はじめまして、ブルーモ証券でクオンツを担当している浅井と申します。
はじめに
新卒で金融業界に入って資産運用業に約5年、その後暗号資産業界を経て、2026年7月にブルーモ証券に入社しました。
事業部一人目のクオンツとして、運用モデルの構築と実装に携わっています。
この記事では、私がなぜブルーモ証券を選んだのか、クオンツとしてどんな仕事をしているのか、そして入社約2ヶ月で体感したブルーモ証券のカルチャーについてお話ししたいと思います。
これまでのキャリアとブルーモ証券で担っている業務
新卒で金融業界に入り、約5年ほど国内株式のクオンツファンドマネージャーを務めていました。その後、暗号資産業界を経て、ブルーモ証券に入社しました。
現在は事業部一人目のクオンツとして、運用モデルの改良や実装、運用手法の確立を担っています。具体的には、数理モデル的な側面からプロダクトの運用ロジックを設計したり、モデルの検証を行ったり、実装をエンジニアの方と一緒に進めたりしています。
入社の決め手となったポイント
入社の決め手となったのは、これまでの会社で培った経験をすべて活かすことができると考えたからです。
資産運用業界では、クオンツファンドマネージャーを担い、ブルーモ証券で現在携わっているプロジェクトに近い領域を担当していました。
一方で、会社が大きい分、業務がしっかり区分されていて業務範囲が狭く、プロダクトはすでに完成していたり、新しく作るとしても役割が決まっていたりするという側面もあります。
暗号資産業界は、これからまさに金融資産となろうとしている暗号資産のため、業務内容も金融機関に近づいていっている段階で、資産運用業界にいた頃と比べると、ブルーモ証券で行っている業務内容とは若干の距離があります。
前職時代の浅井
一方で、スタートアップに近いため、成熟した企業にはないスピード感があります。また、前職の会社はエンジニアリングやAIにとても強かったので、そこでAI活用を前提とした業務の進め方や、プロダクト全体を見通して業務を行う姿勢を肌で体感しました。
この両業界、これまでの会社で学んだ業務内容や業務方法をすべて活かすことができるのが、ブルーモ証券でした。
業務の領域が近いとはいえ、金融の伝統的な領域からするとブルーモ証券は未知の領域も多く、不安がなかったわけではありません。
それでも、大手金融での業務経験と、暗号資産業界に飛び込んで新しいものに触れ全く違う仕事の仕方をした経験、その両方があったので、ブルーモ証券での仕事についても、未知の世界ではありましたが、「まぁ何とかなるだろう」と飛び込めたのだと思います。
クオンツの仕事のやりがい
数理的なモデルと実務を結びつけることが出来ることです。
「クオンツ」は金融業界で使われる呼び方ですが、その定義は曖昧なものだと思います。発祥はいわゆるデリバティブクオンツ(デリバティブ商品の価格づけを数学や物理を用いて行う人)だと思いますが、私が身を置いていた資産運用業界には、ファンダメンタル運用(人間の意思決定によって投資を行う運用)とクオンツ運用(数理的なモデルや最適化などを根拠に投資判断を行う運用)があり、後者に従事する人がクオンツファンドマネージャーと呼ばれています。
他にも様々な業務内容のクオンツがありますが、共通しているのは「数理を用いて分析や判断を行っている」という部分です。
大学や大学院で使うような数学等を、実際に金融実務に落とし込めるところにやりがいがあると思います。ただ私の中では、これは「理数系の研究職のようなことが出来る」という意味合いではありません。
クオンツ業務のあるあるとして、研究に近いことがたくさん出来るのかと思って入ってきたら、実際は泥臭い実務も多く、ギャップを感じてしまう方がいます。しかし私は、実務と学問に近いことを行き来できること、両方をつなげられること、そしてそれを肌で感じる事が出来ることにこそ、この仕事の魅力があると考えています。
0⇨1の仕事に携われる魅力
ブルーモ証券では、経営陣と相談して運用モデルを作っていったり、エンジニアの方と協議して実装に落とし込んだりと、様々なことに携わっています。また、これからはアドバイザリーの方々と提案商品について色々と協議していくことになるだろうと考えています。このように一つの業務に多角的に関われることが、0⇨1の仕事に携われる魅力だと感じています。
入社約2ヶ月で体感したブルーモ証券のバリュー
私は7月中旬という中途半端な時期に入社しました。
それでも7月中には運用商品のモデルや運用方法の理解を進め、8月には役員の方やエンジニアの方と協議して、実際に商品としての実装に入っていました。
入社してすぐにここまで動ける会社は、他にはなかなか無いのではないかと思います。
このスピード感は、まさに「光の速さ」というバリューそのものだと感じました。過去のnoteでも様々な方がこの点について述べています(*1、*2)。スタートアップの規模やAIの進歩といった環境要因もあるとは思いますが、それだけでは説明しきれず、社員一人ひとりの動き方にもこの速さの理由があると感じています。
それが「とことんやる」「みんなで作る」というバリューです。各職種の方にはそれぞれ担っている分野があります。しかしそこで終わらず、ドメイン理解を会社全体の業務に広く持とうとする姿勢が社員にあるとおもいます(*3)。だからこそ、職種を超えた方との協議も、探り探りな部分があったとしてもスピードを持って前に進んでいる印象があります。
オフィスで働く浅井
ブルーモ証券で何を実現したいか
足元は、日本では前人未到のプロダクトのリリースと運用を実現させたいです。そしてその先では、資産運用業界で培ってきた数理的な知見と、暗号資産業界で身につけたスタートアップ的な動き方の両方を掛け合わせて、ブルーモ証券が掲げる「誰もが安心して資産を育てられる社会」に、クオンツの立場から貢献していきたいと考えています。
さいごに
ブルーモ証券は、金融領域で培った専門性と、スタートアップならではのスピード感やAI活用が同時に体験できる環境です。加えて、運用者・プロデューサー・アドバイザー・エンジニアなど様々な職種の方が集まる、稀有な場でもあると感じています。この記事を読んで、ブルーモで働くことに興味を持った方がいれば嬉しいです!
参考
- 1: ブルーモ証券インターン生2人に聞く——「金融未経験からクオンツへ」「半年ぶりの復帰で見えた変化」|ブルーモ証券
- 2: メガバンクから社員30名のスタートアップへ。私がブルーモ証券で体感した「圧倒的なスピード」と「世界水準のプロ意識」|ブルーモ証券
- 3: 壊せない場所で、どう速く作るか ─ 証券スタートアップのエンジニアリング|ブルーモ証券
ブルーモ証券では各職種を積極採用しています。
ぜひご応募ください。