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顧客の想いを形にする!POS+を支える開発部門の現場に迫る!


ーこんにちは!ポスタス人事部採用マネージャーの高松です。

今回はポスタスの開発現場をお伝えするべく、開発部長の中村さんにインタビューしてきました。

中村さん、本日はよろしくお願いします!


ーはじめに、中村さんのご経歴と現在のお仕事を教えてください。

私は新卒で独立系の2次請けSIerに入社して、TRON/C言語で交換機ファームウェア開発をしていました。その後も大手Sierさんと色々な現場をこなしてスキルを積んで、100人月ぐらいのプライムPMをこなせるようになり、コンサルティング案件も同時にこなせるようになったのですが、依頼されて他社のシステム/サービスを作っていることに違和感を持つようになり「これを残りの人生繰り返すのは苦痛だな」と思っていたところ、ちょうど社内で独自プロダクトの展開を進めている部門があり、ポスタスに異動させてもらいました。
当時ポスタスはパーソル プロセス&テクノロジーの1事業部(社内カンパニー)で、アサイン後は、FIntech系サービスの新規開発やBI系サービスの追加開発、品質管理Teamの立ち上げ、インフラ&アーキテクトTeamを引き継ぎ、現在は主に社内の横串部門を管掌するサービス開発第2部の責任者をしています。

ー読者の方へ向けて、POS+(ポスタス)がどんなサービスなのか教えてください。

飲食・理美容・小売向けのPOSレジを中心に、店舗経緯をトータルサポートできるサービスを提供しています。パーソルグループのビジョン「はたらいて、笑おう。」に則り、私たちが作るシステムを使う飲食・理美容・小売の方々が、日々笑顔で働けるようになるサービスを追求しています。


ー開発目線から見て、POS+の強みは何ですか?

サービス数の多さとカバーできる業務範囲です。現在は全部で13サービスあるので、単純にレジパッケージを販売するのではなく、注文端末(OES)、卓上注文機(TTO)などの基本的なプロダクトに加えて、事前決済テイクアウト、CRMアプリ、省人化できるセルフレジ、非接触決済端末など、時代の変化やお客様のニーズに合わせて、必要な機能を追加できることが特徴です。もちろんこれらに合わせて様々な技術を取得、経験を積むことができます。現在はコロナ禍で外出の機会が制限されていますが、会計時にタブレットを見かけた場合はポスタスかもしれないので、見てもらえると嬉しいです。

ー顧客や時代の変化に合わせて開発していくことはスピード感が求められると思いますが、どのように実現していますか?

素早い意思決定ができているのは、社内で誰とでも気軽に直接会話することができる社風やシンプルな組織構成であることが大きいです。リモートワーク下でもslackがあるのであまり影響していません。
加えて、オフィスの2階がショールームになっていて、コーヒー屋さんや自社無人コンビニ(当時の新卒が苦労して立ち上げた)にポスタスプロダクト設置してあり、実際に自分達で利用したり、お客さまが利用しているのを見て、日々改善を検討できるというのも大きなメリットだと考えています。自らがユーザーになることで利用者目線のチェックができるので、開発の時に気づけなかったUXの問題を取り除くことができます。お客さまの要望と自分たちが作りたいものをうまく融合してプロダクト/サービスを改善することが、素早く良いものを創り出す秘訣だと思っています。

ーメンバー全員でサービス仕様を決めていくことでモチベーションが高まりそうですね。それを可能にしている共通認識はなんですか?

数年後、”事業を3倍までスケールさせる”という会社の目標があり、これを全員が共通認識として持っているので、どうやったらそこにたどり着くのかという観点で考えることができています。


ーエンジニアが経営目線で考えることってめずらしいのでは?

エンジニアが経営を意識することは大切であり、正しいことだと考えています。自分がSIerで2次3次請けのときはこうしたら良いのにと思っていても、意見を言うことも出来ない、届かない、というもどかしさがありました。しかし事業会社であれば自分の提案を実現できるので、当然責任もありますが非常に楽しく、ポジティブに仕事を進めることができます。「良いアイデアがあればいつでも聞くし、採用されればリーディングできるからね。」とメンバーにもよく伝えています。


ー開発部門が経営にも関わることができるんですね。

そうですね、サービスマイルストーンにたいする計画を自分たちで作成し、経営ボードのOKが出るとモチベーションも上がりますし、責任感も生まれてきます。お客さまの要望を直接聞くために、営業と一緒に企画書をつくって提案に出向くこともあります。

実際の利用シーンを見たり、お客さまから直接喜びの声やフィードバックをもらえることで、設計やコーディング以上の経験を積むことができ、視野が広がり出来ることの幅が広がります。


ー技術的な面をお伺いします。インフラ構築で工夫しているところはありますか?

事業スケールに合わせて「現在の数倍のトランザクションに耐えられるインフラ」を構築しています。目標があることでコストやパフォーマンスの具体的な数値が割り出せるので、そこから逆算して計画しています。

ポスタスが顧客としている飲食・理美容・小売のレジは共通する部分が多くある一方で、サービスごと顧客ごとに必要としているものが異なる部分もあるので、ニーズや時代の変化に合わせることができるよう、インフラレベルでも変化に追従できるアーキテクチャを採用しています。


ー開発技術やプログラミング言語としてはどのようなものを使っていますか?

基本的にはAWSのマネージドサービスを利用しています。データベースはAurora、フロントはVueやAngular、バックエンドはAPI GatewayとLambda、コンテナはECS上で動かしてスケールできる構成になっています。各サービスの共通基盤はPythonで書いてあり、それ以外の部分はフロントエンドもバックエンドもTypeScript系に移行中です。開発の自由度を保ちつつ、学習するコストも抑えたいので、ベースとなる開発言語やルールを整備しながらレガシーのサービスを作り替えています。


ーデータの利活用はどうしていますか?

集まったrawデータは必要に応じて加工し、マクロデータとしてメディアや公共機関向けに提供/販売しています。また、お客様向けにPOS+assistという営業実績を自動分析するサービスを提供していて、日別・時間帯の売上分析はもちろんのこと、客数・客単価、原価率、ABC分析なども日々提供されるので、店舗の状況がグラフィカル把握できます。実績確定のメールやスマホから見ることもできるので、PCを持ち歩けないSVさんにおすすめです。データの利活用はまだ手探りの部分もあるので、これから発展させていく分野と考えています。



ーここからは、具体的にチームや中村さんのお仕事について教えてください!

開発部門は2部構成になっていて、第1部がポスタスのメインとなる飲食・小売・理美容のレジシステムの開発、第2部がインフラやアーキテクチャなどの基盤づくり、全体の品質管理、勤怠系、分析系のプロダクト開発となっています。


ーチームはどのような雰囲気ですか?

それぞれ担当のプロダクト/サービスTeamに属しており、機能追加や改善に日々取り組んでいます。自分の意見を立場に関係なく発言する人が多く、お互いの意見を尊重しながら物事を進め、良いものを作り上げるためにいつも思考錯誤しています。


ーどんな人がチームに合うと思いますか?

これまで自分のノウハウやスキルが環境が原因で発揮できなかった人、こうしたいって想いがある人にとっては、そのスキルを存分に活かせる環境だと思います。特に転職しないとスキルアップができない!と思っている方におすすめで、フロント、バック、ミドル、インフラなんでも1Teamで経験できますし、事業会社なので提案、営業活動にも参加できます。本腰入れるなら社内で部門異動もできるので、キャリアップが見越して働くことができます。


ー中村さんが思うポスタスの魅力とは?

自分たちが作り、マーケットに送り出したサービスが、日常の生活で目にすることができて、ご利用になるユーザの方やその店舗を訪れたお客さまの笑顔を見ることができるところですね!誰が使うのか分からない。フィードバックを貰えないので”作り上げることがゴールになっている”人は、事業会社で働いて欲しいです。是非一緒に働きましょう!


ー中村さん、本日はお話ありがとうございました!

ポスタスでは、お客さまがよりよくなるためのサービスをともに考え作り上げてくれる、エンジニアを募集しています!

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