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なにをやっているのか

◆「未来の健康を、つくる。」予防医療を日本の当たり前にしていくSPIC 2020年時点で「超高齢社会」と言われる国は3ヶ国しかありません。 高齢化をした世の中は、「高齢化社会」、「高齢社会」、「超高齢社会」に分かれます。  ・高齢化社会:65歳以上の老年人口の比率が総人口の7%超  ・高齢社会 :65歳以上の老年人口の比率が総人口の14%超  ・超高齢社会:65歳以上の老年人口の比率が総人口の21%超 日本は26.7%が高齢者となっています。これは世界でTopです。 2020年段階で超高齢社会になる見込みがある国は日本のほかにイタリア、ドイツしかありません。日本は世界中で高齢者率はTopであり世界一の長寿大国といえます。 また、昨今、団塊ジュニア世代(1971年-1974年)の健康への不安の高まりにより、健康への意識が大きく変化する社会になっています。 そのような社会情勢の中で求められるのは、「予防医療」です。 「病気になったら治療で治す」ことから病気に罹る前に、予防して健康を高めることの大切さを意識する人が増えています。早期発見治療重視から健康増進予防重視の社会へと変化が進む中で、「未来の健康を、つくる。」ことは、「今の病気を、治す。」ことよりも今後増々意識と行動が求められていくのが社会の流れだと考えています。 だからこそ、「未来の健康を、つくる。」というスローガンを軸に、ヘルスケア産業のど真ん中で、本当に求められる商品やサービスを提供している現場が機能する、社会基盤の構築を目指しているのがSPICです。 ◆特許技術取得のベンチャー企業と共同開発したLypo-Cの優位性・誕生秘話 日本には多くのサプリメントが存在しますが、競合商品との優位性は「吸収率」にあります。高い吸収率を実現しているのが「リポソーム」という技術です。 「リポソーム」は一言でいうと、栄養素を必要とする細胞に届けるシステムの重要な役割をします。その技術をサプリメントや化粧品分野に活用することで、他のサプリメントでは得られない高い効果と実感を得ることができます。 本当に求められる商品開発を行う中で生まれたのが、現在の主力商品であるLypo-Cです。この商品が生まれたきっかけは、クリニックの経営コンサルティングでした。クリニックのコンサルティングをする中で、医者から「アメリカではこういうサプリメントがあるけど、日本ではない。」と言うような類の話をよく聞くようになりました。その一つとして、「米国には点滴で簡単にビタミンCを摂取できる点滴治療というものがあり、その治療で使用されるサプリメントを提供したいから販売してくれないか?」と言う要望でした。そのご要望に応えたい想いで日本全国を探したもののやはり存在せず、米国ではビタミンCを加工した商品が先行して販売され、かつ点滴治療を行うクリニックで患者用に販売されていたため、この商品の輸入を始めました。それが2010年のことです。 しかし、米国商品の内容成分の変更により日本での販売が不可能となりました。輸入販売は不可能になったものの、その商品は日本に求めている人がたくさんいました。そのため、弊社のコンセプトに共感していただける方も多く、結果的に経営コンサルティングなど事業運営をする中で関わってきた方々に出資をしていただき、自社工場を作り日本製を開発し、販売することになりました。それが2015年のことです。

なぜやるのか

代表の芝田
当社が運営しているサロン
◆新しい時代の健康感と健康観を作り出す/日本を予防医療大国へ 私たちは、欧米の企業と目指している市場(ヘルスケア)は同じですが、別のアプローチを考えています。上述の通り、GAFAなどの企業はデータや技術を強みとして、新しいヘルスケアサービスを生み出そうとしていますが、私たちの根底にあるのはコンセプト(SPIC)、思想でありそのコンセプトが国境や文化を超えることで、新しい時代の健康感と健康観を生み出していくと考えています。 健康感とは、自分自身が健康であると実感できる体感であり、生きている喜び、幸福感を感じられる体感のことです。誰かが決めた健康ではなく、自分自身の健康感は自分だけのものでありパーソナライズ化された“健康“の実感を大事にしており、ヘルスケア産業での人間性を重視したいという考えが反映されています。 健康観とは、健康に対する考え方、価値観です。ただ、歳をとるということではなく、美しく楽しく歳をとり、目標を持って人生を充実して過ごしていることが”健康”だと考えています。 そのような価値観を広げるために、現在主力事業であるサプリメントや化粧品のみならず、それを提供するクリニックやサロンやジムのあり方を提案し、それを利用する社会システム、ライフスタイルモデルを拡大していく計画をしています。 「Lypo-C」を使用することで、健康が実感でき予防が実践できる毎日になろうとしていますが、サプリメントはあくまで日本を予防医療大国に押し進める第一歩に過ぎません。 ◆SPICはStyle,Personal,Image,Creatorの頭文字を取った造語 社名のSPICとは、Style Personal Image Creatorの頭文字を取った造語で、今後の人間が取り組むべき仕事のあり方として1982年に提唱された弊社のコンセプトです。ひとりひとりの価値観やスタイル、ライフスタイルを大切にし、その具体的なイメージを作り上げていくことが私たちのミッションだと考えています。 ■Style スタイルという言葉は、姿や体型、髪型など、形を表すものなどとして使われますが、生き方や価値観といった、流儀や様式という意味も含みます。型を当てはめデザインを作るのではなく、その価値観や個性を尊重して形作っていくことこそ、これからの「つくる」価値観として重要となっていくと考えています。 ■Personal 一人ひとりの違いを最優先していきます。この世に同じ人は誰ひとりとしていません。 多様性を前提に、一つの価値を共用するよりも、違いを受け入れられることこそが次世代の「美」の価値観と考えています。 ■Image 未来をイメージすることほど、強力なパワーはありません。原因から解決するのではなく、目的への階段を築き上げるほうが、何倍も人生は充実したものになるはずです。抽象的な概念を具体的なイメージに変えていくことこそ、より良い前進に向かう力となります。人を勇気づけ、人類を前進させるのはわかりやすいイメージです。 ■Creator 創る人に最大の尊敬を払います。創造性の発揮こそ、人間が人間である所以かもしれません。構築やオペレーションがものすごいスピードで機械化される現在、その隙間でのちょっとした工夫や微細な感覚が人間の本能を刺激します。理解よりも腹落ち、数字よりも体感、スペックよりも感覚の時代だからこそ、全ての人間の職業はクリエイターを目指して進んでいきます。

どうやっているのか

◆建築設計事務所としてデザイン設計の思想を活かし、予防医療の社会基盤を構築する企業へ 弊社がコンセプトを重要視している理由として、弊社の沿革が起因しています。 元々は、両親が建築家だった影響から1973年建築設計事務所としてスタートし、都市計画を中心に建築設計業務に携わりました。 そういった社会変化の中で、女性が消費をリードしていくと考え、建築事務所としてデザイン設計の思想を活かし、1977年に美容室やクリニックなどの経営コンサルタント事業をスタート。美容室の経営合理化手法をまとめた論文が中小企業経営合理化コンテストで優秀賞を受賞し、以後全国の美容室での導入を通じて経営指導や人材教育を推進してまいりました。 2010年に現代表の芝田崇行が代表取締役社長に就任。2015年に主力商品であるLypo-Cを発売に至り、現在は「未来の健康を、つくる」というコンセプトのもと、事業を展開しております。 ◆クリニックとサロンとジムの融合によるワンストップ型の健康増進施設を実現 日本を予防医療大国に押し進めるために考えているのは、新しい形のヘルスケア拠点を生み出すことです。具体的には、クリニックとサロンとジムの融合によるワンストップ型の健康増進施設を作ろうとしています。 弊社ではこのワンストップ型の施設を作ることに成功しており、自分が使いたい時にクリニックに行き、ジムに行くことが可能です。実現事例はまだありませんが、大手の企業様が鎌倉の本社まで見学に来てくださるなど、多くの方が関心を寄せています。 そのような世界観をさまざまな企業様や地域などで実現したいと考えており、結果的にさらに予防医療を推進できると考えています。 ◆SNS ☆Instagram https://www.instagram.com/lypo_c_official ☆LINE https://lin.ee/qQJELDT ☆Twitter https://twitter.com/lypocapsule ☆Facebook https://www.facebook.com/lypocapsulevitaminc/ ◆在籍メンバーの特徴/会社の雰囲気 ・企業理念である「未来の健康を、つくる」ことに共感しているメンバーが多いです。 当社では、選考プロセスの中で、カルチャーマッチや理念共感を重視しているため、同じ目標に向かって業務を行なっています。そして、ただ、目の前の業務に取り組むのではなく、その先にあるビジョンの達成のため業務を行なっているメンバーが多く、やりがいを感じながら、仕事に取り組んでいます。 ・20代から60代まで幅広いメンバーが在籍しており、仲が良くコミュニケーションも活発に行われています。 幅広い年代のメンバーが在籍していると、例えば、20代と60代の価値観が異なるため、コミュニケーションが生まれず、組織が二極化してしまうケースが多いと聞きます。ただ、当社では、垣根をできる限りなくすため、メンバー全員で運動会を開催したり、事業部間のコミュニケーションを促進する仕組みが浸透しています。そのため、誰とでも仲が良く、コミュニケーションが活発に行われ、メンバーが仕事をしやすい環境を整えています。 ◆社員と家族を第一に考えるカルチャー ・自分のことを大切にする 健康を扱う仕事として、自分のこと、特に健康を大切に考えられることが大切です。それぞれを尊重し、それが決して自分勝手ではなく、むしろお節介がその人のためではなく自分が好きだからしているというおばちゃん的なところがあります。 ・家族のことを大切にする 家族の支えがあるから仕事に打ち込めるし、仕事が家を支える側面もあります。家族の理解と協力により仕事のパフォーマンスも上がります。家族ぐるみのイベントや子どもたちの職場参加、福利厚生制度の家族利用など家族を大切にしています。 ・会社のことを大切にする 自分と家族のつながりは、そのまま社会に繋がり、会社やブランドのことを大切にする意識にもつながっています。「会社のことが好き」という社員が多いのも会社を大切に思う気持ちから生まれてきています。