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【3ヶ月のインターン記録 Vol.1】4月から大手広告代理店に就職する私がデニムブランドの老舗ベンチャーで働くわけ

はじめまして!1月からデニムスーツブランドinBlueを運営する老舗ベンチャー・株式会社ナッシュでインターンを始めた馬場宙(ばばそら)です。簡単に自己紹介をすると、9月に上智大学を卒業、4月の就職まで自由期間を過ごすフリーターです(笑)

3ヶ月間という短い期間ですが、ご縁のあったこの会社で働かせて頂けることとなりましたので、ここでの経験を“インターン記録”として定期的に投稿していきます!

第1回となる今回は「なぜこの会社でインターンをすることになったのか?」を主にお話しできたらと思っています!

目次

(1)「おもしろい」と感覚がそう言ったから
(2)ベトナムで夢中になったスーツをもう一度
(3)自分の力で地域の役に立ちたい
(4)ブランドと人を繋げるワクワクする仕事
(5)3ヶ月の目標

「おもしろい」と感覚がそう言ったから

ナッシュでのインターンを決めた理由は、3つあります。
まず一つは、感覚的に面白そう、新たな自分や世界に出会えるきっかけになると感じたからです。

「ん?その前になぜ9月卒業?」と疑問に思った方がいるのではないでしょうか?
私は大学3年生の4月から1年半休学をして、ベトナムに長期間の移住をしていました。

そもそも休学をした理由は、2週間ベトナムでの人材育成プログラムに参加し「人生に落胆している自分や何事にもネガティブで行動に移せない自分から抜け出し、『人へ何か与えられる人』へ変わりたい」と思ったからです。

それまでの私は、頑固で自分の意見を変えようとせず、人に刃向かい続ける、トゲトゲな人間。でも自分の本心を表現すること、本心で思うままに行動することができずにいました。社会が嫌い、人のことが嫌いな人間でした。2週間のプログラムに参加する際も、そんな自分を変えることには興味がなく「海外でビジネススキルが身に付けられるから」という気持ちで参加。

しかし、蓋を開けてみるとプログラムの本質は「新たな自分に出会うこと」にあり、周囲の人たちはどんどん自分自身を表現して目をキラキラさせている。そこで「人に嫌われてもいいから自分を表現してみたらどうなるんだろう?やってみよう!」という気持ちに変わりました。

写真:ベトナムへ移住する前@台湾

そうしたら案外人は優しくて温かい、社会は面白いことに溢れているということに気づいたんです。その気づきから、「いろんな発見がある世界を楽しまずに人生を終えるのは嫌だ!」「そんな社会を作り出す一人になりたい」という気持ちが生まれてきました。

とは言っても、これまで自分が作り続けてきた癖は簡単に変えられるわけではなく、よく言われている自分を変える3つの間「時間・空間・仲間」を新しくするため、そして人に何か与えられるような人間になるために休学を決めました。


写真:2週間の人材育成プログラムで出会ったチームメンバーと

ベトナムに決めた理由は、所持金ですぐに長期間行けたのが東南アジアで(笑)、かつ何回か行ったことがあるベトナムから感じた人々の情熱や混沌さが好きで、その中にはいろんな出会いがあると思ったからです。あとは中学生のころから海外で働くという夢を持っていて、「叶えてやろう!」と思ったからです。

長くはなりましたが、そういった経緯で休学をしてベトナムに移住しました。現地では思い通りに物事が進まないことが多く、挫折・失敗ばかりの日々を過ごしていましたが、失敗に怯えて行動していた時より、自分のポジティブな方の心に従って、色んな世界に飛び込んでいくことは本当に楽しかったです。

写真:愛用していたバイクのヘルメットと大好きな猫

ポジティブな部分から行動を始めると、いい出会いもあるし、人に対して自分が与えられることが多くなる。かつ、失敗しても気づきがしっかりと生まれる。ネガティブから入ると失敗した時には、「まあ、そうなるって思ってました。(終了)」だったので。

だから、それ以後も計画はするけれど「心が(いい方向に)動いた瞬間」を大切に、物事を決めるということが多くなりました。今回決めたインターンの場合も、代表の松岡と面談した時に想定していない方向にすごく心が動きました。初対面なのに2時間も話し込み、いい意味でゾクゾクして私の感覚が、「このインターン、面白いよ!」と言っていたから、その場でナッシュで挑戦することを決めました!

写真:代表・松岡とのミーティングでパシャリ

ベトナムで夢中になったスーツをもう一度

2つ目の理由は、私自身が2年間スーツという事業に携わり夢中で取り組んだことがあったからです。

「休学中は具体的に何していたの?」という話なのですが、観光客向けのお土産ショップや飲食店等々の店舗立ち上げや運営を行ったりしていました。その中で一番印象的に残っているのが、オーダーメイドスーツの事業です。元々、想定していた休学期間は1年間のつもりだったのですが、このスーツ事業に夢中になってしまい、気づいたら1年半という時間が過ぎてしまっていました。なので、9月卒業となってしまったのです(笑)

写真:ベトナムで立ち上げたセレクトショップ(ベトナムの伝統工芸を扱ったブランドを販売してました!)

話はズレますが、ベトナム人は手先の器用さで有名で、縫製工場がたくさんある国です。かつ物価も安い。そのため、比較的良質なフルオーダーのスーツを格安&最速で作れる国で、コロナ前は多くの欧米人観光客がスーツをオーダーしているのを見ることができました。

そんなベトナムに来る外国人をターゲットにスーツを販売していたのですが、良くも悪くもマイペースなベトナム人が販売するスーツの縫製、生地管理、接客等々、課題はたくさんありました。初めはベトナムがスーツで有名なことも知らず、スーツの仕事をするとも思っていなかったのですが、お客様の想像を超えるスーツ=ベトナムで安くてこんないいものができるの!?という驚きを届けるためにも、そういった課題に夢中で取り組んでいました。

写真:私用に仕立てていただいたスーツ(年中夏なので暑かった…)

なので、スーツには思い入れがあります。ナッシュのインターンの前にデニムスーツのオーダー会に行ったのですが、並んでいるデニムスーツを見たり、実際に着てその生地のなめらかさにびっくりしたり、代表からブランドの想いを聴いたりして、その当時を思い出しスーツにまた関わりたいという思いが込み上がってきました。ワクワクしながらその場で代表と今後の仕事の流れを話していたことを今でも覚えています。

写真:inBlueのデニムスーツ

自分の力で地域の役に立ちたい

休学期間終了後は、一旦スーツからは離れ、国内の会社でインターンをしながら大学では広報や広告などメディア・コミュニケーションを勉強していました。「卒業論文、就活どうしよう・・・」と先が見えなくなった中で、新型コロナウイルスの蔓延。

大袈裟かもしれませんが、2020年4月は明日死んでしまうかもしれない…というような恐怖を感じていたのを覚えています。またそれとともに、そうなるなら何をしたいんだと自分に問いかけていたのも覚えています。「お世話になった人たち・お世話になった地域に恩返しをしたい」がその答えでした。

そこから国内の地方へと一気に視点が向いていき、「今の自分の力でも地方の役に立つことをする」をベースにそれ以後は動いていました。そのため3つ目の入社理由は、ナッシュが岡山県倉敷市児島という地域に根差し頑張っている企業であったから、そして代表と面談をした際にマーケティング分野で私が力になれるのではないかと思ったからです。

長くはなりましたが、そういった経緯を経て、私のナッシュでのインターンがスタートしました。

写真:地元・新潟県妙高市の日本酒を題材にした卒業論文

ブランドと人を繋げるワクワクする仕事

まだ1週間しか経っていませんが、私が当初「やりたい」「やった方がいい」と思ったことをやらせていただいています。まさに、手を挙げれば、そしてそこに意図があれば、なんでもやらせてくれる。ナッシュはそんな環境です。マーケティング業務全般にはなりますが、Instagram運用やWEB広告運用、プレスリリースの作成など、現在会社が抱える課題を解決するために初日から奮闘しています。

写真:現在企画しているInstagramの改善案一部

日々業務に取り組めば取り組むほど、inBlueのデニムスーツのことが好きになっていっているのを感じています。生地やスーツの縫製含め、細部に至るまでこだわりが詰め込まれていて、これをどう言葉で表せばいいんだろうか?、どう伝えればブランドの想いに共感してくれる人が増えるのだろうか?と、課題にはぶつかっていますが、ブランドとお客様を繋げることができたら様々な面白い瞬間が生まれるのだろうなとワクワクしています。

また、代表は教育熱心な人。私は今月関東の自宅からリモートで業務を行っているのですが、代表が本を送ってくれました!まさに様々な課題にぶつかっている中で、それを解決してくれるような本ばかり。本当にありがたいです。

写真:送ってくださった参考図書

3ヶ月の目標

3月までのインターンですが、それまでに「これからも結果を出し続けるデジタルマーケティングの仕組みを作る」ことが目標です。そのためにまずは私自身が結果を出さなければいけないため、Instagramフォロワーの3倍増加・大小問わずメディア取材の大量獲得等を経て、2,3月のオーダー会予約数満席に繋げるために頑張っていきます。

私としては取り組んだことがないことに沢山挑戦していくわけで、忙しい時も辛い時もあると思いますが、私自身は「昨日を超えて新たな世界に出会うこと」「今に夢中になること」「周囲を驚かせること」がとても好きです。

4月から就職なので、周囲からは「なんで仕事なんかしてるの?」「いっぱい遊んだ方がいいよ」と言われています(笑)「確かに…」と年末年始は思っていましたが、このインターンはただの仕事ではなく、私にとっての好きなことであり、真剣な遊びでもあります。個人としてできることを増やし、新たな自分・新たな世界と出会うためにも、楽しい3ヶ月を過ごしたいと思っています!

学生インターンで何をやるか、何を得られるか? | 株式会社ナッシュ
「長いようで、短い」と言われる学生時代。 よく言われることですが、実際のところは、私の経験上、やっぱり短いと思います(焦)。そして、何かやろうと思っていても、悩んでいるうちにすぐに時間は経過してしまうもの。 「何か新しいことを始めたい!」「長期インターンを通して就活に備えたい...」「ビジネスの経験ないけど、挑戦してみたい!」 ...
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▼『inBlue』HP

世界初デニムスーツ専門ブランド|inBlue
誰もができるだろうと考えても 実際にやろうと思うと とてつもなく難しい。 新しい時代の中で、 新しいことを 始めようとするためには 自分たちが新しい考えを 持たなければならない。 デニムのスーツ。 誰もが知っている物の 組み合わせに思えるが、 そもそも両者には相反する 強い既成概念が存在する。 ましてや、デニムをスーツに 昇華させるという発想など、 存在しえなかった。 だが、インブルーは その概念を一変させた。 それはデニムスーツという 新しいカテゴリーを 創り出すことであり、 インブルーの存在意義 その
https://inblue.jp/

▼『inBlue』Instagram
https://www.instagram.com/inblue_denimsuit/

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