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<受講生から講師へ> 自分ができなったからこそ寄り添える

私は以前、小さなベンチャー企業で働いていました。
就職氷河期でまともな職につけなかった私を拾ってくれた会社でもあり、居心地はとても良かったです。
ただ、ずっとこのままここにいても、この先自分が発展していくことはないと分かっていました。
当時の私は、「とりあえず食べていくことができれば」と思っていたのでした。
でも本音は心の奥でくすぶっていたんです。

「俺の人生ってこんなちっぽけなものだったのかな?もっと世の中の役に立つことがしたかったんじゃないのかな?」

変化の激しい時代において、現状維持とはすなわち衰退を意味します。
このままぬるま湯に浸かっていたら、きっと私はダメになる。
そう思って転職を決意しました。
ただ、そのときすでに私は30代後半。
大きな実績も経験もなく転職するには難しい年齢でした。
そこで資格を取得しようと考えました。

2年がかりでいくつかの資格を取ったのち、最後に目指したのが土地家屋調査士でした。
授業料は高額でしたが、当時その試験種で最大手といわれる予備校を選びました。
大手なら間違いないだろうという短絡的な思考でした。
ところがフタを開けてみたら、授業がまったく理解できず、早々にドロップアウト同然になってしまったのです。
答練を受けても何も書けず、書式はほぼ白紙解答。マークシートは勘で塗りつぶすという有様でした。

「何も分からない。講師の言っていることが一切頭に入ってこない」

絶望的でした。
人生を変えようと時間とお金も投資して学びに来たのに全部ムダになるのか、未来の可能性も閉じてしまうのかと、怒りと悔しさでいっぱいになりました。
捌け口を探すようにネットで試験に関する情報を集めているとき、目に飛び込んできたのがアガルートでした。

土地家屋調査士はマイナーな資格のため、他士業と比べて情報が圧倒的に少ないです。
そのような中で、アガルートは積極的に情報を発信していたので、私は暗闇の中に光を見たようでした。
さらに中山講師のサンプル講義は圧倒的に分かりやすく、福音のように耳に響きました。

「ここを信じるしかない!」

藁にもすがる気持ちで申し込みボタンを押しました。2月17日のことでした。
その8ヶ月後、私は受験生のトップ1%の成績で合格することになります。

受講生から講師へ

本試験が終了したあと、私の中には一つの思いが去来していました。
「アガルートってすごいな」
中山講師の分かりやすい授業もさることながら、受講生のために考えられた環境や制度が、他の予備校とは一線を画していました。
「ここは優れた資格予備校であると同時に、革新的な企業なんだ」
アガルートという会社そのものに興味が湧いてきたんです。
合格発表の時期に、調査士法人立ち上げの話があったこともキッカケとなり、エントリーしました。
こうして私はアガルートに参加することになりました。
転職するためにアガルートで学び始めたら、アガルートがその転職先だったというわけです。

今は実務もやりつつ、受験生当時に培ったノウハウを活かして調査士試験の講師として活動しています。
根底にあるモチベーションは、「みんなの『分からない』を『分かった!』に変えたい」という気持ちです。
あの時、何も分からない暗闇を経験したからこそ、みんなにも光を見せてあげたいと思うんです。
だから今はかつての予備校に感謝しています。遠回りして見た景色はムダではありませんでした。

今は講師業がとても楽しいですし、以前は感じられなかったやりがいを感じています。
アガルートは常に変化している会社なので、前職の頃のような閉塞感はなく、色々な可能性が目の前にあります。
これからも変化を続けながら、想像もしていなかったような未来を仲間たちと創っていきたいと思います。

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