1
/
5

自動車業界からSNS業界へ【執行役員インタビュー後編】

・仕事の難しさは感じていますか?

そうですね。自分は最初営業で入ったんですけど、おかげさまで結構入ってすぐにリーダーのポジションとかチーフのポジションをまかせていただいてたのでマネジメントの観点とか、後は実際に社員の方とのやりとりっていうところでいうと、元々転職前は本田技研で働いていてもちろん年齢層も様々であれば、言い方がちょっと悪いかもしれないですけど社会人のリテラシーっていうのが非常に高い環境だったんですね。それに対してベンチャーの気質って最低限社会人を経験している人もいれば、経験してない学生からそのまま入社した人もいるっていうところでやっぱり社会人の基礎研修であったりとかモラルマナー研修を受けてない人もいたりするのでそういった中で一般常識、社会常識みたいなところのギャップっていうのが正直あったんですけどそこら辺を加味したうえでマネジメントしていくっていうところがいちばん難しかったかもしれないですね。ビジネス調でかっちりしていれば言ったことに対してはきっちりやってくれるっていうのがやっぱり会社員のイメージではあると思うんですけど、そのうえで友達と付き合っているようなっていったら少し語弊があるんですけどアットホームな雰囲気で尚且つその人と本当に友達付き合いをしていくような感じでマネジメントをしていくところがやっぱり会社のマネジメントとこっちのベンチャー企業の前職の部分と現職の部分で違うところだったのでそういったところが最初は学びにはなったのかな、難しかったかなと思います。

・前職と比べて全く違う環境だと思いますがやりがいも違いますか?

やりがいに関しては間違いなく本田で働いていた時の5年分くらいを1年で吸収しているなっていう自覚はあって、なんでかっていうともちろん本田って大企業なので自分で変えられる部分とか自分の意見が反映されるのにめちゃくちゃ努力が必要なんですよ。それこそ自分が働いてた事業所の中だけでも3万人いたんですよね。3万人働いている中の1人なので3万分の1じゃないですか、その3万分の1の力がどれだけすぐ反映されていくのって考えた時に当たり前のことなんですけど中々反映されないんですよね。そこから上司の決裁があって課長の決裁があってマネージャーの決裁があって、そこから役員に順番にあがっていくまでにめちゃくちゃ時間がかかるのでそれって大企業があるべくしてできた姿ではあるんですけど、やっぱり自分が大事にしているスピード感であったりとかがどうしても遅くなってしまうっていう部分があったってところがこっちに来てみたらやっぱりベンチャー企業で、入った当時ってまだ20、30人くらいですかねそれくらいだったのである程度意見が通りやすいところだとか社風として代表もすごい柔軟な人なのでそういう試作、新しい試作であったりとかを試させてくれる環境とか、ある程度自分の裁量をもってやらせてくれるってところも含めてやりやすさはあったかなというところはありますね。

・1番成長したことはなんですか?

マネジメントのスキルとかもあるんですけども1番は、なんだかんだ経営的な視点が1番大きいかなと思ってます。だから元々事業やりたいとか経営者やりたいとかっていう思いはあったうえで足を動かしているところはあるんですけども、その中で今まで会社員でやっていた部分ってどうしても会社のお金とか予算って使えれば使える分だけやれることって増えるよねって考え方であったんですけど、やっぱりある程度経営サイドに近くなってくればくるほど今の会社でいうと経費をどれだけ抑えることが大事なのか、支出ってどこに向けていくのが大事なのかっていうのを全体的に見れるようにはなってきたので視座があがってきたっていう言い方なんですかね、やっぱそこらへんの見える位置だとか考えるべきポジションっていうところはかなり変わってきたのかなと思っていて、だからこそ他の業種であったとしても今改めて前職に戻ったとしてもそういう視点で見れるんだろうなっていうのは正直あるのでそこの価値観だったり視座っていうところが1番大きな自分の中でも得られた成長のポイントかなと思います。

ーーなるほど。視座ってどこの会社に行っても必要とされる部分ですもんね

そうですね。特に会社の役員、中間管理職もそうですけど自分で事業やろうっていう人に関しては絶対にないといけない部分というか、そこを持たないでずっと経営してしまうとどうしてもフリーランス視点というか会社員視点というかそこから抜け出せない状態になってしまうのでその辺はスケールしていかないのかなとも思うので絶対に必要な部分だと思いますね。

・働いていくうえで大事にしていることはなんですか?

これは一貫して変わらないんですけど、自分が最初に言ったように人にサプライズをすることとか、喜んでもらうことが好きなので自分がやった結果、誰かが得をするとかそれで喜んでくれるっていうこの状態が最高にいい状態だなと思っていて、結果喜んでくれればその人も嬉しいんですけどもちろん自分も嬉しいんですよね。ってなったら多少自分の時間を犠牲にして、そんな時間を使ってるわけじゃないですけどやっぱり使った分に対してリターンとして人の喜びを得られるとかそういったところは結構大事かなと思っていて。なので人にはできるだけ自分が与えられるものは与えたいですし、挑戦できる機会っていうのは与えていきたいなとは思っています。

・この会社にいる理由はなんですか?

1番は企業理念ですね。

もちろん視座があがったりとかスピード感を大事にしている部分っていうところもあるんですけど、やっぱりぶれない軸を持つことであったり革新と挑戦の楽しさ知るっていう部分ってベンチャーにとって必要不可欠な部分だと思ってるんですね。軸がぶれちゃうとスピード感にも影響しますし、挑戦の楽しさっていうところも常にそれぞれスタッフがもっていかないと伸びてこない部分ではあるのでこの辺をしっかりもって働いてくれる人たちが増えてくれればいいなと思っています。思いとしてはめちゃくちゃあるのですごい拡散しちゃうんですけど、会社にいる1番の理由としてはやっぱ会社のメンバーが1番自分と同じような視点であったりとか目標を持ってくれているっていうのは今の代表の岡田さんとか取締役の南口さん、橋本さんも含めてみんなが同じ方向を向いて頑張ろうと思っているところが1番の価値かなと。やっぱりもっとお金を稼ごうと思ったらいくらでもあるんですよ。どんな会社にいってもいいし給与の高い会社、それこそ自分なんか前の会社に戻った方がよかったりもすると思うんですけど、お金じゃなくてスキルであったりとか人間の関係値ってところを築いていった上で得られる資産価値ってそれに絶対に劣らないって思っていて、むしろそっちのほうが勝ってると思っているので今ここで作れるコミュニティであったりとか自分が得られるスキルを大事にしていきたいなと思っているのでそれが学べる環境はさっきも言ったようにこの会社しかないと思っているのでここにいるという形になっています。

・今後の目標はありますか?

個人の目標としては今いるメンバーとずっと一緒に仕事をしていきたいなと思っています。

もし、自分が最終的に事業をするってなったとしても一緒にやるメンバーは絶対に今いるメンバーがいいですし、その先の会社の目標も事業をやっていきたいって思えるメンツだからこそ会社が大きくなっていった時に1番いい会社にできるんだろうなと思っているので、そこを考えたときに目標としてはみんなが常に上を目指そうと思って楽しく働き続けられる会社、その結果として数字がついてくる、売り上げがついてくるっていう会社にできたらいいなと思っています。

株式会社アクシスワンでは一緒に働く仲間を募集しています
今週のランキング