皆さん、こんにちは!テレシー採用広報の石井チャンです。週末は思ったより天気も崩れず、綺麗な桜が都内各地で観られたのではないでしょうか?私もランニングがてら代々木公園の桜を愛でてきました。先日、あるドラマの台詞の中でもありましたが、全てのソメイヨシノは、ある一つの木から生まれたクローンだから同じ時期に同じように綺麗に咲くそうですね!じゃあ、海外にあるソメイヨシノはどうなんだろう?と思って調べたところ、アメリカ、スウェーデン、カナダ、韓国、台湾などにある桜も3月末〜5月中旬にやはり咲くそうです。世界中で同じ時に同じ桜を眺められる、それも実は全て同じ木から生まれた桜である…なんて、なんてロマンチックなんでしょう!今日は、実は男らしい部分とロマンチストな部分も兼ね備えた男性にインタビューしてきましたよ^^
では、早速!今回の【テレシー社員紹介 : 第16弾】はエンジニアチームからこの方!
野村さんは、とにかく上のバナーの写真がまさにそうなのですが、プロフィール写真のポーズが最高じゃないですか?!初めて社員の写真データを見た時に一際目に留まったのを鮮明に覚えています。それから迎えたクルーラリー。以前の職歴や趣味でチャレンジされていることもそうですが、出てくるエピソードが人とちょっと違って、それはそれは面白いんです。そのワケが今回のインタビューでより分かった気がします。何かを選択する時に、野村さんは常に「面白さ」を念頭に置いていらっしゃるようです。そして、それを実際に行動に移す実行力もある、、、野村さん!石井、ついていきます!!!!
それでは。
Q 野村さん、今までの経歴を教えてください!
大学では無機化学、磁性体の研究をしていました。ある種の物質に磁力をかけると温度が変化するんですが、その温度変化が大きい物質を探していました。新たな電力を作り出すための要素の一つでもあり、様々な他の分野への応用も考えて研究していましたね。
大学卒業後は、石油会社に入って、新潟や北海道、愛知県沖、マレーシアなどに行き、石油を掘削する現場の監督をしていました。なぜ石油会社に入ったかというと、大学の研究と同じことばかりやっているのも"面白くないだろう"と就職先は違う道を模索していたところ、石油掘削という仕事があることを知り、実際に話を聞きに行ったらトントン拍子に決まってしまったんですよね。3000〜4000mという深さの井戸を掘るダイナミックなところや、地下から油が出てくるところを目の当たりにできるのは面白かったです。石油は岩石の隙間にあって、イメージとしてはスポンジに水が入っているような感じで、かつ地下は高温高圧なので、パイプを挿すと勝手に噴き出てくるんですよ。ただ、挿し込んだだけでは危ないので、いかに安全に効率良く掘るかという部分を、私が技術者として色々と計算しながら設計をしていました。
マレーシアのボルネオ島で働いていた時は、クアラルンプールのある半島側に住んでいて、そこから飛行機でボルネオ島まで飛んで行き、さらにそこからヘリで海上にある掘削基地に移動して2週間働き、1週間はまた半島側に戻って体を休めるというスケジュール感で働いていました。
大変だったのは、夜中も働くことですね。24時間操業で、作業を詰め詰めで進めていくので、夜中に大事な作業が当たることもあるんですよね。そういう時は、数字を見ながら現場に立ち会ってその場で判断しなきゃいけないこともあるので、夜中も立ち会うとなるとそれは体力的に大変でした。また、マレーシアの場合は本当に日本人が1人もいなくてテキサスからきたアメリカ人やマレーシア人だけだったので、そのメンバーとのコミュニケーションにはなかなか苦労しました。一生懸命に拙い英語で頑張っていましたね。
楽しいのは食べることくらいしかなかったですね。(笑)専属のコックさんが料理を作ってくれて、マレーシアではカレーみたいなものが多かったですが、日本でメタンハイドレードを掘るために『ちきゅう』という船に乗っていた時には、毎日ステーキやカニを食べていました。食事の予算がモリモリだったのか、とにかくいっぱい食べましたね。(笑)
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(石油掘削の現場監督をしている時のもので、真冬の北海道苫小牧で地下4000mから噴き出す天然ガスの産出テストでの記念写真。右端が野村さん!ちょっと若い!笑)
その後、AIというものが流行ってきた頃に、独学で勉強し始めたら"面白くなってきた"のでデータサイエンティストという職を目指して、分析やAI実装を受託する会社に転職しました。主に、某大手携帯キャリアの顧客データ分析をしていて、携帯電話の契約者一人当たりいくらお金を使っているか、どういうサービスを使ってどういう利益に貢献しているかといったことを分析していましたね。経験者じゃないと採ってもらえないので、最初はなかなかシンプルには決まらなかったですが、石油会社で現場監督をしていたこともあって、マネジメントをしつつAI分析をするプレイングマネージャー的なハイブリットなポジションでやってくれないかということで採用されました。ただ、私自身はマネージャー的な業務はあまり好きじゃなくて(笑)新卒で入ってくるメンバーも優秀だったので、あまりあぁしろこうしろと言うよりかは、一緒に相談しながらやっていましたね。ここで3年程働いて、昨年6月にテレシーに転職しました。
テレシーを選んだ理由としては、どこもやっていない事業をやっていたこと、テレビの効果を出すというのは古くて新しい分野で"面白いなと思った"ことが大きいですね。テレビ自体はもうずっとあって、ビデオリサーチという視聴率を測るところがありますが、実際のテレビCM効果というのは誰にも分からないと私は思っていたんです。でも、オンライン情報と結びつけて効果を可視化していくというのは、これからデータサイエンスが活きる分野なんじゃないか、ニッチだけど"面白いんじゃないか"と思い、テレシーに入ることにしました。
Q 今はどこのチームで、主に何をされていますか?
データサイエンス(DS)チームにいて、お客様の放映されたCM効果分析を行ったり、効果分析を自動化するためのプロダクトを作ったりしています。また、より良い効果的な分析をするにはどうすれば良いかというのを、日々、大竹さん、ぼくしくんらとディスカッションしています。
朝会は、DSチームだけで分析に関するディスカッションをして、夕会ではエンジニアチーム全体でプロダクトの実装や分析の状況などを報告し合っています。どの会議も結構真剣に話し合っているので、過去には「ちょっとおかしいんじゃないですか」とキレ気味になったディスカッションもありましたね。(笑) 30分で終わる予定にしているんですが、長引くと1時間を過ぎちゃうこともあります。例えば、ぼくしくんは新卒なんですが、どんどん意見を言ってくれますし、それもよく考えられた意見を言ってくれるので、すごく良いチームだなと思っています。
Q テレシー・エンジニアチームのここが好き!
皆、モチベーション高くて、会社としてどんどん良くしていこうという想いが感じられる部分が良いなと思っています。皆自分で考えて「こうしたら良くなるんじゃないか」というのをそれぞれ持っていますよね。
あとは、個人個人で足りないところを補い合える部分ですね。プロダクト開発でわからないことがあれば、他のエンジニアに聞けばすぐに「こうしたらいい」と意見がもらえますし、一方で、営業担当から分析について聞かれる時も、上辺だけの理解ではなく、しっかり理解してより良いものをお客さんにフィードバックしようという意識が感じられるところがすごく良いなぁと思っています。
Q こんな人にテレシーに入ってもらいたい!
自分で考えられて、伝えられる人かなぁと思いますね。
決まった手法ももちろんあるんですが、CM効果の分析手法やプロダクト自体も今後まだまだ改善点が出てくると思うので、それぞれの視点で自分なりに「こう考えたんだけど、どうですかね」と考えて人にすぐ共有できる人が入ってきてくれると、もっともっとテレシーとして良くなるのかなと思います!
Q 今後やってみたいことは?
今後、テレシーで挑戦してみたいことは、テレビだけではなく、タクシー広告やその他サイネージの効果分析です。
OOHは広告接触の履歴が残らないものなのですが、そういうものもひょっとしたら分析できるんじゃないかと思っているんです。まだ検討はついていないですが、なんらかの方法でタクシー広告やサイネージを出したことによって企業の注目度が上がったというような分析ができるんじゃないかと思っているので、今後挑戦してみたいと思っています。
プライベートでいうと、実は昨年10月から週1回体操を習いに行っていまして、もっと難しい技をやってみたいですね。
床での1回宙返りはできるんですが、2回できるようになりたいんですよね。体操の先生は「野村さん、もし本気で(2回転を)やるならマットで宙返りすると膝を壊す可能性があるので、トランポリンやエアマットの上でやってください」と言われているので、その上で2回回ってみたいなと。40歳手前でこれだけ回れるのは本当に珍しいと先生にも言われました。体操のシニア大会というのがあるらしいので、出場できたら"面白い"ですよね。過去の成績表を見ると、70代の部に1人出場されている方もいましたが、私は40代の部に出られたら良いなと。
ちなみに、得意技はバク宙です!体操をやっている人であれば、バク宙は基本技なので皆できるとは思いますが、一番得意ですね。今後、合宿でお披露目する予定なのでぜひ見てほしいですね。乞うご期待!!
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Q 休日は何をしているんですか?
冬時期は、スノーボードをしに北海道や長野へ行っていました。
約1ヶ月前に、家族で北海道のルスツに泊まりに行った時から娘がスキーが楽しいと言い始めて、「次いつ行くの?」と言うので、「じゃあ、お父さんと2人で行こうか」と、休日を使って上の4歳の娘と2人で再び北海道のルスツへ行ってきました。でも、気まぐれなところもあり、今回はスキーはあまり楽しくなかったみたいで(笑)ただ、スノーボードをやらせてみたら楽しかったようです。
私自身はスノーボードを10年くらいやっていて、冬は毎年最低1回は行くようにしています。去年はコロナで行けなかったですが、毎年1回はニセコやルスツなど北海道へ行ったり、週末を使って新潟に行ったりしますね。
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(北海道のニセコにて)
Q 一番何にお金を使いますか?人生で一番大きい買い物はなんですか?
スノーボードですかね。今年、ウェアとビンディングを買い直したんですよね。前に買ったのが5〜6年前だったので、そろそろ新しいのがほしいなと思って今シーズン買い直しました。趣味に投資することが多いですね!
人生で一番のお買い物は、マンションですね〜!お父さんはローンを背負っているんで、本当は雪山で自由人みたいなことをやりたい気持ちもあるんですが、なかなかできないですよね。(笑)将来的には、もしフルリモートで働けるようになったら、長野や北海道への移住には憧れがあります。仕事面はリモートでどうにかなりますが、子供の教育環境の面をどうするかというのが明確になれば移住できちゃうんじゃないかなとは思ってはいるものの、、、、なかなか踏み出せないですね。(笑)
ロードバイクも好きで、都内ではなかなか乗れていませんが、もっと日常的に海沿いや山道を走ってみたいですね。北海道へ行けば、冬は滑って夏はロードバイクに乗ってというのができそうなので、やはり移住するなら北海道がいいなぁと思っています!
Q 私、 実は…〇〇なんです。
実は、意外とロマンチストなんです!(笑)
星を見るのが昔から結構好きで、大学時代には天文サークルに所属していました。何億という星が宇宙にある中で、どこかに宇宙人がいるんじゃないか、地球以外にも人がいるんじゃないかなと思っていて。一方で、宇宙の広さ、光でも何万年とかかる距離があるので、もし宇宙人が他にいるとしても接触することはできないのかなと思うと、「いるとお互い信じているのに会えない」というのがある意味ロマンと言いますか。そんなことを考えながら、昔からよく星を眺めていましたね。
好きな天体は、アンドロメダ銀河ですかね。今我々がいる銀河の隣の銀河系らしいんですが、近いから行けるんじゃないかなみたいなところがあって。(笑)銀河系ってポピュラーなものは円盤型をしているんですが、まずその見た目が綺麗ですよね。我々がいる銀河に対して、向こうからも見ていて同じこと考えているんじゃないかなぁと思うとなんだか良いですよね。
Q メンバーバトン!馬島さんからの質問!
①なぜテレシーでエンジニアになろうと思ったのか?
②JAXAの宇宙飛行士の募集に応募した?!
①AIが流行り始めた頃に、プログラミングが結構好きだなって思ったんですよね。プログラミングって意外と手軽に始められるんですよ。手元のパソコンでちょいちょいっと書いてみたら魔法みたいなことができるんです。学生時代にもプログラミングを研究の一環でやっていたのでそれも少し思い出しつつ、簡単なAIを実装していくうちに『あっこれは"面白いな"』と思ってエンジニアになりましたね。
最初に作ったのは、石油会社に勤めていた時に趣味で作ったすごくポピュラーなものではありますが、手書きの数字を認識するものですね。手書きの字には結構個人差がありますが、その数字を画像で認識するプログラムを作りました。今でこそ、フリーのライブラリーで簡単に作れますが、当時はそんなに洗練されたものはなかったので、自分で理論・数式を読んで、その数式をプログラミングに落とし込んで、数字を認識させるというものをやってみたらすごく楽しくて。元々数学も好きだったので、数学とプログラミングを結びつけたらこんなすごいことができるんだなと思って感動しましたね!石油会社にいた時は、休日は1人で暇なので、1人でできる遊びという感じでプログラミングを始めたのがきっかけでした。
②初めて募集告知を見た時は、宇宙飛行士募集しているんだな〜くらいの感じだったんですが、時間が経つにつれ、応募したら"面白いんじゃないか"、月に行けるなら行ってみたいなと具体的にイメージをするようになり、応募締切1時間前というギリギリに提出しました。(笑)小学生の頃から図鑑に宇宙のことが書いてあれば、繰り返し読んでいたほど宇宙には興味があったので、13年ぶりの募集ということもあり、行けるものなら行ってみたいなと思うようになったのがきっかけですね。
応募の際に求められたのは、いわゆる就活みたいな志望動機や宇宙飛行士になるための資質は何かといった内容を書くものでしたが、中でも職歴を書く欄で面白かったのが「特殊な経験を積んでいたら書いてください」というもので、ちょうど過去に資源開発に携わっていたので、その時のことを書きました。書類がもし通れば、GW頃に英語での面接があるそうです。英語の面接に関しては、海外で働いていたこともあるのでそれなりに対応できるんじゃないかなとは思っていますが、今はまだ書類を出しただけなのであまり現実感はないですね。(笑)でも、もし宇宙飛行士になれたとしたら、丸い地球を見てみたいです。真っ暗な宇宙空間の中にポツンと青い丸い球が浮いているらしいんですけど、それを実際に見てみたいです。あとは、月の上に立って、重力が1/6になるのを体感してみたいですね!
ただ、応募する少し前からソラスタ15階の本棚にある「宇宙兄弟」の漫画を読んでみたんですが、正直あの宇宙飛行士になるための訓練を受けるには体力が足りないんじゃないかなと今は思っています、、精神面も肉体面でも結構ハードな訓練みたいなので、漫画読んでビビっている自分がいますね。(笑)
Q 次のバトンを渡すのは…?
森川くんでお願いします!
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森川さんは、なかなかクールな人だなぁという印象があります。
テレシーのBrand Purposeを決める合宿に一緒に参加してディスカッションをしていたんですが、その時に一歩引いた目線で意見していたなぁという印象がありまして、イケイケどんどんとは真逆な人なのかなと。テレシーは皆ベンチャー的な雰囲気がある人が多い中、一歩引いて冷静に物事を見られている人だなぁという印象があります。元々CCIの方だと思うので、CCIとVOYAGEではどういう違いがあるか、また、奥さんと普段どんなところに行くのか聞いてみたいですね。クールな印象なんで、どういうチョイスをするのか少し気になります。(笑)
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。次回もお楽しみに!!
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