こんにちは、アスレバの新井です。
「営業コンサルタントって、実際どんな働き方なんだろう?」と具体的イメージが沸きにくいと思います。
求人票では「戦略設計」「ディレクション」「改善提案」「テレアポ」といった言葉が並びがちですが、実際の仕事はもっと泥臭く、瞬発的な思考量と行動量が多いものです。
今回はアスレバコンサルメンバーの1日をご紹介します。
目次
基本の勤務時間:9:00〜18:00
全体定例MTG:9:30〜10:00
10:00〜18:00クライアントワークや社内業務
10:00〜11:00|クライアントMTG①(60分)
11:00〜12:00|テレアポ業務
12:00〜13:00|お昼休憩
13:00〜14:00|クライアントMTG②(60分)
14:00〜16:00|テレアポ業務
16:30〜17:00|営業リスト作成(30分)
17:00〜17:30|数値分析やテレアポメンバー向けレクチャー・ロープレ
17:30〜18:00|調整・振り返り・日報作成
一日の終わり:振り返りと共有で仕事を閉じる
日報を書く意味
① 自分自身の課題を言語化するため
② ノウハウをチームで共有するため
③ 他のメンバーが状況を把握しやすくするため
④ クライアントレポートの“定性力”を鍛えるため
大切にしているのは「気づき → アクション」
最後に…
基本の勤務時間:9:00〜18:00
出勤前にまずは1日のスケジュールを立ててカレンダーにタスクを入力します。あわせて日報を作成しチャットで出勤の挨拶をします。
そのため、出勤時点で5分単位で
・今日やるべきこと
・優先順位
・想定している作業時間
が整理された状態になっています。
基本的な優先順位は、クライアントワーク>社内業務>自身の事務作業
あらかじめ立てたタスクをベースにしつつ、状況に応じて優先順位を組み替えながら進めていく。
そんな働き方が、アスレバの日常です。
全体定例MTG:9:30〜10:00
平日の朝は、ほぼ毎日社内MTGの時間からスタートします。曜日ごとにテーマが決まっており、目的も明確です。
月曜日:1週間の全体目標と、個人ごとの行動目標を共有。「今週、何にコミットするか」を全員で確認します
火曜日:自社営業の商談結果やリード状況を共有。商談結果やリード追客の結果を用いて改善点をチームで確認します。
水曜日:クライアントワーク(営業支援)の数値・進捗管理。各案件の状況を俯瞰し、必要なテコ入れを判断します。
木曜日:カルチャーMTG。業務から一旦離れて、雑談や価値観の共有をする時間です★
金曜日:自社営業の結果発表と、来週のテレアポ計画。テレアポ時間の割り振りや、改善ポイントを整理します。
このMTGは、単なる報告の場ではありません。「今、どこに力を使うべきか」「どこで判断を変えるべきか」を全員で認識統一するための大切な時間です。
10:00〜18:00クライアントワークや社内業務
朝の定例MTGが終わると、ここからが本格的な業務時間です。
とある、1日の例を紹介します!
10:00〜11:00|クライアントMTG①(60分)
1件目のクライアントミーティング。1ヶ月ないしは2週間の数値や進捗を振り返りながら、
・KPIに対する数値状況
・ターゲット情報やトークスクリプト修正案
・商談FBを経てのリスト・トークのブラッシュアップ
・次回アクション、戦略擦り合わせ
を整理します。単なる報告ではなく、次の一手を決めるためのMTGです。
11:00〜12:00|テレアポ業務
テレアポ業務をスタート。
コンサルタント・ディレクター自身も現場に入り、
・アポイントが取れるキラーワードやスクリプト構成の見直し
・現場で違和感は出ていないか
をリアルタイムで検証・アポイント取得をします。
12:00〜13:00|お昼休憩
一度仕事から離れてリフレッシュ。私はこの時間に運動を兼ねて掃除もします(笑)
午後に向けて頭を切り替える大切な時間です。
13:00〜14:00|クライアントMTG②(60分)
続いて2件目のクライアントMTG。
案件ごとに状況は異なるため、頭を切り替えながら対応します。
ここでも意識するのは、構造で説明すること。数字の背景を言語化し、改善案までセットで提案します。
14:00〜16:00|テレアポ業務
再びテレアポ業務へ。
午前・午後でトークを変えた結果や、反応の違いを確認します。スピード感のあるPDCAが肝です。
16:00〜16:30|レポート作成(30分)
別のクライアント提出用のレポート作成。
数値(定量情報)と、戦略と分析結果(定性情報)をまとめます。
16:30〜17:00|営業リスト作成(30分)
新規架電用のリスト作成。
ターゲット業種・エリア・企業規模に加えどのような条件の企業がアポが取れるか、を仮説立てて精査。狙うべき企業一覧を作成します。
17:00〜17:30|数値分析やテレアポメンバー向けレクチャー・ロープレ
・どこで数字が落ちているか
・トークや発声のどこに原因がありそうか
を整理し、テレアポメンバーへフィードバックを行います。
改善ポイントをもとに、トークのすり合わせやロールプレイングも実施。
「なぜその言い回しが良いのか」「なぜこの順番なのか」を言語化しながら共有します。
17:30〜18:00|調整・振り返り・日報作成
残りの時間で、細かな調整業務や翌日の準備を行います。一日の最後には日報を作成し業務終了です。
一日の終わり:振り返りと共有で仕事を閉じる
アスレバでは、一日の業務を「やり切って終わり」にはしません。終業前には、朝に立てたスケジュールをもとに日報を提出します。
日報には、主に以下の内容を記載します。
・今日の結果(何ができて、何ができなかったか)
・時間の使い方に対する振り返り・改善点
・今後発生するタスクの洗い出し(チェックボックス化)
・一日の総合的な振り返り
単なる作業報告ではなく、「考えたこと」と「次にどうするか」までセットで書くのがアスレバ流です。
日報には、いくつかの大切な役割があります。
日報を書く意味
アスレバでは、日報を単なる「業務報告」とは考えていません。一日の仕事を、次につながる形で終わらせるためのツールです。
① 自分自身の課題を言語化するため
一日を振り返ることで、
・なぜうまくいったのか
・なぜ時間が足りなかったのか
を整理し、自分の課題を客観的に見つめることができます。
② ノウハウをチームで共有するため
日報は、自分だけのメモではありません。
知識面・実行面での
・ノウハウ
・ナレッジ
・分析結果
を共有することで、個人の経験がチーム全体の知見になります。一人の気づきが、チーム全体のレベルを底上げしていきます。
③ 他のメンバーが状況を把握しやすくするため
誰が、どんな状態で、どこに時間を使っているのか。
日報を通じて可視化することでフォローが必要なタイミングや業務の偏りにも気づきやすくなります。
④ クライアントレポートの“定性力”を鍛えるため
日報は、クライアントへのレポーティング練習でもあります。
事実を並べるだけではなく、
・何が起きたのか
・それをどう捉えたのか
・次にどう活かすのか
を言語化する力は、そのまま定性レポートの質につながります。
大切にしているのは「気づき → アクション」
アスレバで大切にしているのは、「気づき → アクション」まで書き切ること。これを社内全体の循環型の仕組みにしていること。
特別なことをしているわけではありません。でも、この積み重ねが会社と個人の成長に確実につながっていきます。
それが、アスレバの1日の締め方です。
最後に…
求人票には仕事内容や条件がたくさん書いてありますが、「実際にどんな雰囲気で、どんな一日を過ごしているのか」は、なかなか伝わりづらいものだと思います。
今後も、こうした
“中で働いているからこそ分かる空気感”
“実際の業務や働き方のリアル”
を、少しずつ発信していけたらと思っています。
少しでも気になった方は、ぜひ「話を聞きに行きたい」からご連絡ください。