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木村拓哉が、インターンからSMAPになった話。

※はじめに

フェイクニュースではないので通報しないで下さい。2011年の設立以来の初の新卒職員、SMAPのストーリーをご紹介します。

Q.東の食の会に関わるきっかけは何だったのですか?

実家が岩手で地ビール工場を営んでいる私は、「食」が既に関心領域として確立されていて、高校時代はその中でぼんやりと、「起業」とか、「2代目になる」とか将来の選択肢を考えていました。

今の職場との出会いは、大学進学を機に上京した年に受けた、ダボス会議の日本のYGLコミュニティの方々が主催するリーダー教育のプログラムがきっかけでした。上京間もない私は、ETIC.代表の宮城さん(東の食の会理事も兼任)から、「学生のうちから動いていた方がいい、頭でっかちになりがちな人も多いから。」という宣託を受け、その言葉のままに、当日の夕食会で代表理事の髙島(オイシックス社長)に「インターンしたい」と突撃し、食のベンチャーで経験を積もうと思ったら、送り込まれていたのが「東の食の会」でした。

実際に参画をしたのは大学2年の頃からで、日本の政財界のリーダーと、東北の食産業や復興のキーパーソンが100人以上東北に集まり、実行するアクションを決める会議「東の食の実行会議」の事務局長業務を中心に、生産者のみなさんと歩んできました。

Q.なぜ、就職活動をせず、正職員になろうと決めたのですか?

卒業後も会に関わることになったのは、3年生の夏でした。元々、卒業後の選択肢として自分の中には浮かんでいたのですが、福島出張の夜に髙島から声を掛けられ、決断しました。

心の中で、これからも東北の生産者と一緒にいたいという気持ちがある中で、日々覚悟をもって自然や食材に向き合っている人々と、より踏み込んだ関係を築いていくには、自らも覚悟を示す必要があると思いました。また、自分の関心領域から敢えて外れる必要もないかと思ったのが正直なところです。それだけ、東の食の会を通じて出会った人々の熱量が物凄く、影響を与えるものでした。

SMAPの肩書は、その後1年ほどかけて、理事会承認も経て正式に決まりました。

Q.インターンを考えている学生に一言!

インターン時代を思うことは、裁量が大きいインターンほど「オイシイ」ポジションはない、その期間にチャレンジしておかない選択肢はないということです。失敗しても社会的に死ぬ恐れはない、成果が挙がれば普通の務め人よりも関心が集まる、社会を進めている現場を見れる触れる、お得でしかありません。

私も、数奇な運命からインターンになり、就活もせず走り回っているうちにSMAPになりました。もちろん、本気で東北の食と向き合っている方々とお仕事を一緒にする上での姿勢は大事ですが、妙に気負うのではなく、ワクワクした気持ちを持って挑んでいただければと思います。

一般社団法人東の食の会では一緒に働く仲間を募集しています
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