みなさん、こんにちは。CHROの高橋です。
今回は当社HRのDX について少しだけ共有したいと思います。
釈迦に説法の様な話ですが、DX はDigital Transformationの略です。
この定義は、経済産業省が2018年に発足した研究会で、日本流に定義した企業にとってのDXを次のように表現しています。
「新しいデジタル技術を活用し、戦略的に新たな付加価値を生みだしていくこと」
広義なテーマですが、HR にフォーカスすると、ちょっと前はHR Tech などにカテゴライズされ、代表的なツールとしては、本サービスであるBusiness SNSの「Wantedly」や採用管理ツールの「iCIMS」、人事評価クラウドツール、タレントマネジメントツールなどが挙げられます。
内外資の大手企業であれば、SAP やOracleを導入しているケースも多いと思います。
当社の様なベンチャーで、上記の様なDXやHR Tech ツールの導入を試みると、従業員規模やコストインパクト、アーリーフェーズによる時期早々感(Excelで十分)という障壁が付きまとい、経営層のApprovalに至らないケースが散見されると思います。
…私もかつて、そう言う経験を何度もしました。
しかしながら、当社がHRでDXを推進できた理由は以下2つの要因があります。
1、クラウドDXツールの普及によるローコスト化。
2、当社経営層の前向きな理解。
当社は採用管理・人事評価・社員マスタ・勤怠管理・経費精算・タスク管理およびこれらを1つのシステムでKPI・KGIをダッシュボード管理できるものを導入しました。
1については、AIやRPA が普及したことによるサードパーティVenderの参入が寄与していると思います。
2については、前提としてIT 企業というBackgroundはありますが、何よりもInnovation, Inventionに対して経営層のマインドが非常にポジティブだという点に尽きると思います。
この様な自由な発想と柔軟な受け入れが叶う環境下で、HRがDXツールを積極的に使い、Data Drivenで、戦略的に社員や経営層の課題や自発的な改善にアプローチする事が出来るもの私が理想とする働き方の一つです。
Routine WorkやAdmin業務がまだ多い内資のHRが多い中で、企画・Planに没頭でき、戦略的なアクションを質実ともにHR Business Partnerとして信頼関係を築ける点も当社のHRの魅力だと思います。
では、また次回!