▶自己紹介

福嶋 志苑 (ふくしま しおん)
神奈川県 横須賀市出身。金沢大学の3回生で21歳
株式会社センキョ Corporate Planning所属
趣味はラーメン巡り（家系は硬め濃いめ多め）、好きなアーティストはAdo
2022年9月からセンキョに正社員として入社

▶コロナ禍の大学生ながら政治家の学生秘書へ

故郷横須賀を離れ、石川県の金沢大学に入学したのはコロナ禍真っ只中の2020年。
一人暮らしをしているのに、授業はオンライン、新歓は中止と散々なスタートを切りました。

当時は普通の大学生の例に漏れず、「就職するなら公務員かな」なんて考えながらダラダラと過ごす日々、

一度も大学に行かないまま最初の学期を終えると、1度目の転機が訪れます。

「うちの事務所で働かんけ？」

暇すぎて、何となく参加したイベントにいた政治家から、なぜか直接オファーが届き、あれよあれよと政治家の事務所で学生秘書としてインターンすることになりました。

▶「政治」という世界を経験した2年間

そこからの2年間、学生秘書として働いたり、党の学生組織に入って選挙のお手伝いをしたり、中学生向けに主権者教育の授業をしたり、議会活動の準備をしたりと本当に様々な経験をさせていただきました。

インターンとして働くなかでは、耳を塞ぎたくなるような政治の汚い話を聞いたり、本気で街を良くしようと奮闘する政治家の姿を間近で見たりと、正と負の両方の側面を経験しました。

徐々に視野が広がっていき、政治の世界に本気で傾倒し始めた大学2年の冬。
インターン先の政治家が大きな挑戦を宣言します。

「市議会議員を辞めて、市長選に挑戦する。さらに、離党もする。」

最初は誰もが止める無謀な挑戦でした。

しかし、「街を良くしたい、政治を若返らせたい」その熱意に一人ひとりと賛同者は増えていき、2022年の3月に金沢市長選への出馬が決定。

事務所で寝泊まりすることも一度や二度ではなく、齢20の若造でありながら、70を超えるおじいさんと本気でぶつかることもありました。

7日間という短くて長い選挙期間ではありましたが、短い20年の人生で最も命を振り絞った時間だったと断言できます。

▶落選で得た気づきからインターンの扉をたたく

そんな支援者一丸となって取り組んだ選挙でしたが、結果は無情にも落選。

落選した政治家の今後、勝たせることができなかった自分、応援してくれた沢山の人。
様々な想いが頭を巡りましたが、結果は変わりません。
政治家は職を失い、事務所は解体されました。

大学が春休みだったこともあり、放心しながら過ごす中、こんな考えに至ります。

「皆が政治に関心のある世界はどんな景色なのか」

この答えを見つけるまで、私の中で2022年3月の金沢市長選挙は終わりません。

「もっと、政治・選挙に携わって自分なりの答えを見つけたい」

そんな思いから、学生秘書として働いていた際にWebサイトの制作を依頼した株式会社センキョへ連絡をしました。

▶株式会社センキョで受けた衝撃

自身の中で生じた気持ちを伝えたところ、インターンとして採用が決定。在宅も併用しながら働き始めた当初は、政治や選挙の知見を広げられたらよいなと漠然と思い描いていました。

しかし、そんな受身な考えは入社2週間で打ち砕かれることになります。

「この案件、しおんPMでやってみようか」
※PM＝プロジェクトマネージャー、プロジェクトの成否に関わる大切な役職

2022年の夏は、私に取って忘れられないものとなりました。まさか自分が責任者となり、2022年の夏に行われた選挙という大きな舞台でプロジェクトを進行することになるとは…。ベンチャーながらの裁量の大きさや挑戦させてもらえる環境にただただ驚くばかりでした。

▶この会社が目指す未来

やっと本題なのですが、なぜ正社員になったのかについてお話ししていきます。

正社員になった理由、就活でよく聞く言葉ですが、この一言に尽きます。
「御社のビジョンに共感しました！」

株式会社センキョは、こんなビジョンを抱えています。

「民主主義をもっとスマートに、日本をもっとワクワクする国に」

その例えとして、社長はよく”食べログ”を使っています。
”食べログ”ができる前は、立地や知名度がそのお店の集客につながっていました。

しかし、”食べログ”ができてからは、そのお店の評価が可視化されるようになったので、大勢から不満を持たれるお店は淘汰され、本当に美味しいお店が生き残るようになりました。

株式会社センキョは、これと同じようなことを政治の世界で実行しようとしています。
「政治家が可視化され、正当な評価を受ける社会」の実現です。

それは奇しくも、私の抱いた問いに対して、ひとつの解法になりました。

センキョの掲げるビジョンについては、こちらをご覧ください！

→https://www.wantedly.com/companies/company_3996772/about

▶私の答えを見つけるまで

ビジョンに本気で共感し、全力で実現させようと思ったからこそ、インターンから正社員になる決断をしました。

「インターンでも正社員でも与えられる仕事は変わらない。」

社長は常々そう話していましたが、自身の覚悟を示すためにも正社員になりたい旨を打診。

ありがたいことに、大学生ながら正社員として採用していただけることになり、2022年の9月から大学生と会社員で2足の草鞋を履いて働いています。

あの時に抱いた問い、

「皆が政治に関心のある世界はどんな景色なのか」

その問いに自分なりの答えを見つけるまで、出来ることは何でもやっていきます。

私たちは今、選挙・政治からワクワクする国「日本」の実現に向けて駆け抜けています。

センキョでは、日本の政治業界に対して、ダイレクトに影響を与えることが出来ます。
政治知識は不問なので、少しでも興味を持たれた方は、ぜひお話を聞きに来てください！