本稿は、過去に公開していたa.school MENTORSインタビュー記事を再投稿するものです。(a.schoolの旧ウェブサイトに2017年11月17日掲載)
最初はタクトピア社のインターンとして、a.schoolに足を運ぶようになったゆうこりん。
英語クラスのメンターに加え、今では英語の個別指導や、海外留学準備支援など、帰国子女ならではの強みをいかした活躍をみせています。
生徒の成長を多角的に支援したくて現場へ
青木:もともとはタクトピアでインターンを始めたんだよね?
ゆうこりん:そうですね。もっと現場での経験がほしいと思って、英語クラスと大学受験クラスの双方に関わり始めました。
青木:現場での経験というのは具体的にどんなこと?
ゆうこりん:自分が見ている生徒にもっといろんな面から関わるということです。例えば、海外大学進学という目標があって英語の勉強をしている生徒がいるのですが、英語の面だけでなく、キャリアビジョンの形成や進路選択の面などからもサポートしたいと思ったんです。
青木:なるほど。幼少期からグローバルに活躍しているゆうこりんだからこそ相談に乗れることはたくさんありそうだよね。実際にインターンを始めてみて、a.schoolのどんなところがいいと思う?
ゆうこりん:「和キッズ探究サマースクール」(注1)の取り組みが新しいと思いました!私自身も帰国子女なので、日本に帰ってきてからの居場所ができるのがいいなと思いました。あとは、保護者の方々との距離が近いので、先ほど話した進路のことも含めて、ご家庭と協力しながら生徒の成長をサポートできるのもいいところだと思っています。また、a.schoolの空間もいいですよね。たくさんの本や生徒が作ったものが置いてあって、素敵だなぁと。
(注1)a.schoolでは、毎年夏に「和キッズ探究サマースクール」という、普段海外現地校や国内インターナショナルスクールで学ぶ小学生を対象としたプログラムを提供しています。日本語で学び、歴史や文化に溢れる本郷周辺地域を探究できるところがポイントです。
生徒指導をとおして、自らの言動に対して自覚的になる
青木:確かにa.schoolでは、保護者会でもメンターと保護者の方が接する機会があるから、コミュニケーションはとりやすいよね。ちなみにa.schoolでメンターをするやりがいや、メンター自身にとっての価値はなんだろう?
ゆうこりん:日々のメンター業務に対して、保護者の方からポジティブなフィードバックをもらえた時はとてもやりがいを感じます。また、生徒と関わる時の自分の行動に対して意識的になれて、自分自身が成長できる点は価値ですね。どうやったら伝わるか、そのために自分はどのような言動をとるべきか、など忍耐強く向き合うことができるようになり、生徒に対する観察眼も成長したと思っています。
青木:メンターは生徒との距離も近いから、与える影響力も大きいよね。
ゆうこりん:そうですね。でも週1回しか会えないので、目標を達成するためのやる気を引き出す問いかけを、一回一回工夫することが大切ですね。
青木:なるほど。具体的にはどんな工夫をしているの?
ゆうこりん:課題に対して、自分自身で目標を立ててもらったり、それに向かう方法(どうやったらいいか)を自分自身で考えてもらうようにしています。また、ふとした瞬間に「どう?」と問いかけてコミュニケーションをとるようにしています。
生徒を受け入れながらも、甘やかさない。
青木:自分自身で考えて行動できるようになるのが理想だよね。そういった力をつけてもらうためにも、ゆうこりんは生徒のやる気を引き出す工夫をしているんだね。今後はどんなメンターになりたい?
ゆうこりん:この人だったら何でも言えると思われるメンターでありたいです。でも、メンターを始めてこの半年で気づいたのですが、なんでも受け入れて甘やかすというのは違うと思います。多様性を受け入れる度量の大きさと律する厳しさ、両方を兼ね備えたメンターであることが、生徒の成長にとっても大切であることに気付いたんです。
青木:アメとムチ、うまく使い分けながら生徒を伸ばしていけるメンターでありたいということかな?
ゆうこりん:そうですね!ただ甘やかすのではなく、生徒が力を伸ばし結果を出せるように、サポートしていきたいと思っています。
青木:これからも活躍を期待してます!インタビューお疲れ様でした!
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