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【We are SAC】本当に良いものを作りたいからこその“CREATOR FIRST”

We are SAC
9人目はプロダクト部、ディレクターの三浦一馬です。
いろんな役割を経験したからこそ辿り着いた「CREATOR FIRST」
そんな彼も「SACらしい人」のひとりです!

入社から今まで

僕は2016年に総合大学の理系学部IT専攻を卒業後、総合職での新卒採用としてセプテーニに入社しました。総合大学出身とはいえもともと作ることが好きでクリエイティブ部署への配属を強く希望していました。

当時の人事採用担当の方にはシステム開発系のグループ会社や広告事業のコンサルタント業務などを勧めていただいたのですが、僕は「クリエイティブ部でなければ内定を辞退します!」と伝えました笑
今考えればとてもわがままでしたが、その甲斐あってか希望していたクリエイティブ部に配属していただくことができました。

配属後の最初の1年間はクリエイティブディレクターとして主に金融や自動車売買のデジタル広告の制作に携わりました。

翌年の2017年にSepteni Ad Creative(SAC)がセプテーニから分社化したことをきっかけに僕自身も出向、その後は動画制作の専門チームや撮影特化のチームなどを転々として、現在は制作営業兼ディレクターという役割の元にクライアント様の一部署に常駐勤務しています。

何者でもない自分

社会人になって間もなくのことで、今でもよく記憶に残っていることがあります。
当時の僕は何事にも不器用な1年目で、制作業務にしてもメール対応にしてもきちんと出来たことは少なかったと思います。そんな僕を気にかけてか夕食に誘ってくださった一人の先輩からこんな質問を受けました。

「かずまは何がやりたい?」

僕は思いつくままに答えました。

「なんでもやりたいです!」

当時の部署では、ディレクターはデザイン制作まではしないことになっていたのですが、僕は度々自分で考えた広告を自分でデザインまで行っていました。とにかく作ることが楽しくて、ディレクションからデザインまで全部やってみたいという気持ちが強かったのです。そうとはいえ学生時代から広告制作やデザインを勉強していたわけではないので、今振り返ると仕上がりはひどいものでしたし、時間もかなりかかっていました。こういった点においても自分は本当に不器用だったと思います。

渋い表情を浮かべた先輩は諭すように話しました。

「なんでも出来るわけではない。ディレクターならディレクターの仕事があるわけだし、もっと言えばうちの部署にはゲーム案件のディレクションなら○○さん、動画制作なら△△さんといったように分野ごとのスペシャリストがいる。君も自分がスペシャリストになれる分野を見つけた方がいい。」

その先輩の仰ることはもっともです。
ひとつだって満足に出来ないにも関わらずなんでも出来ると勘違いしていれば、いずれつぶしが利かなくなるでしょう。しかし当時の僕はその話を聞いてとても複雑な気持ちになりました。

社会にはすでにいくつかの役割があり、その枠の中で僕も何者かにならなければならないのかと感じたからです。

クリエイティブ業界という世界の中で総合大学のIT専攻卒業の自分は何も持っていない、何者でもない、何者かにならなければならない。誰かが期待する何者かに。そういった不安が全身を駆け巡りました。

それと同時に反発する気持ちもありました。期待される何者かになりたくない。何者かにならなければならないなんて嫌だ。

その時は単なる反抗心でしかありませんでしたが、今思い返すと「何者でもない」というのは案外ありかなと思っています。何者でもないからこそ何をするチャンスだってあるし、思いがけず誰もの予想を超えるパフォーマンスを出せる可能性だって秘めていると考えるようになりました。

“CREATOR FIRST” な考え方

僕はこれまでにディレクター、撮影ディレクター、プロデューサー、制作営業と役割を転々としてきましたが、前述した気持ちもあり与えられた役割の中で期待される業務だけを全うすることはほとんどありませんでした。

そしてそういった複数の役割を経験する中で自分の仕事に対するモチベーションのあり方が次第に変わっていくことを感じました。自身で作るのが楽しいのは変わらず、自分以外のクリエイターたちへの尊敬の念が強くなり、彼らのためになることをしたいと思うようになったのです。複数の経験をするからこそ、それぞれの業務で自分が出来ないことを発見し、それを出来るようにするために必要なスキルや努力を調べ、それをすでに体得している人たちの偉大さに気付いたのです。

この気付きと気持ちの変化は僕の中ではとても大きなことでした。

自分のモチベーションタイプが「楽しいことならなんでもやりたい!」から「クリエイターが楽しむ、そのためになることならなんでもやりたい!」になったのです。この動機が明確に定まってからは自分のやっていることに自信を持てるようになりましたし、周りからの応援も一層得られるようになりました。

それと同時期に在籍していたチームのモットーが「CREATOR FIRST」になったのですが、これが自分のモチベーションタイプとピッタリと合致していて感動したのをよく覚えています。当時の上司である鵜飼曰く、視聴者が広告として見るビジュアルを実際に手を動かして作っているのはクリエイターなので、本当にいいものを作るには彼らがクリエイターとして尊重されなければならない。

この言葉が今でも自分のモットーになっていて、今日も「CREATOR FIRST」な環境を作れるクリエイターを目指して自分に出来ることを考え、行動することにモチベーションを感じています。

制作営業兼ディレクターという役割

2020年に制作営業兼ディレクターとしてクライアント様のオフィスに常駐勤務してから1年が経ちましたが、今以上に自分の役割を適職だと感じたことはありません。やってみて気付いたことは、制作営業としての営業活動とディレクターとしての制作進行というのは自分の中では決して切り離せないものでした。

「CREATOR FIRST」な環境を実現する上で、クリエイターがクリエイターでいるためにはまず何より仕事そのものが必要です。そうとはいえ仕事だけがあっても、クリエイターとして尊重される進行管理がなされなければ納品第一の機械的な作業になってしまいます。その両方をやるんだと思った時に、この仕事の多大な責任を感じるとともに、自分こそがやるべきだという確かな実感がありました。

もう一つ、この役割を通して考えていることがあります。

クリエイター業界ではしばしば、ディレクションの業務を”進行管理”と要約することがありますが、僕はこれに違和感を持っています。仮に「CLIENT FIRST」として考えるならば、クライアント様の希望を叶えたり課題を解決することがミッションになりますので、ディレクション≒進行管理とするのは正しいでしょう。しかし僕が思う「CREATOR FIRST」の前提では顧客と作り手、需要と供給は一体であり、一方だけに偏った気持ちで仕事をしてしまっていては本当にいいものは作れないと考えています。

顧客の求めるものと、作り手が顧客のことを思って作るものの両面を見て最適化された時にこそ「CREATOR FIRST」は実現でき、そのためには制作営業兼ディレクターという役割は最適なのです。

より一層の”意思”を持ったクリエイターチームに

僕はSACのクリエイターたちの顔を見て仕事をすることが好きです。

SACには自分の意思でものづくりをする時に良い顔をするクリエイターがたくさんいて、そんな顔を見るたびに僕は自分の仕事にやりがいを感じます。そして彼らがより一層安心して、自分たちの意思を発揮できるような環境を作っていきたいと思うのです。

ほんの数ヶ月前に、もともと別のチームでデザイナーだったメンバー2名が自分のチームに移動してきたのですが、これがまた良い変化に繋がっています。彼らからすれば制作営業、ディレクターどちらの役割も初めての経験のため大変な業務負荷を感じているはずなのですが、それにも関わらず非常に良い顔で仕事をしています。

僕には彼らが仕事の幅が広がることに合わせて興味の幅が広がり、その中に今までになかった意思を獲得しようとしているように見えるのです。

このプロセスは僕にとっても大きな学びになっていまして、これをきっかけにこれからのチーム、ひいてはSAC全体に何か新しい良い影響を与えられないかと思っています。

こんな人とものづくりがしたい

クリエイティブ制作にハードルを感じている人は是非ともSACでものづくりを経験してほしいです。

クリエイティブ業界のトップラインでは、長年にわたり磨かれた専門性や類まれなる才能を発揮する人たちが数多く存在します。しかし僕自身はそれらがなければ必ずしも活躍できないとは思っていませんし、誰もがそれらを目指さなければならないとも考えていません。ただものづくりを楽しむ気持ちと自分の意思を持ってさえいれば誰でも成果は出せるのです。

これは個人的な見解ですが、考え方に経験の差はあっても感じ方はみんな平等だと思っています。多種多様な感じ方を話し合い、尊重し合い、一緒により良いものを作っていきましょう。

また、クリエイティブ業界で仕事をしたい気持ちが強くても、具体的にどんな役割が自分に適しているのかがわからない人も大歓迎です。

SACではすべての業務を経験するチャンスがあるので、様々な経験を通して、自分が夢中になれる役割を探すのもいいですし、役割にこだわらず一人のクリエイターとしていることも自由です。

これは余談ですが、この記事を書いている最中にSACの名刺から役割の欄が消えていることに気が付きました。もちろん僕だけでなくみんなの名刺からも同様に消えています。

僕はSACのこういうところがとても好きです。


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