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