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【We are SAC】将来の夢がなかった私が「みんな」と夢みる会社の将来

We are SAC
7人目はプロダクト部の佐々木若菜です。
SACの強みは彼女のように強みを持った人が沢山いることです。
あらためて気づかせてくれた。そんな彼女も「SACらしい人」のひとりです!

SACにたどり着くまで

私は、大きく2回の転職を経てSepteni Ad Creative(以後:SAC)に入社しています。

いきなりですが私は昔から「将来の夢」があまりない人間でした。
幼稚園の頃は、周りが「お花屋さん」「ケーキ屋さん」と将来の夢を宣言する中、「みんな、揃いも揃ってお花屋さんとケーキ屋さんになりたいの?いつそう思ったの?」などと考えていました。可愛げのない子供ですよね笑

10年後、高校生の私が興味を持っていたのが、音楽関係の裏方やマスメディアです。
地元を離れ専門学校へ通い、フライヤーやチケット制作、舞台制作や音楽ビジネス、ラジオ制作などを学んでいました。当時アルバイトとしてラジオ番組のADをしていた繋がりで、卒業後は派遣社員としてテレビ局で勤務。局のwebサイト運用が、社会人生活のスタートとなりました。

最初の転職のきっかけは、「自分の仕事は誰に届いているのだろう」と感じ始めたことです。直接お客様と関わる仕事がしたい。そう思い一念発起した1度目の転職で、フィットネスクラブのトレーナーという超異業種にチャレンジしました。今でもよく踏み切ったなと思います笑

そこでは、メインであるトレーナー業務の他に、集客活動、事務作業、店内装飾など、店舗運営に関わるすべてをスタッフ全員で行っていました。覚える事も多かったので大変でしたが、考え方やマインドセットなど得るものが多く、体力も精神力もかなり鍛えられたと思います。

ただハードな日々に限界を感じたことと、やっぱりまたwebの仕事がしたいとの思いで2度目の転職を決意しました。

忙しい日々から気づいた私の「弱み」と「強み」

2015年9月に、派遣社員としてSACに入社し、クリエイティブディレクターとして業務にあたりました。
それまでデザイン中心だったSACがディレクション領域を拡大し始めるタイミングで、私の入社後、人も案件も業務量もどんどん増えていき、とにかく目まぐるしかったです。自分の時間軸に対し、周囲は何倍ものスピードで進んでいく感覚というか。業務フローも今よりアナログでしたし、結構力技でこなしていた気がします。トレーナー時代に得た体力と精神力をフル活用していました笑

業界未経験だったので、関わる方々には本当にたくさん助けて頂きました。大変でしたが毎日楽しかったし、上がってきたデザインを見る瞬間はいつもワクワクしていました。

2017年、分社化を機にSACとして初めて、派遣社員からの正社員採用が行われ、私も6人のメンバーと共に正社員となりました。当時は、やる気に燃えるよりも不安の方が断然大きかったです。正社員になって何をするのか、何ができるのか、何を求められているのか…

その頃にはチームのリーダーを任されるようになっていたこともあり、「全部できなければいけない」「全部知っていなければいけない」と、自らを追い込んで過ごしていました。加えて自分の性格というのが、妙に細かいことに気づいてしまったり、気になってしまうタイプで。そして気づいてしまうと、「自分がやらなければ」と抱え込んでしまう。

なんで気づいちゃうんだろう…なんで目に入ってくるんだろう…。
しんどい日々は続き、自分自身に嫌気がさしていました。

重荷に感じていた性格ですが、「それは強みでもある」ということに気づかせてくれたのは上司や先輩、同僚です。1人でやろうとするから辛いのであって、気づいた後のアクションは、得意な人やその時できる人に任せるという選択肢もある。「気づく」だけでも、もしかしたら誰かの役に立っているのかもしれない。周囲のおかげでそう思えるようになってからは、少しずつ、自分の得意(強み)・不得意(弱み)を意識するようになりました。良い意味で肩の力が抜け、割り切れるようになったと思います。

たぶん、入社後の一番大きな気づきは、「自分の強みを大事にしよう」「もっと得意な人に任せよう」と考えられるようになったことですね。本当に感謝です。


みんなでつくるSACの文化

SACでは、文化を作ったり、浸透させるといった、会社全体に関わるプロジェクトがいくつも存在します。メンバーは社内の有志。こういった大きなプロジェクトに対して、「チャレンジする」or「しない」の選択肢があるのは、SACの大きな強みだと思っています。

私も、「SACをもっと働きやすい環境にしていきたい」「SACがもっと地域や世の中に浸透し貢献できる会社であってほしい」という想いがあり、自ら手を挙げて参加してきました。働く上で、「会社がもっとこうだったら良いな」と考えることって、誰でも少なからずあると思います。そこに関わっていけるのは、とてもワクワクします!

プロジェクトは通常業務と並行して行うので、キャパオーバーになることもあります。ですが、普段使わない脳を使い、部署の違うメンバーと関わるのも良い刺激になり、息抜きのような感覚も持てています。年次も部署も勤務地も関係なく、やりたいことを自分の意志でやってみる。自分自身に裁量があるのは、とても大切なことだと感じます。

1人ひとりの強みと想いがつくる会社の将来

「いてくれるだけでいい。」

もう10年以上前ですが、これは私が趣味の活動の中でかけてもらった言葉です。初めて1つのチームを運営する立場になった時に、私の不安を察した代表からの一言でした。実際は、本当にただいるだけじゃダメだと思いますが笑

でもこの言葉に救われて、気持ちが楽になったのを覚えています。肩の力が抜けた今だからこそ、深く理解できるようになったのかもしれません。だからこそ、同じように不安を抱える人には「いてくれるだけでいい」と伝えたいですし、私自身、いるだけで安心してもらえるよう心がけています。困ったらとりあえず相談してもらって、みんなが自分の仕事に集中できるようにサポートしていきたいですね。それによって、個々が持っている強みが100%発揮できて、それが会社としての強みに繋がると思っています。それで個人にも会社にもスポットライトが当たったらいいですよね。

そんな風に、1人1人が持っている強みと想いで、SACを札幌・北海道の中で存在意義のある会社にしていきたいです。

たとえば災害時に地域の支えになることだったり、北海道で働きたい人のお手伝いをすることだったり、「広告制作」という枠のもっと外にある部分にも踏み込んで行きたいですね。まだまだ何にでもなれそうというか、色んな可能性があると思っています。

そのために何ができるかは、正直まだわかりません。

将来の夢も相変わらず答えられないですが、自分の「強み」で今できる目の前のことに、しっかり取り組んでいきたいと思います。

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