柿原 正明 (かきはら まさあき)
売電事業の営業を経て、大手広告代理店で3年間Webマーケターとして勤務
現在、アガルートの営業本部マーケティング室に所属
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主な業務
●広告入稿 ●運用業務 ●レポーティング
●配信結果分析・解析 ●計測タグの設置
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この記事を読んでくださりありがとうございます。
以前は広告代理店でWebマーケターとして昼夜関係なく働いていましたが、一念発起で転職を決意。
アガルートの一員になったことで「ライフワークバランスの確立」と「仕事のやりがい」の両方を手にすることができました。
今日は、転職する経緯からアガルートに入社するまでについてお話します。
―何故僕が事業会社への転職を決めたのか。
(~長い回想がスタートします~)
僕は代理店に勤めていた際に「SEMやメディア領域の広告運用」から「クライアントの折衝」までを担当し、美容や教育、材などなど、一通りの業界の広告運用を行っていた。
良くも悪くも経験していた業界が広くSEMとメディア両軸で扱える人材が少なかったことから、担当するクライアントがどんどん増えていった。
比例して、労働環境はどんどん悪化する。
担当するクライアントが9つ目になる頃には、月間平均残業時間も80時間近くに及び、体調も崩し体重も20kg近く増えていた。
そんな自身の命と引き換えに、必死に働いている中で「自分の中での仕事の在り方」について考えるようになっていった。
そして、
転職のきっかけとなる出来事はふと訪れる。
3Q最後の昨年12月。
僕の所属していた部署では大型クライアントが他代理店にリプレイスされたことから、売り上げノルマに対して非常に苦しい年末を迎えていた。
そんな中、上司から「何が何でもTwitterを売ってくる」よう命じられる。
ただ僕の担当していたクライアントは、シニア向け商材をメインとしていたため、媒体特性がまるで合わない。
それにクライアントとはマイルストーンを引いて計画に沿って進めていた。
僕の突拍子のない提案によってクライアントとの関係に不和が生じてしまった。
今にして思うと、見せ方を変えることでこのような事態は避けられたのかもしれない。
しかし、当時の自分は目の前の業務を熟すことに必死で、考える余裕は全くなかった。
結果、売らないといけないものも売れず、当然クライアントとの関係は悪化。
上司に延々怒られつづけ、散々な年末となった。
後味の悪い仕事納めを経て、年末の出来事を反芻しつつ休養していたとき、ふと、
「自分の働き方は間違っているのではないか」と疑念が沸いた。
「そもそも、なぜあんな提案をしてしまったのか。」
「クライアントファーストの考えのもとだったのか。」
自分を責める言葉が脳内で浮かんでは消えていく。。。
自責の念にかられた後、今度は現状に憂いた結果、一つの決断にいたる。
「転職しよう」
次、勤めるところは、
腰を据えて一つの分野でとことんマーケティングでき、
自分が販促するものに対して、愛情を注げるようなところ。
良いものを沢山の人に知ってもらうためのマーケティングをしたい。
その気持ちを軸に、代理店から事業会社への転職を決めた。
善は急げ。以前お世話になった転職エージェントに年明け早々に連絡した。
自身のやりたいことは整理がついていた。
だからとんとん拍子で転職活動は進んでいくと思っていたが…
働きながら職を見つけるというのはどうしても日程調整が難しい。
何とか面接まで行っても、雇用条件は希望に沿っているものの「社内の雰囲気」や「社風」など、明文化されているものの「実態とイメージでギャップ」があった。
それがネックで内定見送りを続け、完全に迷走し半年が経っていた。
自身が本当に働きたい企業を見失いかけている中で、ふと、
自身が初めてクライアントとして担当した「大学受験の赤本の会社」を思い出した。
少人数ながらも、どうすれば「大学受験で悩んでいる人を手助けできるのか?」という問いに、ひたむきに考え続けている会社だった。
担当の方々の雰囲気も、普段は落ち着いていながらも、自社コンテンツの話にはつい熱が入ってしまうとても魅力的な方々だった。
こういう会社で働きたい。
そう思い採用ページを確認するも、採用は締め切られており落胆した。
しかし、自身が働きたい会社のイメージが固まったことで俄然モチベーションは上がった。
この思いを転職エージェントに追加の転職軸としてお伝えしたが、なかなかヒットしない。
それで僕自身もSNSや求人サイトを見て探していたところ、「アガルート」と出会った。
SNSでの評判がよく質の良いコンテンツを持っている点や、事業規模・業界が行きたかった会社に似ていたことから、すぐに応募したことを今でも覚えている。
書類審査が通過しドキドキしながら面接に行くと…
僕が当初志望していた会社に雰囲気が近かった点に加えて、当時面接官だった僕の上司とすぐに意気投合、面接の終わりには具体的な施策案をブレーンストーミングで出し合う程だった。
正直、この段階で志望したきっかけの赤本会社は完全に忘れ、
アガルートにゾッコンになってしまう程志望度が高かった訳だが…
最終面接で社長・副社長を前に手に汗を握りつつ入社したい気持ちをストレートに伝えたことは、一生忘れられない経験だと思う。
結果として最終面接もパスすることができ、晴れてアガルートのメンバーに加わることができた。
(長い回想おわり)
以上が僕のアガルートに入るまでの経緯となりますが、入社から今にいたるまで、ギャップを感じることなく働けており、確かな「やりがい」も感じています。
そして、僕のやりがいは、「アガルートだから」味わえるものだと思ってます笑
では、具体的にどんなことか?については、また次回。